アイスリボン
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アイスリボンは日本のプロレス団体である。
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[編集] 概要
2006年にさくらえみがmixi発のプロレスプロジェクトとして立ち上げた。
通常のプロレスのリングを使用せず、低反発マットの上で試合を行う。手軽に行える半面、ロープやコーナーポストの存在を前提とする攻撃方法が使用できないため、特に上位の選手には柔軟かつ大胆な発想(いわゆる「プロレス頭」)が求められる。 当初はウレタンマットを用いていたが、現在では薄いユニエバーの青いマットを使用している。また、コーナーポストの代用品として、赤と青のテープがそれぞれ貼られた踏み台が使われる。
2006年3月20日に始動。このときは公共の施設で行うため、格闘演舞研究会「ホットリボン」という名前のファンクラブイベント形式で行い、興行としての形態はとっていない。
2006年6月20日、千本桜ホールにて正式に旗揚げ(昼:プレ旗揚げ、夜:旗揚げ戦)。現在は常設会場「市ヶ谷アイスボックス」(東京都新宿区・収容人員60人、東京闇愚羅と兼用)にて、毎週金曜日を中心に興行を行っている。
通常のプロレスのリングを使用したときはアイスリボンではなく「Future Star」と名称を変え、2007年10月からは月一回、新木場1stRINGもしくは北沢タウンホールで毎月開催している。
2007年4月から翌年3月まで、毎月第2金曜日に開催されている横浜プロレスに提供試合として参戦していた。この縁で、8月5日の大日本プロレス六角橋商店街大会でも試合提供を行った他、テレビ埼玉版「大日大戦」で、アイスリボンのコーナーが設けられている。
また、旗揚げ当初から、NEO女子プロレス・エスオベーション主催「息吹」興行等、他団体との相互参戦を行い、越境タッグの結成や抗争が盛んである。但し、さくらえみ代表の我闘姑娘時代の所属選手とは、関係を絶っていたが、2008年になり、伊藤道場から市井舞が参戦した事で、一応の関係改善となった模様である。
[編集] アイスリボン特殊ルール
- 関節技を掛けられているときに、マットの端に手か足が触れればエスケープとなる。但し、両肩が付いてフォールカウントがなされた場合は、エスケープとはならず、キックアウトするなり、肩を上げるなりしてカウントを止めなくてはならない。
- タッグ戦の際、「ダブル」と宣言した場合、ダブルでの攻撃が許可される。
- 客席の椅子や、コーナー用の踏み台をマットの中に持ってきて、そこからの攻防も認められる。その際、観客やレフェリー(主にさくらえみ)の援助を求める事も可能。但し、椅子で殴る行為は反則となる。
- 壁や窓を使った攻撃も反則ではない。(壁に関しては、当初は反則だったが、壁にぶつかるのは仕方ないという事で、2007年8月から、反則ではなくなった。)
- 窓の外へ出た場合は、場外カウントが始まり、カウント20で試合終了となる。(場外戦のとき、客席からは「ジャスコまで飛んで行け」という意味で「ジャスコ!ジャスコ!」とコールされている。但し、市ヶ谷近辺にジャスコを含めたイオングループ店舗がある訳ではない。)
[編集] タイトルホルダー
現在アイスリボンが認定しているタイトル(2008年5月現在)
- インターナショナル・リボンタッグ王座・・・真琴&三田英津子(2代目)
[編集] 所属選手
【退団選手】
- ミスター雁之助 入団わずか2日目で周囲の反対により退団。以後、最高顧問として在籍。不定期参戦。
- ホノ 2007年9月8日を最後にプロレスを卒業。
- きのこ 2007年9月8日を最後にプロレスを卒業。
- 月丘ひかる 2008年1月27日付けで体調不良のため。
- 夏実りか 2008年2月7日付けで舞台の仕事に専念する為。
- 石井美紀 2008年2月24日を最後にプロレスを卒業。
- 桃瀬麻美 芸能活動に専念するため。