月亭八光
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
月亭 八光(つきてい はちみつ、1977年4月20日 - )は、上方噺家、タレント。月亭八方の長男。大阪府大阪市出身。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。血液型はA型。本名は寺脇 星次(てらわき せいじ)。
目次 |
[編集] 来歴・人物
1996年、北陽高等学校卒業後、実父の月亭八方に弟子入り(元々八方の師匠である月亭可朝に弟子入りするつもりだったが、八方と八光が兄弟弟子になりややこしくなること、可朝自身が吉本興業所属でなかったため親子での仕事がしづらいなどの理由で却下された)。高座名の由来は、「親の七光を越えてほしい」という、八方の父としての想いから。
2004年12月7日、レギュラー出演している番組「ごきげん!ブランニュ」のあるコーナーで出会った、大阪府在住のイベントコンパニオンの20代後半の女性と結婚。2005年に長女を、2008年には次女を授かる。
よく他の先輩芸人に「父親に頼りすぎ」等と評されている。本人も若貴兄弟を見習って一度、親子の縁を切って師弟のみの関係となったが、親子ともにそれを忘れてしまい頓挫。現在はアホボンルック(蝶ネクタイ・短パン)で登場したり、むしろ親の七光りを自らの芸風としている。
現在は、天満天神繁昌亭などで落語をする機会が増えたため、もともと師匠・八方の教育方針が自由である事も手伝い、八方ではなく桂南光、桂ざこばらに稽古をつけてもらっている。また、うめだ花月で落語を披露したりもしている。
水泳が大の苦手で、全く泳げない。しかし、吉本水泳選手権ジャイケルグランプリの「25mをロープで引っ張ってもらう」競技で、脅威の10秒96(世界記録のラップよりも早いタイム)を叩き出した。
三遊亭王楽、桂春菜、2代目林家木久蔵、林家いっ平との通称「坊ちゃん5」で落語会、TV出演等の活動中。
元CoCoの三浦理恵子の大ファンである。「なるトモ」に三浦理恵子が出演してるのを見て用事が無いのに読売テレビまで見に行く程である。
2007年から、月亭八光の先輩を持ち上げる芸(太鼓持ちとか、誰でも「社長」と呼ぶことから、「社長芸(命名は、ハイヒール)」とも呼ばれている)が吉本の先輩たちの間で話題になっている。今田耕司に至っては、八光のこの社長芸に気分を良くし、「八光に毎週会って気分を良くしたいので、大阪でレギュラー番組を持ちたい」と言っている。
本人いわく、明石家さんまの有名なギャグ「アホちゃいまんねん、パーでんねん」は昔、楽屋でさんまに「お前はアホか」といわれた八光(当時八光は小学校2年生)が「あほちゃいまんねんパーでんねん」と答えて、さんまがその言葉を2000円で買ったことに始まる(その2000円は現在でもさんまからもらっていないが、後から父親の八方がもらっていたと言われた)。 ギャグは売った翌週のひょうきん族で早速さんまが使っていたとのこと。
交友関係が広い、吉本興業の先輩をはじめ藤山寛美、桂南光、桂ざこば、関ジャニ∞などと親交がある。特に関ジャニ∞の横山裕とは2人で旅行に行ったり、テレビゲームをするほど仲が良い。
なお、「ごきげん!ブランニュ」では、彼がサロマ湖100kmウルトラマラソンを完走するまでの間、「八光」ではなく「サロ光」と呼ばれる。
[編集] レギュラー番組
- ごきげん!ブランニュ(朝日放送)
- 土曜はダメよ(読売テレビ)※準レギュラー
- マルコポロリ(関西テレビ)※準レギュラー
- たかじん胸いっぱい(関西テレビ)※不定期
- なまみつ(毎日放送 2008年4月スタート MC)
[編集] CM
[編集] 映画
- おもちゃ(1999年)
- 子猫の涙(2007年)月亭八方 役
- 新社屋完成記念 The ショートフィルムズ・イエスタデイワンスモア(2008年)