津軽今別駅
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津軽今別駅 | |
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津軽今別駅を通過する快速海峡 (ドラえもん海底列車号) |
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つがるいまべつ - Tsugaru-Imabetsu | |
◄中小国 (13.0km)
(19.5km) 竜飛海底►
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所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■海峡線(津軽海峡線) |
キロ程 | 13.0km(中小国起点) |
所在地 | 青森県東津軽郡今別町 |
電報略号 | ルイ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 1988年(昭和63年)3月13日 |
乗換 | JR東日本津軽線津軽二股駅 |
津軽今別駅(つがるいまべつえき)は、青森県東津軽郡今別町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)海峡線の駅である。JR北海道の地上にある駅の中では唯一の本州にある駅である(JR東日本管理の中小国駅を除く)。北海道新幹線奥津軽駅(仮称)として新幹線駅が計画されている。
目次 |
[編集] 駅構造
- 相対式ホーム2面2線を有する無人駅である。
- ホームには屋根はないが、駅に向かう階段には屋根がある。
- 跨線橋は無い。出口・1番線⇔2番線の移動は構内の踏切を渡って行く。
- 公衆電話は以前より当駅内には存在しない。ホーム待合室内の電話
は業務用電話(JR電話)で、津軽線津軽二股駅構内に 公衆電話が設置されていることが案内されている。
- 特急白鳥が上下各2本のみ停車する。
- 木古内ブロック青函トンネル工務所今別管理室管理駅。
- 発車時刻表・運賃表はホーム待合室及び道の駅いまべつ玄関前待合スペースにある。
- ホーム有効長が6両分のため、8両編成で運転の場合は、7・8号車のドアは締切扱い(ドアカット)となるので注意が必要。なお快速「海峡」の頃は1~5号車のドアのみ開いていた。
- のりば
1 | ■津軽海峡線 | 木古内・函館方面 |
2 | ■津軽海峡線 | 青森・八戸方面 |
[編集] 駅周辺
[編集] 歴史
- 1988年(昭和63年)3月13日 - 海峡線開業時に新設。旅客のみ取扱い。
- 2002年(平成14年)12月1日 - 東北新幹線盛岡駅~八戸駅開業のダイヤ改正から津軽海峡線の普通列車(快速海峡)が廃止され、特急「スーパー白鳥」「白鳥」のみ停車する。
- 2007年(平成19年)9月28日 - 奥津軽保守基地造成他工事安全祈願祭。
[編集] その他
- 「青函トンネルの本州側入口に位置する駅」として、2002年(平成14年)、東北の駅百選に選定された。
- 快速列車廃止のため、当駅から蟹田駅~木古内駅間の各駅まで普通車自由席に乗車する場合は、特急料金が不要となる特例が設けられている。1日に上下各1~2回しか停車しないため、北海道の知内駅と共に到達困難な駅といえる。
- もともと青函トンネルの本州側の保守基地としての役割を担う新津軽二股信号場として開設される計画であったが、地元の請願(将来の新幹線駅誘致を見据えた先行開業など)により旅客駅として開業した。
- 隣接してJR東日本津軽線の津軽二股駅があるが、同一駅扱いはされていない。これは、JR北海道とJR東日本とで運賃体系が異なることや、当駅で乗り換える乗客が少ないと考えられることによるものである。「津軽」とついているのは、津軽線の今別駅との区別のためである。
[編集] 隣の駅
- 北海道旅客鉄道
- 海峡線(津軽海峡線)
- (北海道新幹線(建設中))
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 地図閲覧サービス 大川平《北西》(国土地理院) -- この図の左側中段に記載。
津軽海峡線(海峡線) |
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