MÄRの登場人物
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MÄRの登場人物では漫画『MÄR』およびその関連作品の登場人物を解説する。
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[編集] メル
- 虎水ギンタ(声:くまいもとこ→(代役)比嘉久美子)
- 本作の主人公。14歳。102回もメルヘンの世界の夢を見る程、メルヘンの国に憧れる普通の中学2年生。ある日、アルヴィスにより門番ピエロで異世界「メルヘヴン」へと引き寄せられる。「メルヘヴン」に来てからは身体能力が各段に上がったり、視力が良くなった(この原理については謎)。チーム「メル」のキャプテンとして、第2次メルヘヴン大戦に参加、「チェスの兵隊」と戦うことになる。ファーストキスの相手はスノウ。第一次メルヘヴン大戦で、チェスの司令塔ファントムと相打ちになって死んだ(後に生きていた事が判明)ダンナの息子。最終決戦で遂にファントムを倒す。そして、レスターヴァ城でのキング戦にも勝利し、バッボバージョン8「逆門番ピエロ」(アニメ版では門番ピエロがもう一つ存在した)で現実世界(ギンタの世界)に帰っていった。尚、メルヘヴンで鍛えていた為か、元の世界に帰った後も視力や体力は上がったままだった。その後、メルヘヴンの夢は見なくなってしまったが、メルヘンの世界の存在を確認し、平和に暮らしている。
- バッボ(声:銀河万丈)
- 世にも珍しい「しゃべるÄRM」。その外見は玉に顔のついたけん玉。6年間「クロスガード」の戦士だったアランの手によって封印されていたが、ギンタによって封印が解かれ、彼のÄRMとなる(本人はギンタが家来になったと言っている)。元々は「チェスの兵隊」の司令塔「ファントム」が所持。最終的にバージョン8まで変形することができる。人間の人格を転送できるÄRMで、基本の人格は先代のカルデア長老である(ただしその生前の記憶はない。その理由はMÄRΩで明かされる)。ファントムの持ち物だった際は凶悪な意識(オーブ)が入っていたが、ギンタと出会った時は長老の人格以外にもう1つ、ダンナの人格が入り込んでいた(ダンナがファントム戦で死んだ際に入れ替わったらしい)。ダンナの人格はバージョン7「結合」によって(アニメでは自らの意思で)、元の体に戻ることが出来た。アニメ版最終話ではアランの家に居候しているようだが、シャトンによって哀れにも漬物石のように使われていた。所持者の想像を基に好きな能力を創造することができる。能力の強さは想像力の強さに比例する。命名はイタリア語で「父ちゃん」「おじさん」などを意味する『babbo』から。
- 変形バリエーション
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- バージョン1「ハンマー&ダガー」
- ハンマーや剣に変化し、ギンタの右腕に装備される。
- バージョン2「バブルランチャー」
- 銃になり、シャボン玉型の爆弾を撃てるようになる。大きさはある程度自由に変えられる。
- バージョン3「ガーゴイル」
- ガーディアン。上半身は豪腕の悪魔、下半身は逆多角錘。腕力と口のリングから撃つ光線「ガーゴイルレイ」が武器。すさまじい魔力・精神力を必要とし、下手をすると精神が壊されてしまう。
- アニメの最終決戦ではギンタを乗せて次元を越え、キングを追ってギンタの世界に突入した。
- バージョン4「アリス」
- ホーリーÄRMの力を持った天使(高露出のセクシーな美女)の姿をしたガーディアン。ギンタが妄想で創造した(スノウ談)。バッボにとっては女装する様なものなので、このバージョンになるのを嫌がる。
- バージョン5「クッションゼリー」
- ゼリーの形をしていて、どんな攻撃も吸収してしまう。属性不明。高い防御力を誇るが魔力がかなりいる。
- バージョン6「長靴を履いた猫」(声:矢尾一樹)
- 名前の通り、長靴を履いた猫のガーディアン。投げナイフや魚形のウェポンÄRM「ハツガツオ」を振るい、ファントムのガーディアン五体をあっという間に倒すという、ガーディアンとしては破格の能力を持っている。また使用者(ギンタ)の身代わりになる人形「身代わり君」を持っていて、喋る事もできる。アニメ版では「やってやるぜ!」と声優ネタを披露していた。(超獣機神ダンクーガのパロディ。)
- バージョン7「結合」
- 正確な能力は不明。ダンナの精神と体を融合させた。アニメではアリスを使用したため登場しなかった。
- バージョン7(アニメ)「ガーゴイルフルパワー」
- 皆の思いと魔力を集結した黄金のガーゴイル。名称はアニメ公式サイトより。
- バージョン8「逆門番ピエロ」
- メルヘヴンからギンタの世界への道を開く。
- アニメでは8番目のマジックストーンが現れず、門番ピエロで帰ったため登場せず。
- スノウ(声:清水愛)
- 今作のヒロイン。メルヘヴンの大国、レスターヴァの王女で氷使い。14歳。イアンとロコに追われ、パヅリカにある古城に自らを氷漬けにしていた所、ギンタ達に救われ、仲間となった。ディアナは義母にあたる。しっかり者だが、色々と一人で背負い込む性格(キレると恐い)。ファーストキスの相手はギンタ。ウォーゲーム中、マジカル・ロウに連れ去られ、レスターヴァ城に。ギンタの幼馴染である小雪と瓜二つで、彼女とシンクロしている為、ディアナに現実世界を手に入れるために利用されたが、ギンタ達により無事救出された。ギンタが帰って以来、小雪とのシンクロも無くなった。アニメ版ではファントムを倒した後、ディアナに催眠術をかけられていたため、バッボを凍らせて記憶を消そうとしたが、ギンタがスノウの心に入って元通りにした。終盤にて小雪の魂から創り出された(つまり小雪のクローンとも言える)存在である事が判明。ナナシが殺されたと知ると仮面の男と戦うが、首を締め上げられ、さらに炎の一撃をまともに受けてしまい、アルヴィスが彼女をギンタのもとへ連れて行くが、ギンタに本当の真実と「大好きだよ」と言い残しリボンだけ残して肉体は消滅したが、魂は現実世界の小雪と一体化し、ギンタに最後のマジックストーンの力を授けた。しかし、小雪と融合したため、彼女だけはマジックストーンの力で甦ることはなかった。料理はヘタ。(ドロシーと一緒にケーキを作ってギンタに食べてもらったが、食べた途端ギンタは気絶してしまった。ちなみにオリジナルの小雪も料理はヘタ。)命名は『白雪姫』から。
- ドロシー(声:中島沙樹)
- 今作もう一人のヒロイン。悪名高い魔女であり風使い。安西信行曰く、17歳くらいらしい。始めは「メルヘヴン」に来たことで高まったギンタの力を伝説のÄRM「バッボ」を手に入れるために利用しようとしていた。バッボをギンタにあげたあとに一端立ち去るが、その後ギンタと再会し、行動を共にするように。ギンタに何時しか恋心を抱くようになり、ギンタに猛烈なアタックをするようになる。性格は気丈だが、時折普通の少女らしい繊細な一面を見せる事もある。魔法の国「カルデア」の出身で、姉のディアナが故郷を裏切りチェスのクイーンとなったため、彼女を殺す使命を負っている。キメラ戦で服を破かれるが、戦いが終わった後にはすでに着替えていたことから、服のスペアは常に持っているようだ(ちなみにアニメ版では、キメラ戦を含めて三度服を破かれている。三度とも下着らしいものが描かれてない事から、ファンの間ではノーブラ、ノーパン疑惑も持ち上がっている)。ウォーゲームではギンタ以外のメンバーの中で唯一全勝している実力者でもある。ファントム戦の前にギンタにマジックストーンを渡した。カルデアの掟に従ってディアナを殺し、抑えていた想いが溢れ涙を流した。全ての戦いが終わった後、再びÄRM回収の旅をしている様子。アニメ版ではスノウ以上にヒロインらしい扱いをされ、「アニメ版に於けるヒロイン」と言う立場となっている。ギンタに恋心を抱いた理由や、ÄRM回収を内心では全く楽しんでいなかった等と心の繊細な一面が強調されている。心のどこかで姉(ディアナ)の愛を求めているのか、85話ではキャンディスの新しいÄRM「ラミア」の精神攻撃をされた際にディアナへの想いを曝け出した。そして、100話にて戦い終わった後、ディアナの死に呆然としていたところを仮面の男(キング)に不意打ちで致命傷を喰らい消滅してしまったが、最終話にてキングが消滅した影響で他のメンバーとともに甦り、ギンタと結ばれた(今まで彼の額や頬だったのに対し唇でキスしている)が、彼に門番ピエロを渡し、ギンタへの想いを胸に秘めて、涙ながらに遠くから彼の帰りを見送った。しかしその後は、ギンタとの再会を確信しているのか、その表情は晴れやかなものであった(後番組であるハヤテのごとく!で度々モブキャラ出演しており、ファンからは「ドロシーもまた現実世界に来て、ギンタとともに暮らしているのでは」という声も囁かれている)。61話では東京に飛ばされた際、そこで出会った美奈子(声:根谷美智子)にメイドとして雇われ、彼女と怪しい雰囲気になっていたり、更に85話ではキャンディスに耳を舐められ興奮するなど、少々異様な描写が描かれていた。コスプレや水着姿を披露するなどサービス的なシーンも増加されている。料理はスノウと同レベル。余談だが、携帯公式サイトに於ける待ち受け画像の枚数は、ギンタやアルヴィスを抜いて彼女がトップである。命名は『オズの魔法使い』の主人公から。彼女のガーディアンもそれをモチーフにしてるものが多い。
- ジャック(声:阪口大助)
- メルヘヴンの島「パヅリカ」に住む少年。14歳。母親(声:橘U子)と農業をしながら暮らしていたが、自分の家の作物を狙っていた「ルーガルーブラザーズ」を共に退治してくれたギンタとバッボについて旅をすることになる(ルーガルーブラザーズはアニメ版ではその後改心。作物を育てる喜びに目覚めたのかジャックの母の農園を手伝っている)。ネイチャーÄRM使い。自分と同じÄRM使いであった父親のジェイク(声:中嶋聡彦)は「第一次メルヘヴン大戦」にクロスガードの一員として参加し、ヴィーザルとの戦いの傷が原因で死亡した。自分を鍛えてくれたドロシーの事を「ドロシー姐さん」と呼んで慕っている。ウォーゲームを通して少しずつ強くなっているが、少々頭が悪い。雲まで届く植物を育てるのが夢で、それは最終回で大地のスコップを使い実現した。最終回でパノと供にいたことから、すっかり相思相愛になったようである。
- アニメ97話でパノと再会し家族でパヅリカに来ることを勧めるが、仮面の男の炎の一撃でパノと共に重傷を負ってしまい、他の仲間の様に命までは落とさなかったものの戦線離脱。次元の狭間へ発つギンタ達を見送り、アルヴィスの消滅を看取った。最終話では、パノとは一応互いの親公認の仲であるらしい。命名は『ジャックと豆の木』の主人公から。
- アルヴィス(声:保志総一朗/石田彰(サンデーCM劇場))
- クロスガード。16歳。ディメンションÄRM「門番ピエロ」を使い、ギンタを「メルヘヴン」に呼んだ張本人。メルチームで唯一ダークネスÄRMを使う。クールな性格だがメルヘヴンを想う心はギンタにも負けず、戦闘能力はアランを凌ぐかも知れないほど。6年前の「第一次メルヘヴン大戦」の時(この時アルヴィスは10歳)、自らの意思でクロスガードに入るが、ファントムに「ゾンビタトゥ」の洗礼を受けてしまった。この呪いにより永遠に死ぬことのできない「生ける屍」と化してしまうのを防ぐため、またメルヘヴンの平和のためにファントムを倒そうとしていた。「ゾンビタトゥ」は「アリス」でも解けない程の強力な呪い。最終決戦後、ギンタから預かったÄRM「プリフィキアーヴェ」でファントムを殺し、ゾンビタトゥから解放された。アニメ99話で、ギンタたちから離れ一人になったとこを仮面の男に見つかり、二人は戦うことに。仮面の男の正体に気付き、信じられず葛藤していたが戦い、自分のÄRMで仮面の男と互いに重傷を負う。その後駆けつけて来たジャックと共にギンタのもとへいくが、彼はディメンションÄRMを開く為に最後の力を使い、ギンタとドロシーが宮殿へ行くのを見届けた後、負わされたダメージがもとで死亡する。最終話で甦った後、ベルと仲良く森を散歩して再会を喜んだ。命名はゲルマン神話の小人からで、アルヴィスとは「完全な賢者」を意味する言葉である。また、「ギンタ(夢見る子供)を異世界へ呼ぶ」「妖精(ベル)を連れている」ことから役割的には「ピーターパン」の主人公からヒントを得たとも考えられる。
- ナナシ(声:小野坂昌也)
- 盗賊ギルド「ルベリア」のボスで雷使い。年齢は原作で飲酒のシーンがあるため、20歳以上と思われる。大怪我をして倒れていたところを先代首領ガリアンに拾われ、「ナナシ」と付けられた(本名未詳)。名前の由来は「名無し」から。「チェスの兵隊」に同志を殺され、仇を討つためにギンタ達と共に行動する。関西弁で話し、ナンパを繰り返す女好きで、特にドロシーにゾッコン。女の子のチェスと戦いたがる。が、情けをかけたり、「レディーファーストや」と言って先制攻撃させる等の理由で女の子には勝ったことがなく、直接攻撃したこともないフェミニストな男。しかし、自分の同志たちを殺したペタを殺すなど、ケジメはついている。ルベリアに入るまでの過去の記憶が無い。ダークネスÄRMによる金縛りを、精神力のみで破っている。MÄRΩにも登場。ヴェストリでバッボがギンタに対し、「ナナシはギンタと同じ匂いがする。」と言った発言や、ÄRMを使わずオルコの拳を片手で受け止めた程の腕力などから、ナナシはギンタと同じ世界から来た人間の可能性がある。又、安西の前作『烈火の炎』のキャラクターである「ジョーカー」と重ねるファンもいる。彼は自ら作ったブラックホールに敵もろとも飲み込まれ、生死は不明。何らかの方法でメルヘヴンへ来た可能性はある。また、アニメ44話の回想シーンで拾われたばかりのナナシの衣装とジョーカーの最後に着ていた衣装が同じだった事や、烈火の炎のゲーム版ジョーカーと同じ声優が演じている事、作者が「ガリアンは雷覇にするか迷った」という趣旨の発言をしている事、などがその根拠とされている。初期設定画でもナナシの腹には大きな傷跡(門都に付けられたもの?)がある。アニメでは、蛸のような動物を材料にタコ焼きを作ったり、96話でメルヘヴンの世界に落ちて来たエッフェル塔の事を「通天閣や」と言うなど、(少なくともナナシが現実世界の人間、それも日本の関西人である事の)伏線が張られている。DVDでは小野坂昌也が「ナナシは交通事故にあい、メルヘヴンに飛ばされた」と言っている。作者の安西のブログで安西は「読者のそれぞれの想像が答。(つまり、ナナシ=ジョーカーと解釈しても良い)」と回答している。アニメ97話にて、アルヴィス達を先に逃がして仮面の男と戦うが、魔力を吸い取る力と炎の一撃を喰らって一時的に死亡し、すぐ近くの黒い塊(恐らくはキングの本体)に吸収された。最終話で復活したがエンディングにて、女の子を口説いたら真中の黒髪の人がガリアンであり、ナナシは追いかけられ逃げていった。
- アラン(声:小杉十郎太、幼少時代(声:皆川純子))
- クロスガード。年齢は40代。6年前の「第一次メルヘヴン大戦」のとき、ダンナの右腕としてウォーゲームを勝利に導いた一人。子供の時から喧嘩が強く、正義感も強かったらしい。ダークネスÄRM「イグニール」によりエドワードと体を共有していた(一度寝るとエドが3回寝るまでアランになれない)が、バッボのバージョン4「アリス」によって、解放された。メルにおいてはチーム最年長として他のメンバー(特に、経験の浅かったギンタとジャック)を指導し鍛え上げる。チェスの兵隊のハロウィンとは幼馴染だった。6thバトル「vsシャトン戦」の時、ネコアレルギーということが判明し、それ以来シャトンにとっては格好のいじり相手。アニメ版ではシャトンをメルの仲間として認め、ネコアレルギーも成りを潜めた。しかし96話で仮面の男に戦いを挑むが敗れ、その後駆けつけてきたギンタ達に仮面の男の情報を告げて死亡。最終話で甦った後は、シャトンと共に暮らしているが、かなり尻に敷かれている様子。(幼くなったロコにおしっこをかけられた)。62話で東京に飛ばされた際は何故か探偵になり、工藤ちゃんのコスプレをしていた(丸いサングラスに加え、アフロのカツラも被ると言う徹底ぶり)。
[編集] 選手ではない者達
- エドワード(声:坂口候一)
- スノウのお目付け役のしゃべる犬。通称エド。性格は融通が利かず、心配性で保守派。当初は評判の悪いドロシーを徹底して嫌っていた(彼女の境遇をスノウから聞かされたのか、後に軟化した)。6年前にダークネスÄRM「イグニール」の効果でアランと合体させられてしまい、三回寝るとアランと入れ替わる体質になってしまったが、後にバッボのバージョン4「アリス」の力で元に戻る事ができた。アニメ版ではスノウに恋心を抱いている節も見受けられ、ギンタとの仲を認めたがらない。アニメではベルと共に「メルヘヴン情報局」というコーナーをやっている。
- ベル(声:釘宮理恵)
- アルヴィスと行動を共にしている妖精の少女。アルヴィスの事が大好きで、何かと彼をフォローしてくれたりするが、やきもち妬きでアルヴィスが自分以外の事で楽しそうに笑うと怒る。アニメではエドと共に「メルヘヴン情報局」というコーナーをやっている。『ピーターパン』のティンカーベルがモチーフ。
- ダンナ(声:関俊彦)
- ギンタの父親。6年前、アランの門番ピエロによってメルヘヴンに呼ばれた。クロスガードのリーダーとなりメルヘヴンを守ったが、ファントムとの戦いで相打ちとなり、死亡したかに思われたが、魂はバッボの中に入っていた。現実世界に居た時には、息子のギンタによく妻の書いた童話を読んでやり、ギンタと同じくメルヘンの世界を信じていた。第二次メルヘヴン大戦ではオーブの魂の器にされ、レスターヴァ城でギンタと戦っていたが、新たなバージョン7「結合」の力により、バッボの中にあったダンナの人格は元の身体に戻る事ができた。そして、ギンタと供に元の世界に帰り、妻(ギンタの母)と再会した。アニメでは「結合」は使用されず、アリスの力で元の身体に戻った。
- ガイラ(声:志村知幸)
- クロスガードの3番目の男。ウォーゲームに参戦しようとレギンレイヴ城まで来たが、『テスト』にてキメラに敗れ脱落。その後はメルのメンバーを強くするために、度々修練の門で修業させている。最終回では、ギンタに魔力を与えた。
- トム(声:斎賀みつき)
- ヴェストリの地底湖でギンタと出会い、友達になる。自分をヴェストリの村民だと装う。アニメの番外編では、ギンタの目の前でペタに殺される。しかし、実はギンタに興味を持ったファントムが彼を観察するために変装した姿だった。
- ジョン・ピーチ(声:岩田光央)
- アニメオリジナルキャラ。盗賊からÄRMを奪っていた、英雄気取りだが仲間思いの男。メルに加わるかのような展開だったが、結局はそうはならなかった。ギンタ対ファントムの試合では子分共々応援席に並んでいた。最終回エピローグでは、滝に打たれて修行をしていた。名前の由来はおそらく、「ジョン」→ポピュラーな名前→「太郎」、「ピーチ」→「桃」から、桃太郎(かもしれない)。
- トロベ/ブルベ(声:こやまきみこ/比嘉久美子)
- ジョン・ピーチの子分。
- リリス(声:伊藤静)
- アニメオリジナルキャラ。元クロスガードの一員。ギンタ達を偽の東京(ギンタの記憶から作った)に呼び、そこへ閉じ込めようとした。実は既に故人で、ÄRMの発動は彼女の残留魔力によるものだった。名前は夢魔「リリス」から。
- レギンレイヴ姫(声:石塚さより)
- 民を守るため、チェスに従い、ダイスを振っていた民思いの心優しき姫君。しかし、5thバトルからはダイスをウォーゲーム進行役のポズンが振るようになったため、出番がなくなった。影が薄めだが、作中でもトップクラスの巨乳の持ち主だったりする。
- ポコ(声:坂口候一)
- 元はディアナの召し使い。誤ってディアナのドレスの裾を踏んでしまい、罰としてピノキオンのÄRM「ファスティトカロン」の中で過ごすことになった。唯一ファスティトカロンの中にいても胃液で溶けることがないようにされていたのでドロシーに救われるまで健在だった。ファスティトカロン内ではポコが許可しなければÄRMを使うことが出来なかった。ドロシーとともに外へ脱出してからはひそかに7thバトルを見に来ていたりする。ウォーゲームが終わった後は鯨と仲良くなって運び屋を開業。ギンタ一行をパルトガインに送る手伝いをし、しばらくエドと一緒にみんなが戻ってくるのを待っていた。
- スタンリー(声:谷山紀章)
- 盗賊ギルド・ルベリアに属する盗賊で、「スタンリー盗賊団」の親分。最初は1億ピューターの懸賞金がかかったバッボを狙うが、アルヴィスとギンタに返り討ちにされる。その後はナナシの部下としてウォーゲームを見守っている。ナナシへの忠誠心はピカイチ。女口調で喋り(オカマではないらしい)、主にチャップ(声:本井えみ)とモック(声:中嶋聡彦)と言う二人の仲間とともに行動している。
- ピルン(声:那須めぐみ)
- アニメオリジナルキャラクター。チェスの兵隊に襲われていたところをナナシに助けられ、ナナシを「お兄ちゃん」と慕い、ルベリアの砦で暮らす少女。しかしペタがルベリアの砦を襲った時に死亡する。アニメ版ではホーリーÄRM「イージス」はナナシがピルンにあげた物で、後に彼女の形見となる。
- キャル(声:森訓久)
- レギンレイヴ城を守る騎士団で唯一の生き残り。泣き虫で気弱だが、姫を守りたい一心で伝説の「勇者のÄRM」を発動させる。最終話にて、姫と結ばれた。
- レスターヴァ王(声:中村大樹)
- レスターヴァの国王でスノウの父親。今まで牢に閉じ込められていたが、ファントムが死亡したことによって、キングとクイーンがいなくなり開放され、スノウと再会した。原作版では何の言及もなかったが、アニメ版ではディアナを受け入れてしまった事を後悔しているシーンが描かれている。
[編集] 現実世界の人々
- 小雪(声:清水愛)
- ギンタの幼馴染で同級生。ギンタのメルヘン的な話を唯一笑わず聞いてくれる存在。ギンタとともにメルヘヴンに行きたがっていたが叶わず、ギンタがメルヘヴンから帰ってくるのをまっていた。メルチームのスノウと夢でリンクしている。一時期ディアナが使うÄRMの影響で身体に異変が生じていた。最終回ではギンタと再会した。スノウとのシンクロはなくなったらしい。アニメ版ではたびたびギンタの母親に夢でみたメルヘヴンでのギンタ達の活躍を話しに行っているようだ。97話ではプールの授業だったらしく、スノウが攻撃を受けた時にプールに飛び込んだので、溺れて気を失ってしまう。最終話にてスノウの魂と一体化し、ギンタとメルヘヴンの危機を救った。
- ギンタの母親(声:石塚さより)
- 童話作家であるが、メルヘンのような幻想世界は信じておらずギンタがメルヘヴンに行ったということも信じられなかったが、ギンタと行方不明になった夫「ダンナ」の無事を信じて帰りを待ち続け、遂にダンナと再会した。
- アニメ版ではディアナとシンクロしており、小雪の説得やディアナのシンクロのことがわかったことにより少し信じてみる気になり、そしてあれ以来嫌な予感、胸騒ぎがしていて、東京に異変が起きて予感が的中してしまった。
- 琴美(声:釘宮理恵)
- アニメオリジナルキャラクター。現実世界(メルヘヴンでいう異世界)の人間。偽の東京で記憶を無くし、不治の病(ゾンビタトゥの事)で入院していたアルヴィスの事を慕っていたベル似の明るい少女。実はギンタと小雪の友人で幼い頃に亡くなっていた(ギンタは自分の所為で琴美が死んだと思い、今まで琴美の記憶を自分の中に封じていた)。
- 矢沢先生(声:志村知幸)
- ギンタのクラスの担任を勤める教諭。
[編集] チェスの兵隊(コマ)
第1次、第2次メルヘヴン大戦を引き起こした戦闘集団。ウォーゲームと称し第1次はクロスガード、第2次はメルと対戦を行う。キングを筆頭に、クイーン(1人)、ナイト(13人。ゾディアックと呼ばれる)、ビショップ、ルーク、ポーンの順に組織化されている。大体の兵士が仮面をつけており、ポーンは指定の仮面だが、ルーク以上のクラスは各人個別に仮面を持つ事が許されている。殆どの場合が自分の欲望や殺人願望を満たす場合が多いが、それとはまた別の思いで動いている人間もいるので、チェスの人間全てが悪と括れるわけではない。アニメではキングの「フェニックス」によって大体がやられたが、そのことについてどうなったかは、触れられていない。
[編集] キング
チェスの兵隊の首領で、ファントム・クイーン(ディアナ)を洗脳していた張本人。実はカルデアに封印されていた邪悪のオーブがダンナに乗り移ったもの。キング曰く「この姿(人間)のほうが人を殺しやすい」らしい。原作はバージョン7「結合」の力で、アニメではバージョン4「アリス」によってダンナの体とオーブを切り離され、ダンナの精神が抜けたバッボに再び乗り移ったが、バッボの中でギンタに負け、マジックストーンを残して消滅した。
アニメでは元はギンタの世界から流入した邪念(声:石井康嗣)。ゴーストチェス戦の後に仮面の男の姿で現れ、メルのメンバーや元部下を次々に葬り魔力を吸収した。次元の狭間でギンタと戦っている途中でダンナの体から出て、他の部屋で完全体となり、ギンタの世界にやって来た。そこでギンタと最後の決戦を繰り広げたが、メルヘヴンからの魔力を受け継いだ黄金のガーゴイルのガーゴイルレイに敗れ去り、消滅した。キングの消滅後、キングに吸収された魔力と魂は全て解放され、キングに殺された者は全員甦った。
[編集] クイーン
- ディアナ(声:根谷美智子)
- ドロシーの姉でスノウの義母にあたる。ディアナ自身が欲望の塊であり、カルデアを裏切り798個のÄRMを盗んで逃亡、後にレスターヴァ王と結婚し、王妃になる。「第一次メルヘヴン大戦」の時はクロスガード側に属し、民を騙し続けた。実母を亡くしていた幼いスノウの前では、優しい母親として演じていた。“門番ピエロ”をアランとガイラに渡し、またチェスと対抗するためにカルデアで盗んだÄRMをクロスガードに渡した。「第一次メルヘヴン大戦」後徐々に本性を表す。スノウやダンナを通じてもう一つの世界(ギンタにとっての現実世界)の存在を知り、両方の世界を手に入れようと目論む。レスターヴァ城でドロシーとの死闘の末、ドロシーに『愛していた』と微笑んで言い残し、死亡した。アニメ版では95話から仮面の男(=キング)と行動を本格化。97話ではカルデアの宮殿を襲って、その長老に呪いを掛けて宮殿を奪い去る。99話ではギンタの母親とシンクロしてることが明らかになった。100話でカルデア宮殿でドロシーと死闘の末、敗れドロシーの手の中で彼女の幸せを願いながら死亡。原作とは違い、皆の平和の為に魔法を使う事をどこかで諦めてオーブにすがってしまった、心の脆い女性として描かれた。
[編集] ナイト 13星座(ゾディアック)
- ファントム(声:斎賀みつき)
- 「チェスの兵隊」のナンバー1ナイトで司令塔。バッボの元使い手。ゾディアック最強の6人の1人。性格は冷酷、前回のウォーゲームで「ダンナ」と相打ちとなり死亡したが、「ゾンビタトゥ」により生き返る。メルヘヴンが大嫌い。前回のウォーゲームでアルヴィスに「ゾンビタトゥ」を与えた。「修練の門」の中でもないのに複数のガーディアンを召喚できる。お気に入りのアームを左腕に縫い付けている。実はカルデア出身で、20年前に禁断の部屋へ入り、そこにあった邪悪な意思を封じたオーブに魅せられ、その部屋に通い続けてきたが、ある日そのことが発覚し牢獄に入れられる。当時の年齢は十歳。10年後にそこで出会ったディアナの美貌と思想に惚れ、ÄRMとオーブを盗み脱獄する。ディアナ(実際にはキングのオーブ)のマインドコントロールを受けている。最終決戦でギンタに敗北した。その後、レスターヴァ城でアルヴィスにプリフィキアーヴェを刺しこまれ、自ら死を望み絶命する。ヴェストリの幽霊船乗りとは、昔は恋人同士だった。人間を毛嫌いしているが、チェスの兵隊は自分と同じ思想をもつ仲間として大事にしている。しかし、チェスの名を汚す行動をとったり他のチェスを勝手に殺したチェスの兵隊は、たとえゾディアックであろうと容赦はしない。アニメではキャンディスによって逃がされるが、自分の意思で死を選んだ。
- ロラン(声:千葉進歩、幼少時代(声:大浦冬華))
- 幼い頃、天涯孤独の境遇にあったがファントムに助けられ、「ゾンビタトゥ」を自ら受けた。爆弾石使い。ゾディアック最強の6人の1人。ファントムに対しての忠誠心は誰にも負けないであろう。非情なる時もある、ある意味「同志」であるアルヴィスに共感している。3rdバトルではアルヴィスに勝利したが、最終決戦で負けた。その後、アルヴィスがファントムにプリフィキアーヴェを差した事で、ゾンビタトゥが消える。それによって、ファントムの死を悟った。アニメではレスターヴァ城でキャンディスと手を組みアルヴィスと対戦。その後キャンディスと共にゴーストチェスに協力している。94話でアルヴィスをファントムのもとへ連れて行くが、ファントムはキャンディスが連れて行ってしまい、アルヴィスのせいだと攻撃した。その後、アルヴィスはファントムのもとに行くように言うが、「これ以上私を掻き乱さないでください!」と言い残し、自らのÄRMで命を絶ったが、死にきれなかったらしく最終話では生きていた事が判明した。
- キャンディス(声:佐久間紅美)
- サディストでもあり、マゾヒストでもある石使い。右目にマジックストーンの義眼を持つ。5thバトルでジャックと引き分けとなった。ファントムに対し恋心を抱いていたが、その想いは叶わず、ファントムの最期を看取り泣き崩れた。アニメ版ではロランと手を組み、レスターヴァ城にてドロシーと対戦。ドロシーを抱き締め上げたりする等かなり艶かしい戦いを繰り広げた。その後ロランと共にゴーストチェスの協力をしている。94話でファントムを死なせないように、どこかへ行こうとするが、そこへやってきたギンタ達に敗れる。ファントムの死後、どこかへと去っていった。(最終話にて、死亡したはずのロランと再会するシーンが描かれている。)
- アッシュ(声:小西克幸)
- 子供好きで、なんとなく憎めない性格の男。ギンタと同じくらいの息子がいると言うが、息子の登場シーンは無し。笑う髑髏の仮面を着けた影使い。たとえチェスの兵隊がメルヘヴンを征服することになっても、戦いが早く終わればそれだけ犠牲を減らせるとあえてチェスに参加していた。5thバトルでギンタの決してあきらめない姿に希望を見出し、自ら勝ちを譲る。のちにその事を告白したが、ファントムはそれがアッシュの性格だとして咎めなかった。
- アニメではウォーゲームが終わってチェスが解散した後、レスターヴァ近くの村にいて、ある歪みを何とかしようとギンタに助けを求めた。そして、ギンタと共に歪みを止めてる最中に現れた仮面の男に倒され、すべてをギンタに託した。最終話で復活しギンタ達の見送りに加わる。
- ガリアン(声:松本保典)
- ルベリアの先代首領で、ナナシの名付け親。ÄRMを使ってナナシの記憶を消した張本人でもある。ナナシと違って最後まで目元が現れなかった事から、盲目である可能性もある。力の誘惑に負け、部下たちを捨ててチェスに走った。5thバトルでナナシと戦い、敗北。ナナシに少なからず嫉妬心を抱いていた。ナナシと同じく雷使い。続編のMARΩでナナシと共に行動している場面があり、ルベリアに戻ったものとおもわれる。『烈火の炎』のキャラクターである「雷覇」にシルエットがそっくりであったため、彼の再登場だと思ったファンもいたが、安西は後にはっきりとそれを否定している。
- コウガ(声:郷里大輔)
- 容姿にコンプレックスがあり、顔を隠す為か、常に仮面を付けている巨漢。美形を毛嫌いしている(尚、原作とアニメでは毛嫌いしている理由が違う)。6thバトルでアルヴィスに勝負を挑むが、敗北。アニメ版ではその後、カルデアへと向かうギンタ達の前に現れ、アルヴィスに勝負を挑むが、またもや敗れた。
- ピノキオン(声:永澤菜教)
- かつてディアナがドロシーに作ってあげた人形。ドロシーを倒し、ディアナが自分を人間にしてくれることを望んでいた。6thバトルでドロシーに負け、最期に鼻をへし折られ壊された。人間になる理由はいい子になるため(ただし理由を喋る際ピノキオンの鼻がのびている事から、嘘の可能性もある)。ディアナはピノキオンIIというガーディアンÄRMをもっている。アニメ版ではその後、カルデアへと向かうギンタ達の前にピノキオンIIとして現れ、ドロシーに勝負を挑むが、またもや敗れた。
- マジカル・ロウ(声:関智一)
- レスターヴァ城でスノウのお守り役をしていた。6thバトルでスノウとの戦闘中、彼女をディアナの元に連れ去った。レスターヴァ城でメルチームの足止めをするも、アラン達に負け、個人的にスノウに好意を持っていたのでスノウ救出を彼らに託す事にした。ディアナにはとても忠実。アニメではスノウを救出する際、デスキューブの代償により異空間に消えた。
- ハロウィン(声:松本大、幼少時代(声:愛河里花子))
- 別名「磔のハロウィン」。チェスの典型的な歪んだ思想の持ち主。ゾディアック最強の6人の1人。6年前のウォーゲームでアランと戦い引き分けた。彼に呪いをかけた張本人。アランの幼なじみで、本名はパンプ。子供の頃にほかの子供にいじめられており、その度にアランに助けてもらっていた。ところがある日復讐としていじめた子供達を殺して姿をくらまし、その後チェスに入る。最終決戦でアランに破れ、決着がついた。ハロウィン最強のガーディアン・ワカンタンカを破壊されセイント・アンガーに吹っ飛ばされる。その最中、「アランはやっぱり強いなぁ」とつぶやいた。現在大きな傷をおったためどこかに隠れてアランを殺すチャンスを待っているらしい。
- ペタ(声:遠近孝一)
- ファントムの補佐にあたる右腕的存在。ファントムが心を許した数少ない人物。ゾディアック最強の6人の1人。非情の性格、人の血を吸い取るÄRMを持っている。ゴーストÄRMの使い手。キメラやガリアンをチェスに引き込む。ルベリアを潰した張本人で、ナナシからの恨みを買っている。ロラン同様、ゾンビタトゥを受けていた。最終決戦でナナシに負け、ジムノートの落雷により死亡。六年前のウォーゲームに姿はあるが参加はしていない、本人の過去は明らかにされていないなど謎の多い人物。ファントムがまだ人間であった頃からの知り合いで、彼の「人間はクズだ」という意見にも賛同していた。
- ヴィーザル(声:緒方賢一)
- 自然使いで84歳の老人。頭に生えてる木が魔力の源。ゾディアック最強の6人の1人。第一次メルヘヴン大戦にて、ジャックの父ジェイクと対戦し、致命傷を負わせた人物。3rdバトルの時から、ジャックには興味があったようだ。最終決戦でジャックに頭の木を燃やされ敗北、「完敗じゃ、おぬし、ジェイクを越えたぞ」と賞賛の言葉をかけた。命名は恐らく北欧神話の森の神から。
- キメラ(声:園崎未恵)
- 圧倒的な破壊力、残忍さを持っている。イアンの恋人であるギドを蟲にした張本人でもある。ゾディアック最強の6人の1人。予選でガイラに勝利した。髑髏の仮面をつけているときの容姿は男のようだが、実は女性で本名はアイリン。仮面にはカツラも付けられており仮面を付けると緑髪になるが本当は金髪(アニメでは微妙に違う。)。かつて、結婚式を挙げている最中に夫となるはずだった元チェスのマルコをクロスガード内の急進派に拉致され、殺されてしまう。後に彼女も連行され拷問を受け続け、運良く逃げたが身も心もボロボロになってしまった。その後ぺタにスカウトされチェスに入り、ナイトとなる。禁断のÄRM「ゴーストÄRM」の使い手。最終決戦でドロシーに敗れた。その後レスターヴァ城でイアンと勝負する事に。イアンを脅すためにギドを人質にとろうとしたが、イアンに「過去自分がされた事をしていいのか?」と言われ、動揺する。「実力で奪い返せ」といってイアンと戦うが敗北。その後、ギドに使ったÄRMをイアンに渡し、彼に本名を明かして死亡(イアンの攻撃がどれも致命傷とは言い難いものだった為、ゴーストÄRMを使い過ぎた寿命であったと言う説もある)した。
- ラプンツェル(声:佐々木優子)
- ドリルのような頭が特徴。自分を美しいと思っているらしく、他人を平気で侮辱する。実弟であるギロムを溺愛している。人を殺すこと、特に女性を殺すことが快感だと思っている弟以上の殺人狂。4thバトルでチームリーダーとして登場、試合に負けた仲間にジャンケンを挑み、それにも負けると(実は勝っても)容赦なく殺してしまう。実年齢は29歳らしいが、ドロシーには「どう見ても40だ」と酷評された。ドロシーとの対戦中に自分達姉弟が母親に虐待されたという「泣ける話」的な過去を語るが、彼女には軽く流され敗れた。その後、ファントムに身内を勝手に殺したという理由で制裁を下され、ルークのイアン(修練後)と戦うも敗死。(原作では戦闘シーンは無く首を切られていたが、アニメでは衝撃波のようなものでこんがり焼かれて死んだ。)彼に取って代わられた。命名は同名の童話からで「髪が非常に長い女性」なのが共通点。
- イアン(声:川田紳司)
- ギンタに興味を示した、別の意味でのライバル的存在。最初の対決でギンタに片腕の骨を折られてハロウィンに大爆笑された。メルヘブン襲撃の命令の際、ギンタと勝手に戦った罰としてキメラに恋人のギドを蟲にされ、その恨みを糧にラプンツェルを殺し、ルークからナイトに昇進。6thバトルでギンタと戦うが負け、ナイトの証、ピアスを投げ捨てる。それと平行してギドを蟲にした犯人を探すことに。が、最終決戦でその相手がキメラだったと知り、ウォーゲーム終了後に彼女と戦って倒し、元の姿のギドを取り戻した。ギンタたちがスノウ奪還のときに、城から抜け出して村近くでアッシュと再会して、ギドと二人でその村を守っている。ギドとはなかなかキスができない。(寸前で誰かしら入ってくるため)
[編集] ビショップ
- ギロム(声:吉野裕行)
- ウォーゲーム開戦前にヴェストリの地底湖でギンタに負ける。実姉であるラプンツェルの暴走を唯一止められる者でもある(姉弟揃って暴虐を好むので、周囲からすれば殆ど意味がないが)。その後、4thバトルでじゃんけん制裁で負けた(本当ならあいこの)アクアを殺し、再びギンタと戦う。最初は感情に流されていたギンタを押していたがバッボの一喝により目覚めたギンタに完全敗北。過去の境遇からか、鬼畜で残忍な心を持ち、女性を殺すのが何より楽しいと言う殺人鬼。アニメ版ではその後、カルデアへと向かうギンタ達の前にコウガ、ピノキオンIIとともに現れ、ギンタに姉の復讐をしようとした(ビショップなのにナイトである他の二人を仕切っていた)。しかし結局は惨敗、原作と合わせて計4回(復讐の際は2回)ギンタにぶっ飛ばされた事になる。最終話でギンタがいなくなっても、まだ懲りていないようでコウガ達に呆れられていた。
- オルコ(声:志村知幸)
- ウォーゲーム開戦前にギロムと共にヴェストリの地底湖で登場。顔は不細工。気持悪いと言われて必死で否定していることから、コンプレックスを持っていると思われる。ナナシに破れ、ファントムに命乞いするが、制裁を受け死亡し、ウォーゲームに参加できなかった。
- ガロン(声:宇垣秀成)
- パノとレノの父親。10個の指輪型ÄRMを同時に使える精神力の実力者だが、1stバトルでギンタのガーゴイルの前に敗北する。アニメ97話でレノと共に仮面の男に襲われたと見られ、パノのもとに着いたが消滅した。最終話で甦った。
- マイラ(声:園部啓一)
- 運よくガーディアンÄRM「バキュア」を手に入れポーンから昇格してきた。2ndバトルでドロシーに殺されてしまう。ドロシーをメル初の死人にしようとしたらしいが、逆に自分がそうなってしまった。実力はビショップの中では下の方である。
- Mr.フック(声:伊藤健太郎)
- 実力はビショップの中ではかなり下の方(ビショップのランクが10にわけられたとすると10そこそこらしい)。3rdバトルでスノウ、4thバトルでアルヴィスと対戦。3rdバトルでは運良くスノウ(スノウは地形との相性が悪く体力を消耗)には勝利したが、4thバトルでアルヴィスに後頭部チョップで敗れた。その後、ラプンツェルにじゃんけんで負け、殺される。
- カノッチ(声:梅津秀行)
- 戦いのスリルを楽しむためにチェスに入った(アニメでは戦乱の中で育ったため、平和な世界は退屈過ぎると発言)。戦えるなら相手は誰でもいいらしく、ギンタと共にチェスと戦うというのも良かったかもしれないと言っていた。3rdバトルでギンタにダークネスÄRM「ボディキャンドル」を使うが、バッボの新能力「アリス」によって呪いを破られ、その代償を受けて溶解、この世を去る。ギンタに最後、「負けんなよ」と遺言を言い残していった。
- コレッキオ(声:太田哲治)
- 少し抜けているトランプマン。クセのあるÄRMを見事に使いこなす器用さを持つが、頭を使った戦略は苦手のようだ。4thバトルにてジャックと対戦するが敗れ、ラプンツェルとのじゃんけんにも負け、殺される。
- アヴルートゥ(声:松林大樹)
- 4thバトルにてドロシーと対戦するが、試合開始からわずか5秒で、リングダガー1本で倒されてしまった。何でも切り裂くウェポンÄRM「シェラキー」を持つが、その能力を披露する事は無かった。敗北後、ジャンケン無しでラプンツェルに殺される。
- アクア(声:こやまきみこ)
- 可愛らしく、とても戦闘をする様には見えない姿で、常に笑顔を浮かべている少女。バトル直前、ラプンツェルに反論し、ビンタをくらう。4thバトルにてナナシと対戦。圧倒的な力の差があったが、ナナシのフェミニスト精神に救われ、結果はドロー。しかし「敵に情けをかけられた」ことをラプンツェルに責められ、ジャンケンで勝ったにもかかわらず、ギロムにじゃんけんで負けていたため殺される(本当ならあいこ)。バトル終了後、その死を悼むナナシによって海の底へと葬られた。
- ハメルン(声:羽多野渉)
- ビショップ三人衆の一人。不気味な雰囲気を持つ。5thバトルにてアルヴィスと対戦する。バトル中にアルヴィスを怒らせてしまった。明暗を分けたアルヴィスの知力により、完敗。少年サンデーで新キャラを読者から募集、最優秀賞に輝いたのがキャラクター原案。
- エモキス(声:千葉千恵巳)
- ビショップ三人衆の一人。自分が世界一可愛いと思い込んでいる。見た目とは裏腹に、得体の知れない女の子らしいÄRMを使う。巨大化したシルエットを見ると到底女の子には見えない。5thバトルにてスノウと戦うが敗れる。
- シャトン(声:松来未祐)
- ビショップ三人衆の一人。実力は「ビショップクラス最強」らしく、ナイトクラスに最も近い一人とされる。見た目はとても可愛らしい猫娘。性格的にも悪人ではなく、一人称は「あちし」。6thバトルで伝説の男・アランと戦ったが、アランは猫アレルギー(猫嫌い)でほとんど動けず、キスをした挙げ句にあっさりとアランを倒した。ウォーゲーム最終決戦前、ハロウィンにアランの事を弱いと酷評したが、本人には呆れられていた。アニメ版ではアランに対して頬を赤らめ、キスもディープ(?)になってる、アイキャッチではアランのフィギュア(人形?)まで持っている等原作に輪をかけてアランに相当気があり時折「ダーリン」と呼んでいる。ロコにも頬にキスをし、ちょっと怪しい雰囲気のキャラになっている(ロコ自身満更でも無かったらしい)。7thバトル以後はチェスを抜け、ロコとコンビでレギュラー格に昇格。メルの仲間として認めてもらった。アランが一時的に死亡していた時は、子連れ狼のコスプレをして仇を捜していた。最終話では念願かなってアランの押し掛け女房になっている。ある意味ではアニメスタッフに愛されてるキャラクター。
[編集] ルーク
- ロコ(声:石毛佐和)
- ダークネスÄRM使い。ÄRMの呪いの代償として若返り続け、32才なのに少女の姿をしている。無表情、無感情で「ちゃん」付けで呼ばれることを否定する。ちなみに彼女を「ロコちゃん」と呼んだのはイアンのみ。酒は飲める年齢だが、彼女は飲まないらしい。2ndバトルにてナナシと戦う試合には一応勝った形になったが実力では負けていた。アニメ版では後にフーギやアリババと共にÄRMを奪う役に任命され、そこで偶然新しいÄRMも手に入れるが、結局ロクな目に遭わなかった。シャトンにのみ僅かながら心を開いているようにも思え、段々と表情豊かになってきている。彼女との掛け合いは、殆ど漫才コンビ。シャトンにくすぐられたときには今まで見せたことのない笑い顔を見せてくれた。アニメ92話では、シャトンを守るため、最後の力を使いとうとう赤ん坊の姿になってしまった(しかし、心の中までもが、赤ん坊ではないようだ)。そしてシャトンが母親役、アランが父親役という構図が出来てしまう。
- パノ(声:笹本優子)
- ガロンの娘でレノの姉。1stおよび3rdバトルでジャックと対戦1stバトルでジャックに勝利するが、3rdバトルで敗北する。根は優しい女の子で、ギンタとガロンとの戦いでは身を呈して父を庇おうとした。初めはジャックを馬鹿にしていたが、戦闘中に見せられた幻覚により、彼に惹かれ始めてしまう(アニメでは試合終了後、一旦元に戻る)。以後はジャックの事を真剣に好きになり、最終決戦でジャックを応援、彼の勝利を喜んでいた。アニメ版では辺りを調べに行ったスノウたちが立ち寄った町で、ジャックと再会。そして仮面の男に襲われ、重傷を負ってしまう。ギンタが帰った後はジャックの家で一緒にいる場面が見られた。
- レノ(声:保村真)
- ガロンの息子でパノの弟。女の子と戦うことを望んでいた。1stバトルでアルヴィスに敗北する。少し反抗期気味? ジャックにベタ惚れしてしまった姉に呆れていた(続編「MÄRΩ」でジャックとパノが結婚したと確認されたので、レノはジャックの義弟になってしまうわけである)。97話で仮面の男に襲われたと見られ、パノのもとに着いたが仮面だけ残して肉体は消滅した。最終話にて甦ったが、原作に比べるとジャックと姉の仲は応援してるようにも見える。
- フーギ(声:鈴木千尋)
- 風のネイチャーÄRM使い。礼儀正しく、紳士的な性格でバトルを始める前にスノウに自己紹介をする。2ndバトルでスノウに敗北する。アニメでは後にロコやアリババと共にÄRMを奪う役に任命されるが、レギンレイヴの姫に乱暴しようとするアリババを止めるなど、結構苦労人。その後キングに抗議するも他のメンバーの大半と共に始末された。最終話にて復活、密かにレギンレイヴ姫に恋心を寄せていたのか、姫とキャルの結婚に物陰から涙していた。続編「MÄRΩ」にて腹を空かせ、カイを脅していたキャラにそっくりなことから一部で生きている情報が流れている。
- アリババ(声:桐井大介)
- 意思を持つガーディアンÄRM「魔人のランプ」を使うが、3rdバトルでアランに敗北。傲慢な性格で、ロランのことを「アホナイト」と馬鹿にしていた。なお、原作では溶岩に落とされ死んだが、アニメでは間一髪でファントムに救われて、フーギと共にÄRMを奪う役に任命された。が、結局目的のÄRMが壊れて呆然としているうちに落盤で埋もれる。しかし最終話にて生き延びていた事が判明し、フーギに驚かれていた。
- ガリア(声:三浦博和)
- カレリン(声:仁科洋平)
- ロンド(声:松林大樹)
- ボルス(声:河本邦弘)
- カルデアでギンタを襲った下級兵士達。アニメ版ではガリアとシャトンの対決シーンがある。
[編集] ポーン
(階級は一番下)
- ギド(声:豊口めぐみ)
- イアンの想い人。一度ジャックと戦ったが敗北。その後イアンの失敗が元でキメラにより蟲にされてしまい、言葉も話せなくなってしまったが、イアンがキメラから勝ち取ったÄRMにより元の姿に戻った。アニメ版ではその後、レスターヴァ近くの村でイアンとともに村を守っている。
[編集] ゾンネンズ
1年目終盤に登場したアニメオリジナルのチーム。ファントムの配下ではなく、彼のやり方を生温いと思っている者たち。主要メンバーは形式上はルーククラスだが、強さはナイトクラスの実力を持つ。
- ザトゥルン(声:小山力也)
- 「ゾンネンズ」のボス。ギンタたちが「修練の門」の中にいる間は動けないアランをダークネスÄRMで襲う。しかし修練の門に送り込んだ手下たちは全員倒され、彼もÄRMをアランに破壊されて代償として怪物の姿に……。最後はギンタのガーゴイルに倒された。命名は『土星』から。
- マルス(声:富坂晶)
- メルクーアと共にギンタとジャックを襲う。命名は『火星』から。
- メルクーア(声:間島淳司)
- マルスと共にギンタとジャックを襲う。命名は『水星』から。
- ヴェーヌス(声:大原さやか)
- ユーピターと共に優美な技でナナシとアルヴィスを襲う。命名は『金星』から。
- ユーピター(声:小西克幸)
- ヴェーヌスと共にナナシとアルヴィスを襲う。命名は『木星』から。
- ウーラヌス(声:葛城七穂)
- 3姉妹の長女。ネプトューン、プルートと共にドロシーとスノウを襲う。命名は『天王星』から。
- プルート(声:笹島かほる)
- 3姉妹の次女。ウーラヌス、ネプトューンと共にドロシーとスノウを襲う。命名は『冥王星』から。
- ネプトューン(声:榎本温子)
- 3姉妹の末っ子。ウーラヌス、プルートと共にドロシーとスノウを襲う。命名は『海王星』から。
[編集] ゴーストチェス
レスターヴァ城の決戦の途中で登場したチェスの兵隊。アニメ版ではファントムの直属のチェスの兵隊にしてファントムの最後の切り札。全員がゴーストÄRMの使い手。DS版メルヘヴン【忘却のクラヴィーア】にも登場する。ただしゲーム版ではクイーン直属の部下と言う事になっており、ファントムとも折り合いが悪い。また、性格もゲーム版とアニメ版では多少違う。
- フラット・アー(アニメ版 声:植田佳奈)
- ゴーストチェスの一人。ペー・ツェーとは三つ子でアーが長女。無邪気で天然な性格。ゲーム版のラストでは、ペー・ツェーと共に最後の力を振り絞ってアルヴィスを助けた。アニメでは、三人でÄRMを合わせて赤頭巾のようなガーディアンを呼び出すゴーストÄRMを使う。姉の復讐を止められた後、他の二人と一緒にカペルのÄRMの中に取り込まれて死亡。
- フラット・ペー(アニメ版 声:清水香里)
- ゴーストチェスの一人。アー・ツェーとは三つ子でペーが次女。男勝りな性格で自分の事を「オレ」と言う。ゲーム版のラストでは、アー・ツェーと共に最後の力を振り絞ってアルヴィスを助けた。アニメ版では何故か長女であるアーに対して態度が大きく、ゴーストÄRMの力に自惚れている節がある。サラの死後、復讐をしようとガーディアンでギンタ達を襲うが、ドロシーに止められる。そして最後は他の二人と一緒にカペルのÄRMの中に取り込まれて死亡。取り込まれる際「カペル兄、うれしいよ」と心の中で言い残していった。
- フラット・ツェー(アニメ版 声:門脇舞以)
- ゴーストチェスの一人。アー・ペーとは三つ子でツェーが三女。一人だけ眼鏡をかけている。大人しく、三姉妹の中ではまともな性格。ゲーム版のラストでは、アー・ペーと共に最後の力を振り絞ってアルヴィスを助けた。アニメ版ではサラの死後、悲しみにくれながらも姉の復讐をしようとするが、ドロシーにとめられる。その後「アーちゃん、ペーちゃん、いつまでも一緒だよ」と心の中で言い残し、他の二人と一緒にカペルのÄRMの中に取り込まれて死亡。
- パウゼ(アニメ版 声:渡辺明乃)
- ゴーストチェスの一人。口が悪く生意気な性格。ジェネラルと行動を共にしている。外見より年を取っており、アルヴィスの事を6年前から知っている様子。アニメ版ではゴーストÄRM「ヴェルヘル」の使い手で、サラの死後、他の仲間が死ぬのを一番恐れてしまい、フラット三姉妹を咎めようとするが、ペーに「死なねえよ」と拒否される。その後カペルのÄRMの中に取り込まれ無残にも死亡。
- ジェネラル(アニメ版 声:白熊寛嗣)
- ゴーストチェスの一人。無口な性格。頭を燃やされても、凍らされても平気なタフな巨漢。パウゼと行動を共にしている。アニメ版ではゴーストÄRM「ヴェルヘル」で出た武器の目が右手の武器となる。シャトンのせいで、ロコと魂を入れ替えられたことがある。最後はカペルのÄRMの中へフラット三姉妹やパウゼと共に取り込まれて死亡。
- サラ・バンド(DS版 声:氷青)(アニメ版 声:浅川悠)
- ゴーストチェスの一人。カペルの秘書。ゴーストÄRMを使わないと話す事が出来ない(DS版のみ)。ゲーム版では、ファントムに殺されて死亡した。アニメ版では三姉妹のまとめ役になる事が多く、気苦労が絶えなかった。カペルへの邪魔を阻止しようとゴーストÄRMでパワーを吸い取り、ギンタ達(ドロシーは飛んで逃げたので助かった)を絶体絶命へと追い込んだが、彼女の体は徐々に蝕まれていき、ついには老衰して死亡した。これにより皆がゴーストÄRMの恐怖を知ることとなった。
- カペル・マイスター(アニメ版 声:堀川仁)
- ゴーストチェスのリーダー。アー・ペー・ツェーやパウゼの良き兄的存在。普段は冷静沈着な性格だが、時折冷酷な一面を覗かせる。ゲーム版では、最終的にゴーストの力に取り込まれ、ギンタ達に倒され死亡した。アニメ版では何でも願いがかなうÄRMで究極の力を手に入れようとしていたが、そのÄRMに続く階段が消滅してしまう。フラット姉妹の戦闘後、「お前達にゴーストÄRMは無用だったかもしれない」と言い、ジェネラル達5人を自分のÄRMに取り込んだ。その取り込んだパワーによって最終形態へと変化しギンタ達に戦いを挑む。そして彼は最後の力を使い、「一番強いÄRMはゴーストÄRMだ」と言い残し死亡。ゴーストチェスは壊滅した。アニメ版とゲーム版では性格が一番違う人物かもしれない。
[編集] その他
- ルーガ(声:松本大)
- 人狼のチンピラの兄弟「ルーガルーブラザーズ」の兄の方。ジャックの家の作物を狙って夜な夜な畑を荒らしたが、勇気を出したジャックとギンタの活躍により退散。アニメではその後、ジャックの家の畑で働いている。
- ガルー(声:志村知幸)
- 「ルーガルーブラザーズ」の弟の方。ルーガと行動を共にする。こちらもジャックとギンタの活躍により退散。兄と同じくアニメではその後、ジャックの家の畑で働いている。
- ポズン(声:志賀克也)
- ウォーゲーム進行役。中立ということになっているが、イカサマをしようとしたことも。クラスは不明。後にレギンレイヴ姫の代わりにダイスを振ることになる。アニメでは故郷の水源が涸れてしまい(実はチェスの仕業だったのだが)、水を供給して貰う代償にウォーゲーム進行役としてチェスに雇われていた(何故チェスがポズンを進行役に選んだかと言うと、ポズンの家系は代々村の相撲大会の行事だったため)。ちなみにアニメではポズンそっくりの妹、ポリン(声:矢作紗友里)がいることとなっている。
- デフ(声:芝原チヤコ)
- アッシュを慕う子供達の一人。当初はギンタに何かとつらくあたっていた。
- ベニー(声:倖月美和)
- アッシュを慕う子供達の一人。
- マルコ(声:勝杏里)
- 第一次メルヘヴン大戦の後、チェスを抜けた。アイリン(後のキメラ)と愛し合うようになったが、結婚を目前にしてチェスを恨む民衆(アニメではクロスガードの中でも過激な考えを持つ者たち)の犠牲となり、結果として民衆(クロスガード)がチェスの兵隊の1人(キメラ)を造りだす事になった。
- ヴァローナ(声:松本大)
- アニメオリジナルキャラ。47話で登場。ある小さな盗賊団のボスで、妖精の生命力を吸収して強化される特殊なガーディアンARM・シュラムグロスを持ち、それを完全体にすべくベルを誘拐し、ある村を襲うもアルヴィスと出会い、ARMを破壊された上吹っ飛ばされる。部下が二名居るが、ヴァローナが敗れてからの消息は不明(倒されたか、逃げ出したとも推測できる)。
- チョロ(声:三瓶由布子)
- アニメオリジナルキャラ。48話で登場。盗賊を目指す少年で、ゲイランに利用される。
- ゲイラン(声:大西健晴)
- アニメオリジナルキャラ。48話で登場。チョロのあこがれる盗賊団のボスで、表向きはARM商店の店長。ギンタ・ドロシー・ジャックや自分を信じていたはずのチョロさえも利用し、砂漠の遺跡にあるARMを手に入れて部下と友にギンタらを襲撃し、ダークネスARMでギンタとジャックの動きを封じ、遺跡で手に入れたガーディアンARM・ストーン・ワイバーンで追い詰めるが、部下は怒るドロシーに吹っ飛ばされ、ストーン・ワイバーンはギンタのガーゴイルに倒され、最後は呪縛を自力で解いたギンタとジャックに吹っ飛ばされる。
- ローゼ・アイドゥ(アニメ版ではミスティ・アイドゥ)(声:千葉紗子)
- クラヴィーアを守る騎士。ミスティ・ナイトのリーダー。ミスティ・ナイトを率いて闘技場に侵入したギンタとドロシー(とバッボとベル)に闘いを挑んだ。が、サラに騙されていたことが判明し、クラヴィーアへたどり着くヒントを言い残し天へ帰っていった。DS版メルヘヴン【忘却のクラヴィーア】にも登場。
- 仮面の男(ダンナ/キング)(声:関俊彦)
- 95話から登場した謎の男。ガーディアン『フェニックス』を持っている。突然レスターヴァ城に現れて、異様な気配を感じたアランを倒す。辺りを調べに行ってパノと再会したスノウたちを襲い、そして一人で相手を引き受けたナナシを倒し、次に再びスノウとアルヴィスの前に姿を現す。抵抗したスノウを倒す。その後スノウはアルヴィスにギンタたちのところに運ばれるがギンタの前で亡くなってしまった。仲間と離れて独りになっているアルヴィスのところに現れ、フェニックスや大きな剣のウェポン『ギガントブレード』で襲いに行く。ベルの声で起きたアルヴィスのガーディアンの自爆で重傷を負わされ、止めを刺そうとしたときにジャックが現れたためその場を去った。アルヴィスはギンタとドロシー(バッボ)が行った後に亡くなってしまった。その後彼はディアナが奪った宮殿に戻り、ドロシーとディアナの死闘の後、油断をしていたドロシーを殺した。その正体はギンタの父であるダンナその人で現在はキングに憑依されている状態であると思われる。その正体を知ったギンタは愕然とする。尚このキャラクターの原型は誰が見てもわかるとおり「スターウォーズ」シリーズの「ダースベイダー」(アナキン・スカイウォーカー)である。
[編集] カルデア
- 長老(声:田中完)
- カルデアの長老。ドロシーや民からは、『大ジジ様』と呼ばれていた。7htバトル終了後、ギンタ達のもとに現れ、ヴェストリの幽霊からもらった謎のカギのÄRMの正体を明かす。アニメ97話でディアナに宮殿を奪われた上に、呪いを掛けられてしまう。その呪いは後からカルデアに来たギンタに呪いを解かれるが、彼の病状は悪化し、「ディアナを倒せ」と言い残し今までカルデアの掟で何人もの民を苦しめ、殺してしまった事を悔やみながら石化した。なお、最終話で石化の呪いが解けて復活し、ギンタ達の見送りに参加していた。その後はカルデアの掟の改正を考えていると思われる。
- ファントムの両親(声:父親:四宮豪、母親:石毛佐和)
- カルデアの国民。20年ほど前、掟によって禁断の部屋へ入った息子を殺さなければならなくなったが、果たせず自殺する。
- アルマ(船乗りの少女)(幽霊)(声:浅野真澄)
- ファントムの元恋人。ファントムがゾンビタトゥを入れるのに反抗していたらしい。キングによって殺された。幽霊船を解放してくれたギンタに鍵(プリフィキアーヴェ)を託す。
[編集] ゲームの登場人物
- マール
- GBA版メルヘヴン【KNOCKIN'ON HEAVEN'S DOOR】オリジナルキャラクター。 チェスの兵隊のクラスは不明。太古のÄRM『タロス』を手に入れるために、ギンタたちを騙した。
- イフィー
- DS版メルヘヴン【カルデアの悪魔】オリジナルキャラクター。カルデアのことなら大抵知っているÄRM彫金士。DS版【カルデアの悪魔】ではギンタ達に冒険のアドバイスをしてくれた。【忘却のクラヴィーア】にも登場。
- ウィート
- DS版メルヘヴン【カルデアの悪魔】オリジナルキャラクター。口は悪いが、正々堂々としたÄRM使い。DS版【カルデアの悪魔】では幾度かギンタ達と戦う事になる。【忘却のクラヴィーア】にも登場。
- ガーニッシュ
- DS版メルヘヴン【カルデアの悪魔】オリジナルキャラクター。マティア鉱山の新しい管理人〈ドロシー曰く、前の管理人は老人)見た目は美しい魔女。ドロシーに憧れていた節がある?
- シュバイツァ
- DS版メルヘヴン【カルデアの悪魔】オリジナルキャラクター。カルデア神殿の神官。カルデア一の乱暴者で実力はナイト級にも匹敵する。柄は悪いが、悪い奴ではない。アランに興味を持つ。【忘却のクラヴィーア】にも登場。
- フォルト
- DS版メルヘヴン【カルデアの悪魔】オリジナルキャラクター。空に浮かんである霊園・マグリット霊園の管理人。生まれた時から霊園の管理人をしていたためか、感情を表に出さない。自分にはないもの(友情・愛情・敬慕などの感情)を持っているアルヴィスに興味を抱く。
- ゴッチ
- DS版メルヘヴン【カルデアの悪魔】オリジナルキャラクター。見た目はヨーヨーの形をしたÄRM。ÄRMなのに爵位を持っているらしい。バッボに対抗意識を燃やす。
- ダフィー
- DS版メルヘヴン【カルデアの悪魔】オリジナルキャラクター。イフィーの双子の姉。今回の事件の首謀者。
- イズネ
- DS版メルヘヴン【カルデアの悪魔】オリジナルキャラクター。「ウモッ」と鳴く動物。ÄRMを掘り起こす不思議な能力がある。
- オウビット
- DS版メルヘヴン【忘却のクラヴィーア】オリジナルキャラクター。チェスのビショップ級。今回の事件の発端を引き起こした人物。自分を天才と自称する。