さくら野東北
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場
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略称 | さくら野 |
本社所在地 | 〒030-8574 青森県青森市新町1丁目13-2 |
電話番号 | 017-723-4311 |
設立 | 2005年(平成17年)4月1日 |
業種 | 小売業 |
事業内容 | 百貨店業 |
代表者 | 臼井 修(代表取締役社長) |
資本金 | 10億円 |
従業員数 | 236名 (2006年8月末現在) |
決算期 | 2月末日 |
主要株主 | 武田(株) 51% (株)さくら野百貨店 49% |
外部リンク | http://www.sakurano.info |
さくら野東北株式会社(さくらのとうほく、英称:Sakurano Tohoku Co., Ltd.)は、青森県青森市に本社のある、さくら野百貨店の店舗を運営する企業。
さくら野百貨店の4店舗(青森店、弘前店、八戸店、北上店)の運営。
目次 |
[編集] 沿革
- 2005年4月 - 本社機能と仙台店を運営する「さくら野百貨店」と仙台店の設備管理などに当たる「さくら野DEPT仙台」(資本金1,000万円)、他5店舗を運営する「さくら野東北株式会社」の3社に分社化より発足。
- 2008年4月27日 - 石巻店を閉店(分社後として初の閉店:さくら野百貨店#過去に存在した店舗を参照)。
[編集] 店舗
[編集] 青森店
- 青森店は同じ場所で営業しながら、何度も店名が変わってきた経緯から、利用者の間で今でも過去の店名で呼ばれることがある。
- カネ長武田→ダックシティカネ長武田→青森ビブレ→さくら野青森店。
- 50歳以上に多いのは「カネ長」や「武田」。30、40歳ぐらいだと、「ビブレ」や「ダックシティ」。現在の名称になっても未だに「さくら野」の名前に慣れている市民は少ないといわれる。
- 青森店の看板の上部にはビブレ時代から“カネ長武田”のロゴがある。
[編集] 弘前店
- 弘前店4階には、弘前ビブレ時代からプール付きホテルの「RISONARE MELA」〔リゾナーレ メラ〕(のちに「EXCCELENT MELA」〔エクセラン メラ〕に改名)があったが、2004年2月頃に閉鎖した。
- 2004年12月、4階に「ホテルさくら野」 と「さくら野温泉」が開業した。開業当初「さくら野温泉」は24時間営業であったが、2005年秋より営業時間が10時から深夜1時、さらに2006年(詳細時期不詳)にはさらに深夜0時までに短縮された。
- 営業時間が短縮された理由は、利用者の減少とも防犯上の理由とも言われている。
- ホテル宿泊者も利用すると思われる関係で6時から9時まで早朝営業している(早朝営業では岩盤浴の利用不可)。
- 尚、2006年ころまでは利用料金1500円で岩盤浴も利用出来たが、現在は利用料金1000円で、岩盤浴利用料金が別途必要となる。
[編集] 八戸店
- 1968年に「丸光八戸店」として開店(緑屋八戸店<→WALK八戸→Rec.→閉鎖>と同時開店)し、1990年に「八戸ビブレ」への改称を経て、2002年に現在の店名となる。
- 地上6階・地下1階の構造で、屋上部には嘗ての展望台(現在は閉鎖)も設置されている。
- 4~6階と地下1階部分については、1~3階よりも天井が低くなっている。
- エスカレーターについても、1~3階方向では2人分のスペースであるが、3~6階方向及び1階~地下1階方向については1人分のスペースである。
- その他、ビル内には薬局や貴金属買取専門店も入居している(かつてはロッテリアが入居していたが、2008年3月16日をもって閉店し、撤退した)。
- また、入口とは独立されているが、このビル内にはまちの駅はちのへが入居している(かつては伊吉書院や文明堂<レコードショップ>が入っていたが、前方は撤退、後方は廃業となっている)。
- 隣には「カネイリビル」が建っているが、さくら野との直接通路が繋がっており、相互連絡が可能である。
- しかし、築40年以上と老朽化が非常に激しくなってきていることから、現在、中心市街地活性化計画の一環として、さくら野東北やビル所有者など共に、店舗改築の再開発計画が進められている(以前にも同様な計画が持ち上がってきたが、前身の「ダックビブレ」の経営破綻に繋がったことにより、一度は頓挫されている)。
[編集] 北上店
- ショッピングモールである「ツインモールプラザ」の東館として営業している。5階にはワーナーマイカルシネマズが入居している。また、西館とは連絡通路で繋がっている。
- 東館に隣接する市営立体駐車場が主な駐車場である。
- 道路を挟んだ西館には市民交流プラザや商業テナント(1階~2階)、フィットネスクラブのエグザス(7,8階)が入居している。3階~6階は立体駐車場となっている。
- 平日は学校帰りの高校生や中学生が多く見られる。休日になると家族連れなどで賑わい、周辺道路が混雑する。
[編集] 関連事業
- 以前のマイカルカードは、マイカル、マイカル北海道(現在のイオン北海道のポスフール店舗)、マイカル九州(現在のイオン九州のサティ店舗)、ダックビブレ(現在のさくら野百貨店)、その他マイカル地方子会社(大半は後にマイカルと合併)と提携し、全国のサティとビブレにて割引特典を与えていた。
- 現在は東北のビブレを引き継いださくら野や米子のサティを引き継いだホープタウンとの提携を継続している(イオン北海道のポスフール店舗との提携は2008年2月29日をもって解消)。
- なお、クレジット機能を持たない「さくら野ポイントカード」でも「さくら野カード」と殆ど同等の割引特典(ポイント還元方式)は受けられる。
- 2008年5月1日より、クレディセゾン発行による、「さくら野<セゾン>カード」の開始に伴い、新規の加入を停止し、既存のカードのサービスも徐々に縮小する。
- ワーナー・マイカル・シネマズ
- 弘前さくら野シティ内、さくら野東北の北上店5階にある。かつてはさくら野石巻店6階にもあった。