っちゅ〜ねん!
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
『っちゅ〜ねん!』は、2005年4月11日から2006年3月30日まで毎日放送（MBSテレビ）にて毎週月曜日から金曜日までの14:00〜14:55（JST）に放送された公開生放送の情報番組。関西ローカル番組。
目次 |
[編集] 概要
- スタジオは、『ちちんぷいぷい』でも使用しているMBS局内のギャラクシーホール。（っちゅ～ねん!のスタジオの向かい側がぷいぷいのスタジオ。）
- 番組のコンセプトは、「関西人の関西人による関西人のための共感生放送」。また、イメージキャラクターはMBSのマスコット「らいよんチャン」を手掛けたピースリーピースによる。
- 2004年3月29日にスタートした朝のローカル生番組『あん!』（TBSからのネット番組『ウォッチ!』枠内のローカル差し替えで7:25〜8:22に放送）が2005年3月25日で終了したのに伴い、同番組に代わる形のローカル生番組として6年半ぶりに平日14時台にローカル番組を新設（TBS系の『ジャスト』が3月25日で終了したのに伴う）。なお、JNN系列で平日14時台にローカルの情報生番組を放送している局は、毎日放送の他に東北放送（TBC）の「2時のチャイハネ」がある。（ちなみに、TBCでは7:30からも「ウォッチン!みやぎ」という朝のローカル生番組を製作している）
- 平日15:00からの『ちちんぷいぷい』の前枠に放送され、MBSは約4時間（『JNNイブニング・ニュース』を挟んだ『VOICE』を含めると5時間弱）に及ぶ生放送のローカル枠で高視聴率制覇を狙う計画。スタート当初から半年間は、5分間の『MBSニュース』を内包する形で15:00までのステーションブレイク無しでそのまま、ぷいぷいに続く放送だったが、2005年10月3日からの番組改編で『ニュース』枠を別番組とするために14:55までの放送となる。
- 総合司会は、『あん!』のメインキャスターを務めていた同局の上泉雄一アナウンサーと、同番組に出演していた八木早希アナウンサーが担当。スタッフもほとんど『あん!』から入れ替わることなくそのままの編成で制作している模様。また曜日別レギュラーのほとんども『あん!』からほぼそのまま移動する形で出演している。他には漫才コンビのロザンがサブ司会として帯で出演している。
- 番組開始の2005年4月期早々から、視聴率の苦戦が続き、半年で打ち切られるのではとも囁かれていた。そこで以前から当番組プロデューサーと親交のあるやしきたかじんが同局の深夜バラエティ番組『たかじんONEMAN』を通じて、っちゅ～ねん!のメインスタッフを招いたゴルフコンペを敢行した際に番組内容についてダメ出しをし、度々リニューアルを施して行った事が功を奏したのか視聴率は徐々にではあるが上昇し、ついには直接的ライバル関係にある裏番組『2時ワクッ!』（関西テレビ制作 ローカル番組）が打ち切られるまでに至っている。
- 裏番組には『ザ・ワイド』（よみうりテレビ・日テレ制作、全国ネット）も放送されている。
- 一時期、木曜日のみ関西電力の提供クレジットが流れていたが、後に流れなくなる。（何故木曜日だけなのかは不明）
- しかし、2006年4月10日から、『ちちんぷいぷい』がこの『っちゅ〜ねん!』を統合する形で、14:00スタートとなるため、『っちゅ〜ねん!』としての放送は、3月30日で終了する。2006年3月7日のぷいぷい終了後の記者会見で、上泉曰く「2年店（ぷいぷい）を離れておりましたが、ここで、自分の店（番組）をたたんで（終了して）帰って来いと。ママ（角淳一）を支えるため、チーママとして復帰いたします」と話した。
- また、3月30日（最終回）のエンディングでは事実上の後番組となる『ちちんぷいぷい』のメインパーソナリティーを務める角淳一が出演した。
[編集] 出演
[編集] 月曜日～金曜日
- 司会進行
- 上泉雄一（MBSアナウンサー）
- アシスタント
- コーナー司会
- ロザン（菅広文・宇治原史規）
[編集] 曜日別レギュラー
[編集] 月曜日
[編集] 火曜日
[編集] 水曜日
- 月亭八方
- メッセンジャーあいはら（隔週出演）
- 高山トモヒロ（隔週出演）
- 安美佳 (AHN)
- 西川史子
[編集] 木曜日
[編集] 金曜日
[編集] 主なコーナー
- 今日の10項目
「巷にあふれる事件や情報を番組が独自にセレクト。鋭く、分かりやすく、楽しく、斬る」をコンセプトにその日のニュースを伝えるコーナー。 今まではPJ（プロジェクター）のみを使って進めていたが、記者会見のVTRなども流している。
- 菅ちゃんのいっちゃんええもんプレゼント
ロザンの菅広文が10万円の予算の中から視聴者にプレゼントする為の商品を買出しに行くコーナー。1ヶ月の中で10万円を上手くやりくりしなければならない為、月の後半は値段が安い商品になる事が多い。
[編集] 過去あったコーナー
四択クイズ
スタート時、番組の要となっていた企画。最近のニュースを会場の客に対して四者択一で出題するというものであったが、同局の深夜バラエティ番組『たかじんONEMAN』においてやしきたかじんがスタートから一週間の平均視聴率が3.8%（ビデオリサーチ関西地区調べ）というデータを持ち出し、「クイズはやめろ」と苦言を呈したところ、一時期『四択クイズ』はエンディングの1コーナーに縮小された。このこともあり、2005年9月の平均視聴率は概ね5~6%で推移していたが、2005年の秋改編にて、番組全体のリニューアルが施されてからは『四択クイズ』は放送されていない。
ロザンの考えるヒント
番組当初から、6月上旬頃まで行われた、16分割されたパネルに描かれたヒントから連想した答えを出題者であるロザンに耳打ちで答えるというもの。これも、やしきたかじんが『っちゅ〜ねん!』の番組プロデューサーと会食した際に、「視聴者を疎外したような演出はやめろ」と苦言を呈したところ廃止された。
昼間（っちゅ〜かん）テスト・ロザンに挑戦!
『考えるヒント』に代わるロザンの新コーナー。上泉雄一アナが出題する二択問題（問題は全て今朝の朝刊から出題される）をロザンと曜日レギュラーに出題。問題は2～3問出題され、ロザンが勝利すれば会場の客に、曜日レギュラーが勝てば曜日レギュラーに番組のロゴが入ったお弁当箱がプレゼントされる。2005年10月のリニューアルに伴い消滅した。
フットサルやるっちゅ〜ねん!
2005年7月30日 大阪・毎日放送（MBS）主催「オーサカキング」内で開催されたイベント。Gatas Brilhantes H.P.、carezza、吉本興業、松竹芸能の全4チームが出場し、ノックアウトによるトーナメント形式で対戦。Gatas Brilhantes H.P.が優勝した。
うわちゃんフラッシュ
「四択クイズ」のコーナー縮小（「四択クイズ」は後に終了された）から2005年12月まであったコーナー。司会の上泉雄一アナが独自の目線で選んだニュースをランキング形式で発表する。後に「GO!GO!上泉雄一（うわちゃん）」に改題された。2006年1月から新たにスタートした「今日の10項目」に引き継がれる。
[編集] テーマソング
- オープニング・ジングル:「愛の意味を教えて!」（W〔ダブルユー〕）（2005年10月以降はジングルのみとなり、事実上オープニングテーマは廃止となったが、2006年1月10日放送分からオープニングテーマとして復活した。Wのメンバーである加護亜依の喫煙騒動を受けて、2月10日放送分からオープニングテーマとジングルが廃止となった。2月20日から再開。）
- エンディング:「KaZaMiDoRi」（スターダストレビュー）
[編集] 番組キャラクター
[編集] スタッフ
- 構成
- かわら長介（月曜日のみのクレジット明記）
- 東野ひろあき
- 湯川真理子
- 藤田智信
- 森脇尚志
- 杉本つよし
- 井上久美子
- 渡辺仁
- 寺前富雄
- 船本邦央
- 姫路まさのり
- プロデューサー
- 制作協力
- 制作著作
[編集] 関連項目
- きょう発プラス! - 番組内のローカル枠でこの番組の予告ともいうべき『GO!GO!うわちゃんの先取り芸能情報』を設置（金曜日を除く）
- 2時ピタッ! - 同じ時間帯にて、2006年春より関東地区などで放送されることになっているワイドショー
[編集] 外部リンク
[編集] 番組の移り変わり
| MBS 平日昼2時台 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
|
っちゅ〜ねん!
|
||
|
|
|
|---|---|
| 現在放送中 | ちちんぷいぷい - せやねん! |
| 放送終了 | あさやん! - あん! - っちゅ〜ねん! |
