Gフォース
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Gフォース(ジーフォース = G-FORCE)は、平成ゴジラvsシリーズに登場する、世界中から若くて有能な人物を集めて組織したゴジラ抹殺を最大の目的とする精鋭部隊のことである。司令部は上部組織であるG対策センター同様茨城県つくば市にあり(外観の映像は実在するつくば市文化会館アルスのものが使用されている)、自衛隊出身の麻生孝昭司令官(中尾彬)以下、佐々木拓也隊長(原田大二郎)の元、精鋭の兵士達で構成されている。
隊員はメカゴジラ、MOGERA、メーサー車両等に乗り込んでゴジラと戦う。
本組織が登場したのは、『ゴジラvsメカゴジラ』、『ゴジラvsスペースゴジラ』、『ゴジラvsデストロイア』の3作品である。
福岡の戦闘でモゲラが失われた後に組織がある程度縮小されたらしく、対G用海底軍艦建造計画も存在したようだが、縮小の際に白紙に戻された模様。メカゴジラとモゲラの建造で大国が目的を果たした為に組織が縮小されたともみられる。
単発兵器で終わってしまう印象がぬぐえないものの、いまだに人気の高い組織ともいえる。
[編集] G対策センター
Gフォースを管轄する国際連合の架空の機関である。 『ゴジラvsメカゴジラ』より登場するこの機関は、度重なるゴジラ被害を受けて国連が筑波に設置したもので、ゴジラに対する対策や対応を全て担っている。なお、『ゴジラvsビオランテ』に登場する日本政府のゴジラに対する警戒態勢レベルはそのまま引き継いでいるようである。
[編集] ゴジラ警戒態勢
- 第一種警戒態勢
- G(ゴジラ)の活動が物理的以外の科学、地質、気象、精神などいかなる点でも1つ確認された場合。
- 第二種警戒態勢
- Gの活動が声、動きなど物理的に確認された場合。
- 第三種警戒態勢
- Gが出現した場合。
- 第四種警戒態勢
- Gが日本の特定地域への上陸することが確実とされた場合。
これは『ゴジラvsビオランテ』を監督した大森一樹の発案で、早期ガン発見段階が元になっている。
[編集] これまでに製造された対ゴジラ兵器
書籍『ゴジラvsGフォース』において、米国がメカゴジラ、ロシアがモゲラをそれぞれ建造した可能性が指摘されている。メカゴジラとモゲラはメカキングギドラのオーバーテクノロジーを応用した機体であり、ゴジラ殲滅の後はそれぞれの国の軍隊で運用する予定であったのかもしれない。