SoftBank 910SH
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キャリア | ソフトバンクモバイル |
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製造 | シャープ |
発売日 | 2006年11月25日 |
概要 | |
音声通信方式 | SoftBank 3G(W-CDMA) (2.0GHz) |
形状 | 回転2軸ヒンジ型 |
サイズ | 106 × 50 × 24 mm |
質量 | 139 g |
連続通話時間 | 150分 |
連続待受時間 | 320時間 |
充電時間 | 150分 |
データフォルダ | 50MB |
外部メモリ | microSD |
日本語入力 | ケータイShoin4 |
FeliCa | あり |
赤外線通信機能 | あり |
Bluetooth | あり |
放送受信機能 | 非対応 |
備考 | 国際ローミングおよびGPSには非対応 |
メインディスプレイ | |
方式 | モバイルASV液晶 |
解像度 | VGA (480×640ドット) |
サイズ | 2.4インチ |
表示色数 | 262,144色 |
サブディスプレイ | |
方式 | STN液晶 |
解像度 | 102×21ドット |
サイズ | |
表示色数 | 8色 |
メインカメラ | |
画素数・方式 | 500万画素CCD |
機能 | オートフォーカス メカシャッター ISO感度設定 ホワイトバランス設定 手ぶれ補正機構 |
サブカメラ | |
画素数・方式 | 11万画素CMOS |
機能 | - |
カラーバリエーション | |
チタン | |
ブラック | |
レッド | |
ホワイト | |
ブルー | |
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SoftBank 910SH(ソフトバンク910SH)はシャープが開発しソフトバンクモバイルが販売するW-CDMA通信方式の携帯電話端末。 VGA液晶を搭載して2006年(平成18年)11月25日発売。
目次 |
[編集] 主な機能・サービス
- ミュージックプレイヤー
- Bluetooth
- マイ絵文字
- フィーリングメール
- カスタムスクリーン
- バイリンガル
- デルモジ表示対応
- QRコード読み取り・作成
- 赤外線通信(IrDA)
- ドキュメントビューア
- シンプルモード
- 顔認証機能
- 国際ローミング非対応
主な対応サービス | |||
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サークルトーク | ホットステータス | Yahoo!mocoa | S!ループ |
S!タウン | ライブモニター | S!CAST | S!FeliCa |
S!ケータイ動画 | PCサイトブラウザ | 電子コミック | S!アプリ |
着うたフル/着うた | アレンジメール | S!アドレスブック | 3Gお天気アイコン |
レコメール | TVコール |
[編集] 特徴
デザインが903SH寄りであり、904SHで搭載されたGPSやモーションコントロールセンサーがないことから904SHより903SHの後継機に近い。
905SHに引き続き国際ローミング非対応。ここ最近シャープ製のSoftBank 3G端末のうちハイエンド機(9xxSH)では多機能詰め込みのあおりか、国際ローミング機能が割愛される傾向にある(SIMロック解除目的の即時解約を防ぐ為とも言われている)。なお、この機種がソフトバンク向けシャープ製で最後の回転2軸ヒンジとなった。現在はサイクロイドスタイルの「AQUOSケータイ」やフルスライドの「FULLFACE」に力を入れているため、今後シャープ製での回転2軸は皆無となる。
[編集] カメラ機能
この機種は日本で初めて500万画素CCDと光学3倍ズームを搭載した機種である。デザインはデジカメを思わせるものであり、側面のボタン群のうち下側(カメラモードでは上部右側)の大きなボタンがシャッターになる(開いた場合は十字キーの中央のボタンがシャッターになる)。 メニューでの選択、シャッターボタンの長押し等の他に、端末を開き液晶画面を反転させる事で自動的にカメラを起動させる設定も可能。 また、ライトの隣には「5.0 MEGA PIXEL」との表記がなされており、静止画は最大2592×1944ピクセルで記録される。
レンズは5群6枚で構成されており、光学ズームは11段階で調整でき、絞り開放時のF値は広角でF3.5~望遠でF7.0となる。携帯電話用カメラのシャッターは多くが電子シャッターを採用するが、910SHでは一般のカメラ同様機械式シャッターを併用している。 ISO感度は自動のほか、手動で100、200、400、800の4段階に設定することが可能だが、撮影モードによっては強制的に自動に設定される。 カメラ機能の強化に伴いストロボ(モバイルライト)の光量が増強された。但し画像サイズを1280ピクセル×960ピクセル(1.2MBモード)以上に設定すると、システムの制約で連写できない。 オートフォーカス・手ぶれ補正機能も搭載している。
CCDの性能アップに伴い動画機能も強化され、最大で640×480ピクセル(ワイド時640×360ピクセル)の3GPP動画(SD VIDEO時はASF形式)をモノラル音声付きで撮影できる。従来のカメラ付き携帯電話の動画機能では毎秒15フレームで録画する機種が多いが、910SHでは日本国内のテレビ放送で用いられているNTSC規格(毎秒29.97フレーム)に準ずる毎秒30フレームで録画することができるため、高画質化が図られている。
[編集] 関連項目
- 本機と同様に500万画素デジカメを搭載した機種
- W53CA (EXILIMケータイ)
- SO905iCS・W61S (Cyber-Shotケータイ)
- SoftBank 920SC
- N905i・N906i -現在日本国内で最高画素数のデジカメを搭載(520万画素)
- P905i・P906i・SoftBank 920P・SoftBank 921P -VIERAケータイの愛称がある-
- SH906i
- SoftBank 923SH -AQUOSケータイでSoftBankでのSHARPとしては、910SH以来の500万画素超(520万画素)のカメラを搭載
- これらの機種は全てCMOS素子であり、CCD素子である910SHより画質がやや劣る