蟹田駅
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蟹田駅 | |
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蟹田駅舎 |
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かにた - Kanita | |
◄瀬辺地 (3.6km)
(4.4km) 中小国►
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所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■津軽線(津軽海峡線) (北海道旅客鉄道 ■海峡線直通) |
キロ程 | 27.0km(青森起点) |
所在地 | 青森県東津軽郡外ヶ浜町字上蟹田 |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
開業年月日 | 1951年(昭和年)12月5日 |
備考 | みどりの窓口 有 |
蟹田駅(かにたえき)は、青森県東津軽郡外ヶ浜町字上蟹田にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)津軽線の駅。
青森駅~函館駅を結ぶ津軽海峡線を構成する駅のひとつ。特急白鳥・スーパー白鳥の大半の列車が停車する。
目次 |
[編集] 利用可能な鉄道路線
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 津軽線
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
[編集] 駅構造
- 2面3線ホームを持つ地上駅。ホームの有効長は8両(客車は7両)。このほか留置線が1線あり、青森方へ一旦引き上げてから入る形となっている。
- のりば
1 | ■津軽海峡線 | 青森・八戸方面 |
■津軽線 | 青森方面 | |
2 | ■津軽線 | 青森方面(当駅始発) |
3 | ■津軽海峡線 | 木古内・函館方面 |
■津軽線 | 三厩方面 |
社員配置駅で駅員が8名配置されている(駅長1名、助役3名含む)。当直要員は営業担当1名と当務駅長1名。当務駅長は駅構内の入換作業の信号扱いやCTC化されていない新中小国信号場~三厩駅間の閉塞扱いを行う。また三厩駅が要員不足の場合は助勤要員として派遣される。管理下にある駅は以下の通り。
駅舎は木造平屋建てで、みどりの窓口(営業時間 5:10~21:00)、自動券売機がある。駅スタンプも設置されている。
[編集] バス
[編集] 駅周辺(五十音順)
- 蟹田港
- 青森銀行蟹田支店
- 蟹田川
- 蟹田郵便局
- 国道280号
- 青森県道238号蟹田停車場線
- 外ヶ浜町役場(旧蟹田町役場)
- 外ヶ浜町立蟹田中学校
- 外ヶ浜鉄道建設所:2007年7月9日~2015年度 北海道新幹線の本州側建設拠点
- デイリーヤマザキ(駅周辺唯一のコンビニエンスストア)
[編集] 利用状況
- 2007年度の乗車人員は、1日平均247人である。
[編集] その他の特徴
- JR東日本とJR北海道との分岐点は、中小国駅であるが、中小国駅には津軽海峡線の列車は停車しないため、当駅でJR東日本とJR北海道の乗務員の交代が行われる(一部列車は青森駅で行われる)。また、寝台特急の「トワイライトエクスプレス」も現在はここで運転停車してJR西日本とJR北海道の車掌の交代が行われる。
- 2002年12月のダイヤ改正から津軽海峡線は普通列車(快速海峡)が廃止され、特急白鳥・スーパー白鳥が停車する。そのため、蟹田駅~木古内駅間の各駅で普通車自由席に乗車する場合は、特急料金が不要となる特例が設けられている。そのため、「青春18きっぷ」利用者の当駅での乗り換えが多い。
- 2・3番線には海峡線開通を記念して、蟹田を舞台の一つとする太宰治の小説『津軽』の一節を刻んだボードが立てられている。
- 駅西口には無料駐車場があり、自家用車を利用して中泊町や五所川原市などからの利用者も多い(パークアンドライド)。
[編集] 歴史
[編集] 隣の駅
津軽線 |
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青森 - (新油川信号場) - 油川 - 津軽宮田 - 奥内 - 左堰 - 後潟 - 中沢 - 蓬田 - 郷沢 - 瀬辺地 - 蟹田 - 中小国 - (新中小国信号場)(>>木古内・函館方面) - 大平 - 津軽二股 - 大川平 - 今別 - 津軽浜名 - 三厩 |
津軽海峡線(海峡線) |
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青森 - (津軽線) - 蟹田 - (中小国) - (新中小国信号場) - 津軽今別 - 竜飛海底 - 吉岡海底 - 知内 - 木古内 - (江差線) - 五稜郭 - 函館 |