ガブリエル・エインセ

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ガブリエル・エインセ
名前
本名	ガブリエル・イバン・エインセ
愛称	ガビー
カタカナ	ガブリエル・エインセ
ラテン文字	Gabriel HEINZE
基本情報
国籍	アルゼンチン
生年月日	1978年 4月19日
出身地	クレスポ
身長	178cm
体重	72kg
選手情報
在籍チーム	レアル・マドリード
ポジション	DF
背番号	16
利き足	左
代表歴
出場	40
得点	4 2007年 8月1日現在
■Template（■ノート ■解説）■サッカー選手pj

ガブリエル・イバン・エインセ（Gabriel Iván Heinze、1978年 4月19日 - ）は、アルゼンチン、エントレ・リオス州クレスポ出身のサッカー選手。ポジションはディフェンダー。レアル・マドリード所属。ヴォルガ・ドイツ人の血を引く。

[編集] プレースタイル

当たり負けしない屈強な体と3バックでも4バックでも完璧に適応するユーティリティー性が魅力。基本的にはセンターバックか左サイドバックでプレーするが、右サイドでもプレーできる。サイドバックとしてプレーする際は積極的に攻撃参加もするが、一番の魅力はディフェンス力。テクニカルな選手の揺さぶりには滅法強く、南米、スペイン出身のストライカーへの対応には絶対の自信を持つ。足元の技術も高く、ほとんど機会はないがフリーキックも蹴ることができる。プレーが激しいため、ファールが多い選手でもある。

[編集] 経歴

[編集] クラブ

14歳でニューウェルズ・オールドボーイズの下部組織へ入団、1997年にプロデビューを果たした。この年に8試合出場したのみでスペインのクラブ、レアル・バリャドリードに注目され、クラブの財政難という事情も手伝ってバリャドリードに移籍するが、移籍初年度は全く出場機会は無かった。その後ポルトガルのスポルティング・リスボンへレンタル移籍するがここでも状況を変えられずスペインへ復帰する。すると18試合に起用され、実力を発揮すると瞬く間にレギュラーを奪取し翌年は36試合に出場した。この当時レアル・バリャドリードでは元日本代表城彰二とも一緒にプレーしていた。2001年にはフランスのパリ・サンジェルマンへ移籍。移籍初年度から、同郷のマウリシオ・ポチェッティーノと鉄壁のCBコンビを形成し、シーズン計24失点という偉業の立役者となった。

フランスで大活躍したエインセへの注目度は急上昇し、2004-05シーズンにはマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が決定。名実ともに世界的な選手へと成長し、このシーズンはリーグ戦26試合に出場し地位を確立した。翌2005-06シーズンは、チャンピオンズリーグでの対ビジャレアル戦の大怪我（膝の靭帯の損傷）により僅か4試合の出場と不本意なまま終わってしまった。復活を期した2006-07シーズンは22試合に出場しそこそこのパフォーマンスを見せたものの、シーズン終了後、より多い出場機会を求めてクラブ退団の意向を示すようになり、リヴァプールへの移籍が秒読みとされていたが、所属先のマンU側が拒否し、調停裁決により破談に終わっていた。紆余曲折を経て、2007年 8月22日に4年契約1200万ユーロでレアル・マドリードと合意。スペインへの復帰となった。

[編集] 代表

オリンピック
男子サッカー
金	2004	サッカー

2003年のリビア戦において代表デビューを果たした。さらには同年の日本戦でもピッチに立ち代表での立ち位置を固めた。その後代表では2006 FIFAワールドカップ予選、コパ・アメリカ 2004へと出場した。アテネオリンピックではオーバーエイジ枠で出場。ロベルト・アジャラ、ファブリシオ・コロッチーニと半ば「反則トリオ」ともいわれた3バックで無失点金メダル獲得に大きく貢献した。この年からはマンチェスター・ユナイテッドでプレーしている。2005年の大怪我により翌年のワールドカップ出場が危ぶまれたが元気にピッチに立った。その翌年のコパ・アメリカ 2007へも出場し、メキシコ戦では得点を決めている。