らいか・デイズ
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『らいか・デイズ』は、むんこの4コマ漫画作品。芳文社の4コマ誌(4コマ漫画専門雑誌)『まんがタイム』2003年8月号の新人4コマまんが展に入選し、その後同社の『まんがホーム』『まんがタイムオリジナル』両誌にて連載されている。
2005年4月号からはまんがホームの表紙を担当している。2008年1月号からまんがタイムオリジナルは一時休載の後、4月号より再開。
目次 |
[編集] 作品概要
天才スーパー小学生であり純情少女の春菜来華のときに面白く、ときに甘酸っぱい小学校生活を描いたコメディー作品。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
[編集] 主な登場人物
登場人物が名前で呼ばれることが少なく、来華の両親のように頻繁に登場している人物でも、名前がついてないかあるいは極めて後の巻になってやっと名前が判明することがある。特に単行本1,2巻においてはほとんどの人物に名前がついておらず、作者が登場人物に責められている。
キャラクターの多くは、名前をカメラに関係する言葉(メーカー名など)から取られている。但し、作中設定としてそれらにちなむ名前ということになっているのは、来華のみである。
[編集] 花丸小学校の児童
- 春菜 来華(はるな らいか)
- 本作の主人公。6月生まれふたご座。花丸小学校6年2組。児童会長と学級委員長を兼任している。頭脳明晰で天才。体格は139cm35kgと小柄で、体型も6年生にしては凹凸に乏しいのが悩み。髪型は「ひとつゆわき」(作者による表現。長い髪を低い位置で1つに束ねた状態のこと)。サンマが大好物。
- テストでは毎回満点、担任教師の代わりにテストを作ったこともある。休み時間には多くの児童及び教師が彼女に助けを求めるほど人望も厚い。担任教師の代わりに授業を行ったり大学受験生に勉強を教えることもある。学校の児童の名前全員と町の図書館の本を全て把握している。
- 正義感が強く、注意する相手が大人であってもひるまない。
- 成績は優秀だが、月謝が高い、必要ない、塾での竹田の順位が下がるなどの理由で、塾には通っていない。家での勉強時間も1日1時間程度である。
- 校務で学校中走り回っているせいか、体育の中でも持久走が得意。校内のマラソン大会の優勝賞品『春菜を1日独り占めにする権利』を激闘の末手にしたのは他ならぬ来華自身であった。腕っぷしも相当強く、最初の頃はチンピラを幾度となく叩きのめしていた。
- 図工や家庭科は苦手で、マフラーが鍋敷きに見られたことも。特に料理の下手さは際立っており、お粥を作って試食したら、腹痛を起こしてしまった。家庭科は竹田にかなわずムキになったこともあるが、本人としては楽しんでいるようだ。意外にも写生はコンクール出展を薦められるほどうまいが、人物画はそうでもない。
- チャレンジ精神は旺盛で、ローラースケートやアイススケートなど、経験のないことでもできるかどうか(思いっきり)試してみてからやり方を教わったりする。苦手な図工や家庭科でも、その精神は失わない(が、報われることはほとんどない)。
- 色恋沙汰や怖い話には弱く、話を避けることもある。人望ゆえに恋愛相談を持ちかけられる事もあるが、その時は逃げ出したり、友達に代役を任したりと対応に苦慮する。本人曰く、恋愛話が苦手なのは自分に経験が無いから。
- 時代劇や小学校低学年向きのアニメ(『ミラクルちゃん』など)を好む傾向がある。なかでもナバウサギというキャラクターがお気に入りで、グッズや雑誌の切抜きなどを多数持っている。お気に入りの歌は「水戸黄門」のアニメ版(「まんが水戸黄門」)の主題歌。
- 一方的にライバル視してくる竹田に「そういうのはあまり…」と諭した事も何度かあるが、言い方が悪いため逆に火に油を注いでしまう。そんな竹田を来華自身もまた気にしている(ただし勉強以外の面においてであるが)。
- 季節の移ろいを感じるのが好きらしく、落ち葉を本の栞にしたり、綿アメについた桜の花びらを愛でたりと風流で粋な一面も時たま見せる。
- 趣味(?)はぬかみそ混ぜ(自宅にはぬか床がないらしく、田舎の祖父母宅に行くと必ずやる)と、ススキ原で泳ぐこと。将来の夢は、「長老」。
- 竹田 将一(たけだ しょういち)
- 来華のクラスメイト。眼鏡をかけた秀才タイプで、来華ほどではないが頭は良い。しかし毎回なぜか1問だけ間違え、いつも満点を取る来華(と時折蒔奈)の次点となり、来華だけをライバル視する。塾にも通っているが私立中学を受ける意志は無く、目的はテストで来華に勝つことのみ。
- 作中で100点を2回取っているが、1回目は来華が問題文の誤字修正により120点を獲得し、2回目は来華自身が作成したテストであったため、勝利したことは1度も無い。ただ家庭科だけは勝っているものの、彼自身は勝った気がしていないようだ。
- 来華に勝てなくても成績がトップクラスである事は間違いなく、在籍する「名門塾」では塾生や講師に一目置かれた存在。テストで80点以下をとることは、竹田にとっては生きる気力を無くすほどの由々しき事態である。ただし「今度こそ春菜に勝つ春菜に勝つ。春菜に…」と、来華に勝つ気持ちが裏目に出てテストの名前記入欄に「竹田春菜」と書いてしまい0点を取り、ある意味人生最大の失態を犯す。
- 来華とは一緒に遊園地や映画を見に行くなど、彼女に淡い恋心を抱いているようだが、普段ライバル視しているせいかなかなか素直になれずによくつっかかる。2人の付き合いについては、その気はない(つもりの)本人たちを飛び越え、双方の両親を含む周囲からは公認となっている。
- 両親は共働きで父親は単身赴任中。そのため、父親の前ではいつもとは打って変わり甘えん坊になる。周囲に対しては「春菜はライバル」と公言している竹田だが、父親にだけは若干ながら本音を打ち明けているようだ。
- 竹田家の家事一般を受け持つが、手際は見事。中でも料理は趣味らしく、春菜家を唸らせる出来のおせち料理を一人で作ってしまう程の腕前。料理に関して言えば、来華の母をライバル視している節がある。
- 来華と同じくアニメ『ミラクルちゃん』が好きで、何も見ずともミラクルちゃんを模写が出来る。
- 犬と雷が極端に苦手。カールに街中で出会うと電柱に登ってやり過ごすほど。雷が鳴り出すとたとえ外出中であろうと、その場から動けなくなってしまう(但し、雷においては家事がかかると別になる)。
- モデルは作者の友人。[1]
- 名前の由来は、カメラ研究家の竹田正一郎。
- 浦部 蒔奈(うらべ まきな)
- 来華のクラスメイト。転校生。あだ名はマッキー(まなみ命名)。来華と同じく頭脳明晰である。お金持ちであり、大人びた性格と雰囲気、(来華とは逆に)大人顔負けのスタイルで、学校の男子児童の間ではマドンナ的存在。
- 転校当初は学校一の座を得るために来華を蹴落とそうと画策したものの、来華の並外れた頭脳を目の当たりにして断念、潔く負けを認める。以来、親友であり、優等生来華の苦楽を知る良き理解者であり、姉のような存在に。来華と竹田の恋の行方を静かに見守り、ときにはアドバイスする。煮え切らない二人の本心をからかいがてらに引き出したこともあり、その巧みな話術に二人とも見事に引っ掛かってしまった。
- 両親は仕事などで海外にいることが多く、家にはお手伝いさんが通っている。両親は滅多に帰ってこないが、帰ってきたときには子供らしく甘えているようだ。
- 花丸小学校への転校は病気である祖母が入院している病院が近くにあるためである。本人もおばあちゃん子であり、祖母の前ではいつものクールさが無くなり喜怒哀楽が激しくなる。
- 前の学校では児童会長であったが、その小学生離れした頭脳と容姿で周りから浮いた存在になり、そのせいで精神的に不安定だった。そのころ当時教育実習生だった財津先生に出会うことにより心の支えを得て立ち直り、彼に惚れることとなる。彼の前ではただの恋する少女になる…が、その想いが強すぎて来華達が呆れてしまうことも。
- 原 愛美(はら まなみ)
- 来華のクラスメイト。髪型はツインテール。恋話が好きで、よく来華と竹田の仲を煽っているが、悪気は無いもののしばしば逆効果をもたらす。
- 言いたい事をズバッと言い、たまに相手(特に竹田)の反感を買うがどこか憎めない。どんなときでも明るさと笑顔を忘れない、みんなのムードメーカー。カエルが苦手。
- 女子に人気の吉田君に片想いしているが、競争率が高くてちょっと諦め気味。その一方で同じクラスの小西が気になり始めたようだが、まなみ自身はこのことを認めたがらず、ムキになって否定している。
- (外見からはそう見えないが)太りやすい体質であることを気にしている。何度かダイエットを試みたようだが、その成否は芳しくないようだ。
- 青山 陽子(あおやま ようこ)
- 来華のクラスメイト。背が高すぎることを気にしている。ギターが上手。将来の夢はヘビーメタル(より細かく言うとデスメタル)のギタリスト。
- まなみと一緒になって竹田を煽るのが日常。
- 高橋 悠美(たかはし ゆうみ)
- 来華のクラスメイト。手先が器用らしく裁縫や手芸・お菓子作り・ピアノ・絵画などが得意。ややプレッシャーに弱い面がある。
- サボテンに『タマちゃん』と名付けてペットのように可愛がっている。
- おとなしい性格ゆえか、作品中では影が薄い。
- 小西 六広(こにし むつひろ)
- 来華のクラスメイト。竹田とは逆に運動神経が良く勉強が苦手。竹田の親友で、お互いに悪口を言い合っているが、仲はとても良い。いつも頭にバンダナをしている。
- 性格は至って単純で深く考える事はしない。話す言葉に裏表は無いものの、周りの空気を読まずに行動する事も多く、周囲を呆れさせたりする事もある。サンタを信じている。
- 恋愛については全くの無頓着であり、辛うじて導き出した理想のデートは「(彼女と)いっしょにサッカーをすること」。
- 名前の由来は、コニカミノルタホールディングスの前身の1つ小西六から。
- 実(みのる)
- 児童会書記。現在、苗字は不明。いつも来華の隣に座って議事を記録する5年生男子。常に来華のことを「会長」と呼び、来華に対しては敬語で話す。役職ゆえか、来華に『頼る』と言うよりも『意見を伺う・指示を仰ぐ』といったビジネスライクな接し方が特徴。来華に対しては尊敬の念を抱いているものの、それがもとで交際している彼女に誤解されたこともある。
- 名前の由来は、コニカミノルタホールディングスの前身の1つミノルタから。
[編集] 花丸小学校の教諭等
- 東野 麻美(ひがしの あさみ)
- 花丸小学校6年2組担任。旧姓は藤田(ふじた)。来華にテストの採点や授業の進行の手助けなどをしてもらうことが多く、来華が休んだときには軽いパニックに陥ったこともある。
- 時おり竹田をからかったり、海外旅行によく行く蒔奈に嫉妬してヘッドロックをかけてオトしたりと児童とのコミュニケーション?にも余念がない。来華曰く「児童と目線を合わせてくれる」性格。
- イケメンの金持ち(後述)とお見合いをしたことがあるが、仕事を続けたいという理由で一度断っている。しかし後に、学校にまで押しかける彼の熱烈なアタックと来華の的を射た一言によって交際を開始、後に入籍した(できちゃった婚疑惑あり)。無事長男・小太郎を出産。
- 財津 紺太(ざいつ こんた)
- 花丸小学校6年1組臨時担任。非常に砕けた性格ではあるが、児童の心の奥を読む能力に長けている。言動はどこか辛辣でぶっきらぼうだが、その裏には相手に対する優しさが隠れている。が、その一方で来華や竹田をダシにしてTVのクイズ番組やお料理コンテストで一儲け?を企む一面をも併せ持つ。
- 実は児童施設で育った。そのため、毎年クリスマス・イブにはサンタクロースに扮して児童施設を訪問している。
- 教育実習で蒔奈がかつて通っていた学校に行っており、蒔奈から一方的に惚れられている。事あるごとに蒔奈のアタックを受けるものの、その都度うまくあしらっている。来華や蒔奈を「優等生」として特別視せず、普通の児童と同じように接する。来華達に対しては「(勉強ばっかしないで)ちゃんと遊べ」が口ぐせ。
- なぜか竹田と一緒に行動することが多い。どうやら「来華と張り合おうとする数少ない人物」として評価しているからのようだ。
- 自宅には多くのゲーム機やウエイトトレーニングの用具があるが、教員の仕事に関係のある物が少なく来華に心配されたことがある。
- ウエイトトレーニングに励んでいる割には横に広い体型である(体重135kg=来華とはウェイト差100kg)。喧嘩は強く、持久力にも優れている。おそらく只のデブではなく、力士のような肉体なのだろう。その証拠に、チンピラをも叩きのめす来華のパンチを腹に受けても「いいパンチだ」と涼しい顔で切りかえしたり、マラソン大会で来華と壮絶なトップ争い(一時はトップに立つも、蒔奈が原因で脱落)を繰り広げたり、竹田に絡んできた不良複数名を撃退したりと、かなりのパワーと運動能力が推察できるエピソードに事欠かない。児童達からは「ダイナマイトボディ」と言われている。
- 『がんばれ!メメ子ちゃん』の岸田克己とは先輩後輩の間柄で、休日にはよく一緒に釣りに出かけている姿や、岸田の結婚式に出席してる姿が描かれている。
- 作者は、「見透かされそうで苦手なタイプ」と発言している。[2]
- 世良 京子(せら きょうこ)
- 東野先生が産休に入り、代用教員として花丸小学校に赴任してきた。教員になってまだ日が浅く、来華に業務を手伝ってもらっている。麻美の産休復帰後は1年生の担任として再赴任する。
- 用務員さん
- 竹田を意識し始める以前に、来華の憧れの対象だった人(連載前の読み切り版設定)。笠智衆似。
[編集] 来華の家族・親族
- 春菜 房江(はるな ふさえ)
- 来華の母。専業主婦。来華を「普通の子供」として扱ってくれる、数少ない人物。長年の不妊治療の末に来華を授かった。早くに両親を亡くしている。東北出身。
- 食生活はナチュラル志向なのか、様々な海産物の干物、イナゴ、花丸町内の土手に生えるのびるなどが、春菜家の食材として供される。来華へのおやつも煎餅やスルメなどの素朴なものが主で、普通の日にショートケーキは出ない。また、ファストフードは許していない。
- しつけは厳しく、アーケードゲームや一人で映画を見に行くこと等は基本的に認めていない。来華が不器用な事もあり、多少過保護な面もある。
- 特技は首を傾けずに左右に動かすこと(作中呼称:インドのおどり)。来華達を誉めるときは「たいしたもんだ」が決まり文句。アルコールに大変弱く、コップ1杯のビールで見当識がおかしくなる。
- 若い頃は大変スリムで、当時のお古を来華が着られるほどであったが、現在は見る影もない(一説に体重が3倍増といわれる)。
- 「3倍」とは作中での表現だが、上記の「体重が3倍」説と「年齢が来華の3倍」説がある。
- 春菜 タケオ[3](はるな たけお)
- 来華の父。職業は建築士と思われる。レギュラーキャラクターの中で、竹田の父と共に、正面顔がはっきりと現れない人物のひとり。
- 来華に勉強の解らない所を教えられる作中唯一の人物だが、サクランボの種を吹いて来華にぶつけたり、干して取り込んだ布団にダイビングしたりと子供のような行動をとることも多い。よく来華をからかって遊ぶ反面、普段は来華とトランプや花札で遊んだりと仲はいい。竹田に焼きもちを焼いたり、娘の幸せな結婚を密かに願っているなど子煩悩で父親らしい一面も。
- 過保護気味な母とは対称的に、多少の失敗を承知でチャレンジしていく来華の性格を評価している。
- 特技は煙草の煙を輪にして吐くこと。
- 来華の祖父
- 父方の祖父。来華の事をよく可愛がる。
- 「年寄りにはつらい世の中だ」と言う割にはおサイフケータイやデジカメを使いこなし、35kgの来華を肩車するなど気は若い。
- 時折「老い先短いから…」などと弱気な所を見せるものの、それは来華を意のままに操らんとする策略であり、本人は至って元気。
- 来華の祖母
- 父方の祖母。親戚の相談に快く乗る春菜家一同の『お袋さん』であり、時たま暴走する祖父のブレーキ役。
- かのん
- 来華の従妹。幼稚園児離れした、ませた言動と行動力で、しばしば来華と竹田を振り回す。彼氏あり。
- 名前の由来は、大手カメラメーカーのキヤノンから。
- 安原 一(やすはら はじめ)
- 来華の従兄。大学のレポート作成を来華に手伝ってもらった際、竹田や原から「来華の年上の恋人?」と疑惑を掛けられた(もちろんすぐに疑惑は晴れたが)。将来の夢は来華のような頼りがいのある先生。
- 初登場時は受験生、後に大学生、その翌年には「もう二十歳だから」と飲酒して酔いつぶれるなど 磯野時空であるこの作品の中で唯一、はっきりと成長している人物。
- 名前の由来は、個人のカメラメーカー安原製作所と同社が最初に出した機種「一式」から。
[編集] その他の人々
- 竹田の母
- 花丸町に支店があるデパートの本社に勤める。竹田の勉強に対する姿勢から教育ママと思われがちだが、基本的に放任主義。竹田家の家事全般は息子に任せっぱなし。息子の頭越しに、来華に対して近所付き合いの枠を超えたアプローチ(会社の同僚には、来華を息子の嫁と紹介するなど)をかけ、竹田を困惑に陥れることもしばしば。
- 作者は、「描いていて励まされる存在」と述べている。[4]
- 竹田の父
- 遠方の支店に単身赴任しており、たまに帰ってくる。竹田が尊敬する人物で、照れずに甘えられる唯一の相手。来華に対する本当の思いを、唯一父にだけは正直に打ち明けている。長く離れていたせいもあり、竹田を実年齢より幼く見てしまうときもある。
- 来華の父と同じく、正面顔がはっきりと現れない。
- 東野 幸太(ひがしの こうた)
- 東野先生(担任)の夫。外資系の大手商社に勤めている。先生とはお見合いで知り合った。当初は結婚相手には家庭に入ってもらうことを望んでいたが、今は仕事を続ける妻の良き理解者。
- 坊ちゃん育ちで経験が無いためか、料理が来華並みに下手。
- 名前の由来は総合写真機材メーカーのイーストマン・コダックから。
- 宮間(みやま)
- 来華の父の職場での後輩。酔って潰れた父を家まで送ったことがあるので春菜一家とは面識があり、来華とも親しい。来華の父とは仲が良いらしく、弁当屋の彼女とのケンカの愚痴やノロケ話に付き合わせることもある。
- 名前の由来はマミヤ・オーピーの前身の一つでカメラメーカーのマミヤ光機から。
- カール
- 蒔奈の飼い犬。元々は捨て犬で「かわいくない」などの理由で引き取り手がなかったが、ふてぶてしい面構えが財津先生に似ているということで蒔奈が飼うことになった。犬嫌いの竹田にとっては天敵。
- 名前の由来は財津先生絡みで、光学複合産業体のカール・ツァイス財団と思われる。
[編集] 舞台
この作品の舞台は、来華らが通う花丸小学校及び花丸町が舞台となっている。花丸町に関しては花丸町についてを参照。
[編集] 番外編
本編とは別にある人物にスポットを当てた番外編がある。本編とは違い4コマではなくストーリー漫画となっている。登場人物の過去の話が多い。
- らいか・2年生(単行本2巻に収録)
- 竹田・4年生(単行本3巻に収録)
- 蒔奈・before(単行本4巻に収録)
- 天使を待つ頃(単行本5巻に収録)
- 月-moon-(コミックエール!創刊号に掲載、単行本6巻に収録)
- 良い子? 悪い子? 普通の子。(まんがタイムコレクション2008年7月増刊号に掲載)
[編集] 書籍情報
- 単行本 既刊6巻 (まんがタイムコミックス(芳文社))
- 第1巻 (2005年3月18日発行)ISBN 4-8322-6382-X
- 第2巻 (2005年10月18日発行)ISBN 4-8322-6420-6
- 第3巻 (2006年4月18日発行)ISBN 4-8322-6454-0 (だって愛してる・第1巻と同時発売)
- 第4巻 (2006年10月22日発行)ISBN 4-8322-6492-3
- 第5巻 (2007年4月21日発行)ISBN 978-4-8322-6531-8
- 第6巻 (2007年10月21日発行)ISBN 978-4-8322-6575-2
- オールカラー版らいか・デイズ
- 第01巻 (2007年12月22日発売)ISBN 978-4-8322-6591-2
[編集] 出典・脚注
※本記事は、単行本第6巻まで+「まんがタイムコレクション・むんこ特集(まんがタイム2005年10月号、2006年3月号・7月号・11月号、2007年4月号・10月号、2008年7月号の各増刊)」+2008年6月時点までの連載の内容を典拠として作成されています。本記事を引用したり、最新の状況に修正や加筆をされる場合は、この点にご注意ください。