ガンダムローズ
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ガンダムローズは、テレビアニメ『機動武闘伝Gガンダム』に登場する架空の兵器。第13回ガンダムファイトのネオフランス代表モビルファイター(略称MF)である。ガンダムファイターはジョルジュ・ド・サンド。(大会登録番号:GF13-009NF)。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
目次 |
[編集] 機体解説
ガンダムローズ | |
大会登録番号 | GF13-009NF |
所属 | ネオフランス |
全高 | 16.2m |
本体重量 | 7.2t |
装甲 | ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材 レアメタル・ハイブリッド多層材 |
主な搭乗者 | ジョルジュ・ド・サンド |
武装 | シュバリエ・サーベル ローゼス・ビット×多数 バルカン砲×2 |
必殺技 | ローゼス・スクリーマー ローゼス・ハリケーン |
ナポレオン時代の騎士を模した優雅な外見を持つ、ジョルジュの特技であるフェンシングを最大限に活かせる機体で、接近戦を得意とする。そのため、「シュバリエ・サーベル」と呼ばれるサーベルを装備する。また、格闘による攻撃が主であるMFの中では珍しく、オールレンジ攻撃が可能な武器「ローゼス・ビット」を持っており、バラの花を模したビットによって敵を翻弄する戦い方も可能である。なお、このビットは左肩に装備されたマント状のシールドの裏側に格納されており、脳波コントロールで制御される。必殺技はこのビットで敵を完全包囲するローゼス・スクリーマー。
後にギアナ高地における修行でジョルジュが明鏡止水の境地を会得し、他のシャッフル同盟の機体同様ジョルジュの精神が明鏡止水の境地に達すると機体が金色に光り輝く。また、新たに強烈なエネルギーの奔流で敵を翻弄するローゼス・ハリケーンを身につけた。
[編集] 主な武装
- 頭部バルカン砲
- 本編では全くといっていいほど使われなかった牽制火器。(唯一の戦果はシャイニングガンダムの脚部スラスタの破壊程度である)
- シュバリエサーベル
- ガンダムローズの主武装。ファイターの騎士道精神を体現したのか、フェンシングの剣のように細いのが特徴。実剣だが一部のシーンではビームサーベルのように光っていたり、書籍イラストでは電流が流れているような描写もある。
- ローゼスビット
[編集] 主な必殺技
- ローゼススクリーマー
- ローゼスビットを四方八方に展開させ、相手を電流に覆われた空間に閉じ込める必殺技。所謂『プラズマ(アッザム)・リーダー』のようなもの。しかし一つのビットが破壊されるとそれらが誘爆して簡単に消滅してしまうという弱点もある。
- ローゼスハリケーン
- ジョルジュの得た新必殺技。ローゼスビットを竜巻のように相手の周りで回転させ、『エネルギーの渦』を生み出す。これに一度飲み込まれると身動きが取れなくなり、抜け出すことは困難である。しかし、ゴッドガンダムのゴッドスラッシュタイフーンで容易く破られる。
- ローゼスマグナムハリケーン
- グランドガンダムに止めを刺した際のガンダムマックスターとの連携を再現した、スーパーロボット大戦Jオリジナルの必殺技。合体攻撃ではあるが、ほとんどジョルジュが一人で攻撃を行っている。
[編集] 劇中の活躍
第4話から登場。ローゼスビットによってドモンをしばし圧倒していたが、シャイニングフィンガーに破られ、そのビットの爆発で倒れかけていたエッフェル塔がマリアルイゼに向かって倒壊してきたのに気づき、彼女を守るために身を呈して塔を支えた。結果勝負は引き分けとなる。
一時は新宿でDG細胞に感染したジョルジュ共々デビルガンダム配下となってしまうが、旧シャッフル同盟によって救い出される。その後は連戦連敗(無論正確には敗北はしていないがジョルジュ本来の優雅さとはかけ離れた勝利ばかりであった)。
ギアナ高地での修行の後、新必殺技「ローゼス・ハリケーン」を武器にゴッドガンダムに挑むが、ゴッドスラッシュ・タイフーンにより破られ敗北した。ランタオ島でのバトルロイヤルでは、グランドガンダムにチボデーのガンダムマックスターと共に挑み、これを共同で撃破している。デビルガンダム災害の沈静化にも大きな貢献を果たした機体でもある。
ちなみに、決勝リーグ中、ジェスターガンダムのものまね戦法によってローゼス・ビットならぬ「バルーン・ビット」を使われ、敗北を喫したことがある。
[編集] 関連項目
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ガンダムシリーズの映像作品 | ||||||
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ガンダムシリーズの劇中項目 | ||||||
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