新津駅
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新津駅 | |
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東口駅舎(2006年11月撮影) |
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にいつ - Niitsu | |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) 日本貨物鉄道(JR貨物) |
所在地 | 新潟県新潟市秋葉区新津本町一丁目 |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 3面5線 |
乗車人員 -統計年度- |
4,150人/日(降車客含まず) -2006年度- |
乗入路線 3路線 | |
所属路線 | ■信越本線 |
キロ程 | 205.4km (篠ノ井起点) |
◄古津(3.2km)
(1.5km)さつき野►
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所属路線 | ■磐越西線 |
キロ程 | 175.6km (郡山起点) |
◄東新津(2.8km)
(-km)-►
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所属路線 | ■羽越本線 |
キロ程 | 0.0km (新津起点) |
◄-(-km)
(6.1km)京ヶ瀬►
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備考 | みどりの窓口 有 SLばんえつ物語号停車駅 |
新津駅(にいつえき)は、新潟県新潟市秋葉区新津本町一丁目にある東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅である。
目次 |
[編集] 概要
「鉄道の街」としても知られる新潟市秋葉区新津地区(旧新津市)の中心駅である。下り寝台特急あけぼのを除いた、全ての列車が停車する。また新潟近郊区間に含まれ、新津~新潟間の普通列車は昼間20分間隔で運行されている。
広大な駅構内には、新潟支社管内の気動車・機関車の基地である新津運輸区がある。磐越西線の快速列車「SLばんえつ物語」を牽引する蒸気機関車・C57 180号機はこの運輸区に所属している。
駅南西側には、JRグループ唯一の直営車両製造工場である新津車両製作所が隣接する。ここから私鉄向けの甲種車両輸送列車が運行されるため、当駅はJR貨物の駅扱いとなっている。なお、車両輸送列車以外の貨物列車は発着していない。
[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム2面4線を持つ地上駅で、自由通路を併設する橋上駅舎を備える。
有人駅(社員配置駅)。自動改札機が4通路設置されており、全通路でSuicaが利用できる。改札付近には、みどりの窓口(営業時間 6:00~22:30・ただし、途中で休止する時間帯あり)、自動券売機の他、売店(キオスク。Suicaショッピングサービス利用可)、待合所などがある。駅弁の立売りは通常キオスクの前でのみ行われるが、「SLばんえつ物語」運行日にはホーム上でも行われる。
またバリアフリー対策として、ホーム跨線橋部分にはエレベーターとエスカレータが、東口・西口の両エントランス部分には双方ともエレベーター、誘導チャイムが設置されている。
新津車両製作所で製造されたE231系 |
[編集] のりば
1・2・3 | ■信越本線 | (上り) | 東三条・長岡方面 |
(下り) | 新潟方面 | ||
■羽越本線 | (下り) | 水原・新発田・村上方面 | |
■磐越西線 | (上り) | 五泉・喜多方・会津若松方面 | |
4・5 | ■信越本線 | (下り) | 新潟方面 |
■羽越本線 | (下り) | 水原・新発田・村上・秋田方面 | |
■磐越西線 | (上り) | 五泉・喜多方・会津若松方面 |
東口側の単式ホームは1番線。以下、西口側に向かって2・3番線、4・5番線となる。基本的には信越本線・長岡方面が1・2番線、新潟方面が4・5番線となっているが、方面別の振り分けは特に決まっていない。
この他、1番線と2番線の間には中線があり、貨物列車の待避などに使用される。5番線の西側には留置線と、新津運輸区・車両製作所への回送線を兼ねる側線が設置されている。また、かつては1番線の五泉寄りに頭端式(切り欠き型)の0番線があり、主に磐越西線の列車が発着していたが、現在は客扱いとしては廃止され使用されていない。
[編集] エントランス部
東口・西口双方とも、旧駅舎の三角屋根をモチーフにデザインされている。
[編集] 東口
元々のエントランスは東口側。2006年6月末に駅前広場の整備が完了し、路線バス、タクシー等が乗り入れている。
東口1階・南側階段横には旅行センター(びゅうプラザ)がある。この他、東口駅前広場にはコンビニエンスストア(デイリーヤマザキ新津駅前店。Suicaショッピングサービス利用可)、交番などがある。
[編集] 西口
西口は、橋上化事業に先行して2001年に設置された。西口駅前にはパークアンドライド用の駐車場が設置されている。
[編集] 利用状況
- 1日平均の乗車人員 4,150人(2006年度)
[編集] 駅弁
新津駅の駅弁は、神尾商事神尾弁当部と三新軒の2社が調製を行っている。
新津駅は旧駅舎時代の後年から、駅弁売店を設置するスペースが設けられていない。駅弁販売駅でありながら、常設の売店が構内に設けられていないのは全国でも異例のケースである。そのため新津駅では、両社とも移動販売を実施している(このうち三新軒は旧駅舎時代にキヨスク(当時)隣で自社売店を設けていたが閉店、以後はキヨスクに販売を委託していた)。通常時は改札口のキオスク前で立売りを行っている。旧駅舎時代と異なり普段は改札の中からの購入はほぼ不可能になったが、「SLばんえつ物語」運行日の発着時間近くのみホーム上で立ち売りを実施する(立ち売りでは駅弁と共に後述の三色だんごも販売している)。両社とも日中の立ち売りを行わない時間帯は、キオスクもしくは東口駅前周辺にある両社社屋で購入できる。なお、両社の駅弁は新潟駅(両社とも)、燕三条駅(三新軒のみ)でも販売されている。
尚、三新軒から分社して新発田駅で駅弁を販売していた新発田三新軒は現在、新津駅東口近くにある三新軒の社屋に移転し新潟駅で販売する駅弁の調製を行っているが、新津駅での販売は行っていない。
[編集] 神尾商事神尾弁当部
- 特製さけずし
- ひらめずし
- 海の彩
- 雪の舞
- 雪ん子姉妹ずし
- SLばんえつ物語弁当
- さけとにしんの親子わっぱ
[編集] 三新軒
- 雪だるま弁当
- 鮭の焼漬弁当
- SLキップ弁当
- 毎度おなじみの幕の内
- 越後大愚ずし
[編集] 三色だんご
この他、新潟都市圏のキオスク、NEWDAYSで売られている「三色だんご」も名物として知られるが、これは新津駅が元々の発祥。東口側の新津本町一丁目にある菓子店「羽入(はにゅう)」の調製によるもので、1916年に発売を開始した駅売りの名物である。24個の白玉だんごの上に、こしあん・白あん・黒ごまの3種類のあんこが、それぞれ8個分ずつ載っている。この三色だんごは羽入(本店)、新津駅のキオスク(不定期だがデイリーヤマザキでも販売)、長崎屋新津店(支店)の他、新潟駅のNEWDAYS、江南区のジャスコ新潟南店(イオン新潟南ショッピングセンター1階)などで販売されている。価格は500円。なお消費期限は製造日を含め2日間と短いため、地方発送は行っていない。なお県外で開催される駅弁フェアや物産展などといったイベントで実演販売を実施することがあるが、その際には価格が変更される場合がある。また本店で購入する場合に限り、事前に予約すれば「黒ごまのみ」「こしあん・白あん・白あん」といったように、あんこの組み合わせを好みに合わせることもできる。
駅などで販売されている通常品の他に、2007年春から製造を開始した特殊品「三色だんご福」(通称「かわり三色団子」)がある。パッケージは通常品の黄色に対し「福」は赤色。内容も通常品と異なり、あんこは黒ごま・抹茶・イチゴ(越後姫)の3種類である。同年春から、毎年5月に新津地区で1箇月間にわたって開催される「にいつ食の陣」に合わせて開発されたもので、開催期間内に限って羽入本店、支店などで販売される他、最終日に行われる当日座の会場(新潟県立植物園ほか)でも販売される。価格は567円。また前述のイオン新潟南SCが同年10月26日にオープンした際にも、オープン記念品としてこの「福」が販売された。
なお、以前は前述の三新軒も三色だんごの調製を行っており、以前新潟駅などで売られていたのは三新軒の物だった。但し現在三新軒は調製を取りやめているため、駅構内で販売されているのはいずれも羽入の物である。
[編集] バス
東口ロータリー内にはバス停留所が設置されており、新津地区内各方面への路線バスとコミュニティバスが発着している。
新津地区の路線は新潟交通グループの新潟交通観光バスにより運行されている。尚、大関・五泉線を除く全路線でバスカードが利用できる。また2007年1月20日からは市と区によるコミュニティバス「秋葉区区バス」が運行されている。新潟交通、区バスで停留所名は異なるものの位置は同一で、いずれも東口の北側階段そばに設けられている。
- 新津駅バス停
- 新津駅東口バス停
- (区バス)秋葉区役所・程島・金津・矢代田駅前・花の湯館・小須戸出張所経由 うららこすど
かつて新津駅近くには新潟交通の新津営業所が設けられており、バスターミナルとして機能していた。また、営業所着のバスについては、駅前(現東口)交差点付近に新津駅前バス停(降車専用)があり、バスと列車相互間の乗継ぎの利便性が保たれていた。しかし1990年代半ば、新潟交通は手狭となった新津・水原両営業所を統合し、双方の中間点にあたる北蒲原郡京ヶ瀬村南部の下里地区(現阿賀野市京ヶ瀬工業団地)で造成が進められていた京ヶ瀬工業団地内に京ヶ瀬営業所を開設。これに伴い新津営業所は廃止された(現在跡地は福祉作業所、駐車場等に転用されている)。この営業所廃止に伴い、新津市本町二番館(もとの新津市役所、現秋葉区新津本町二番館)前に新津バス停が設置された。だが、新津バス停は東口から歩いて5分ほど掛かる上、路地を1本入った煩雑な立地で分かりづらいなど、乗り継ぎの利便性が著しく低下した。
2006年7月1日、東口駅前広場の完工に伴って東口ロータリー内にバス停が移設され、利便性がようやく改善された。
この他、西口ロータリーからは阿賀野市にある遊園地「サントピアワールド」への無料シャトルバスが1往復運行されている(運行日は3~11月の土曜・休日、春休み期間・ゴールデンウイーク・夏休み期間の毎日)。
[編集] 駅周辺
[編集] 東口側
東口側は新津の中心街で、商店と住宅が混在している。
- 新潟県道34号新津停車場線
- 新潟県道7号新津村松線
- 新津駅前郵便局
- 新津郵便局
- 第四銀行 新津支店
- 北越銀行 新津支店
- 大光銀行 新津支店
- 新潟縣信用組合 新津支店
- 新潟県労働金庫 新津支店
- 加茂信用金庫 新津支店
- 新潟市新津本町二番館(秋葉区行政サービスコーナー、多目的ホール他)
- にいつフードセンター 三ノ町店
- 長崎屋 新津店
- 新津温泉
- 新潟市立新津第一小学校
[編集] 西口側
西口は新興住宅地となっている。
- 国道460号(新津東バイパス)
- 国道403号(新津バイパス)
- 新津運輸区
- JR東日本新津車両製作所
- 新潟市立新津第三小学校
- スーパーセンターウオロク新津店
- 新潟市立新津第一中学校
- 新潟市秋葉区役所
- 新潟市新津地区市民会館
- 新潟市新津武道館
- 新潟市新津プール
- 新潟市新津野球場
- 新潟県警察秋葉警察署
[編集] 歴史
- 1897年(明治30年)11月20日 - 北越鉄道 沼垂~一ノ木戸開通時に開業。
- 1907年(明治40年)8月1日 - 国有化。
- 1910年(明治43年)10月25日 - 信越線支線(現・磐越西線)が馬下駅まで開通。
- 1912年(大正元年)9月2日 - 信越線支線(現・羽越本線)が新発田駅まで開通。
- 1913年(大正2年)10月1日 - 新津機関庫(現・新津運輸区)設置。
- 1928年(昭和3年)7月15日 - 2代目の駅舎に改築。
- 1986年(昭和61年)10月20日 -貨物の取扱を廃止。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 荷物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)3月31日 - 貨物の取扱を再開。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本・JR貨物が継承。
- 2001年(平成13年) - 橋上駅舎化を前に、東西自由通路が先行して開通。
- 2003年(平成15年)12月6日 - 現在の橋上駅舎に改築。
- 2004年(平成16年)12月2日 - 自動改札機の運用を開始。
- 2006年(平成18年)1月21日 - 新潟都市圏でICカード「Suica」のサービスを開始。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
信越本線 (直江津-新潟) |
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羽越本線 |
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磐越西線(会津若松~新津:森と水とロマンの鉄道) |
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