SBIホールディングス
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種類 | 株式会社 | ||||
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市場情報 |
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略称 | SBIHD | ||||
本社所在地 | 106-6019 東京都港区六本木一丁目6番1号 泉ガーデンタワー19階 |
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電話番号 | 03-6229-0100 | ||||
設立 | 1999年7月8日 | ||||
業種 | その他金融業 | ||||
事業内容 | 株式等の保有を通じた企業グループの統括・運営等 | ||||
代表者 | 代表取締役CEO 北尾吉孝 | ||||
資本金 | 551億5,700万円 (2008年3月31日現在) |
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売上高 | 連結2,225億円 (2008年3月期) |
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総資産 | 連結1兆2,192万円 (2008年3月期) |
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従業員数 | 連結2,239人 (2007年9月30日現在) |
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決算期 | 毎年3月31日 | ||||
主要株主 | 主な株主の項目を参照 | ||||
主要子会社 | 主なグループ会社の項目を参照 | ||||
外部リンク | www.sbigroup.co.jp | ||||
SBIホールディングス株式会社(英文表記:SBI Holdings, Inc.)は、金融に関する事業等を行う会社を傘下とする持株会社(金融持株会社)である。ソフトバンクグループの企業として設立されたが、その後同グループを離脱している。
目次 |
[編集] 概要
ソフトバンク株式会社の子会社であるソフトバンク・ファイナンス株式会社(現在のソフトバンクテレコム株式会社)の子会社として1999年7月8日にソフトバンク・インベストメント株式会社を設立。翌2000年12月15日に大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場(現・大阪証券取引所ヘラクレス市場)に上場。その後、順次ソフトバンクグループ保有分の株式の売却が行われ、2006年8月2日に全ての売却を完了。ソフトバンクグループから完全に独立を果たした。
「SBI」は「Soft Bank Investment」の略であったが、最近は「Strategic Business Innovator」の略とされている。
ソフトバンクグループ時代に、スルガ銀行株式会社のネット支店であるソフトバンク支店の業務提携をソフトバンク・ファイナンス株式会社(当時)から引き継いでいる。ただし、ネットバンク設立準備調査を目的に住友信託銀行株式会社(住信)と折半出資する株式会社SBI住信ネットバンク設立準備調査会社(現・住信SBIネット銀行)が発足し、銀行として営業開始した時点で、スルガ銀行との業務提携が解消された。支店名はダイレクトバンク支店に改称されたが、サービスの大幅な変更は当面ないとのこと。
CEOの北尾吉孝はWeb2.0的サービスをFinanceで実現する、Finance2.0という概念を提唱し、今後SBIグループ各社がそれを実現するとしている。子会社のSBI Roboが2007年6月にリリースしたSBI E*Searchがその第一弾。他にTwitterと連動した株コミュニケーションツールSBI 株ログ、STUDIO 4℃とジョイントベンチャーを設立し、仮想世界を構築しようとするSBICyberMEGACITY構想がリリースされている。
[編集] 主な役員
- 代表取締役執行役員CEO: 北尾吉孝
- 取締役執行役員COO: 澤田安太郎
- 取締役執行役員専務CFO:平井研司
- 取締役執行役員専務:相原志保
- 取締役執行役員常務:城戸博雅
- 取締役執行役員常務:中川隆
- 取締役執行役員常務:木下玲子
- 取締役執行役員:円山法昭
- 取締役執行役員:東賢太郎
- 取締役執行役員:石原憲之
- 取締役執行役員:朝倉智也
- 取締役:田坂広志
- 常勤監査役:渡辺進
- 監査役:平林謙一
- 監査役:島本龍次郎
- 監査役:藤井厚司
[編集] 主な株主
2007年3月現在の上位株主構成は以下のようになっている。(単位:千株)
自社(自己株口) | 1,109 (8.9) |
日本トラスティ信託口 | 587 (4.7) |
日本マスター信託口 | 580 (4.6) |
ゼファー | 347 (2.8) |
日本証券金融 | 268 (2.1) |
三井アセット信託銀行指定単1口 | 232 (1.8) |
バンク・オブ・ニューヨークGCMクライアントEISG | 211 (1.7) |
モルガン・スタンレー・アンド・カンパニー | 182 (1.4) |
北尾吉孝 | 176 (1.4) |
チェース(ロンドン)SLオムニバス・アカウント | 174 (1.4) |
[編集] 沿革
- 1999年 - ソフトバンク・インベストメント株式会社設立
- 2000年 - ソフトベンチャーキャピタル株式会社を吸収合併
- 2000年12月15日 - 大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場(現・大証ヘラクレス)に上場
- 2002年2月15日 - 東京証券取引所市場第一部に上場
- 2002年11月27日 - 大阪証券取引所市場第一部に上場
- 2003年6月2日 - イー・トレード株式会社を吸収合併
- 2004年3月16日 - 株式会社エスビーアイ不動産を吸収合併
- 2005年7月1日 - 商号をSBIホールディングス株式会社に変更(同日以後のソフトバンク・インベストメント株式会社は別法人で、現在のSBIインベストメント株式会社)
- 2006年 - SBIパートナーズ株式会社及びファイナンス・オール株式会社を吸収合併
- 2006年8月2日 - ソフトバンクから完全に独立
- 2008年8月1日 - 株式交換によりSBIイー・トレード証券を完全子会社化する予定
[編集] フジサンケイグループとの関係
株式会社フジテレビジョン及び株式会社ニッポン放送と、完全子会社であるSBIベンチャーズ株式会社(現在のソフトバンク・インベストメント株式会社)を運用者として主にコンテンツ・メディア・ブロードバンド分野におけるベンチャー企業の発掘・育成を目的とするベンチャーキャピタルファンドを設立。
また、3社の相互の協力関係の強化の為、ニッポン放送が保有するフジテレビジョン株式35万3704株を2005年3月24日から借り受け、フジテレビジョンの筆頭株主となったが、同年6月30日に返還した。
尚、ニッポン放送は2006年4月1日(この日は休日につき登記はすべて4月3日に実施)に商号を株式会社ニッポン放送ホールディングスに変更、新会社株式会社ニッポン放送にラジオ放送事業を新設分割にて承継した後、同日フジテレビジョンに合併し解散した。
[編集] 主なグループ会社
[編集] アセットマネジメント事業
- SBIアセットマネジメント株式会社
- SBIキャピタル株式会社
- SBIブロードバンドキャピタル株式会社
- SBIインベストメント株式会社
- SBIキャピタル・ソリューションズ株式会社
- SBIアルスノーバ・リサーチ株式会社
[編集] ブローカレッジ&インベストメントバンキング事業
- SBIイー・トレード証券株式会社 (ジャスダック証券取引所)
- SBIフューチャーズ株式会社 (大阪証券取引所ヘラクレス市場)
- E*TRADE KOREA Co., Ltd.
- SBIベネフィット・システムズ株式会社
- SBIジャパンネクスト証券株式会社 - 中立的な私設取引システム(PTS)運営証券会社
- SBIファンドバンク株式会社
[編集] ファイナンシャル・サービス事業
- モーニングスター株式会社 (大阪証券取引所ヘラクレス市場)
- モーニングスター・アセット・マネジメント株式会社
- SBIベリトランス株式会社 (大阪証券取引所ヘラクレス市場)
- ゴメス・コンサルティング株式会社
- SBIリース株式会社
- SBIイコール・クレジット株式会社
- SBIカード株式会社
- SBIファイナンシャル・エージェンシー株式会社
- SBIアートフォリオ株式会社
- SBIインテクストラ株式会社
- SBI債権回収サービス株式会社
- SBIビジネス・ソリューションズ株式会社
- Finance All Solutions Co.,Ltd
- SBIリアルマーケティング株式会社
- SBIシステムズ株式会社
- SBIマーケティング株式会社
- SBIポイントユニオン株式会社
- 住信SBIネット銀行株式会社 - 住友信託銀行と共同出資会社(設立は住信の100%子会社として行われている)
- SBI損害保険株式会社 - あいおい損保と共同で設立
- SBIアクサ生命保険株式会社 - アクサジャパンホールディングスと共同で設立
- SBI Robo株式会社
[編集] 住宅不動産事業
- SBIプランナーズ株式会社
- SBIプロパティ・アドバイザリーズ株式会社
- SBIモーゲージ株式会社
- SBIギャランティ株式会社
- 株式会社ゼファー
- SBIアーキクオリティ株式会社
- SBIアーキワークス株式会社
- 株式会社セムコーポレーション
- 株式会社リビングコーポレーション
[編集] 生活関連ネットワーク事業
- イー・ゴルフ株式会社
- SBIウェルネスバンク株式会社
[編集] その他
- SBIユニバーシティ株式会社
- SBI大学院大学