CSK杯囲碁アジア対抗戦
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CSK杯囲碁アジア対抗戦(CSKはいいごあじあたいこうせん)は、囲碁の国際棋戦。日本、中国、韓国、台湾(中華台北)の4ヶ国・地域の代表選手5名ずつによる団体戦で優勝を争う。2002年に開始。
- 主催 囲碁アジア対抗戦実行委員会
- 特別協力 日本棋院
- 協力 関西棋院、中国囲棋協会、韓国棋院、台湾棋院、(1-3回)沖縄県囲碁連盟、(4回-)日本経済新聞社
- 特別協賛 CSKグループ (1-3回)沖縄県
- 協賛 全日本空輸
- 後援 沖縄タイムス社、琉球新報社、琉球放送、沖縄テレビ放送、琉球朝日放送、NHK沖縄放送局、日本経済新聞社、囲碁・将棋チャンネル
目次 |
[編集] 方式
- 第1回はトーナメント戦。第2回からは総当たり戦で、勝ち点の多い順で順位を決め、同点の場合は勝ち数の多い順、同数の場合は主将の勝ち数による。
- チームの選手は5名を登録し、主将以下の順序は対戦毎に決める。
[編集] ルール
- 日本ルール。コミは6目半。
- 持時間
- (1回)各3時間、残り10分から秒読み
- (2回-)各2時間、残り5分から秒読み
[編集] 過去の成績
回次 | 年度 開催地 |
順位 | チーム | 選手 |
---|---|---|---|---|
1 | 2002 | 優勝 | 韓国 | 曺薫鉉 2-0、李昌鎬 2-0、朴永訓 2-0、劉昌赫 2-0、李世乭 2-0 |
沖縄 | 2位 | 中華台北 | 林海峰 1-1、王銘エン 1-1、楊嘉源 0-2、周俊勲 1-1、林至涵 0-2 | |
3位 | 中国 | 馬暁春 0-2、常昊 1-1、兪斌 2-0、邵煒剛 1-1、王磊 2-0 | ||
4位 | 日本 | 大竹英雄 0-2、依田紀基 1-1、本田邦久 0-2、淡路修三 0-2、羽根直樹 0-2 | ||
2 | 2003 | 優勝 | 日本(3-0) | 加藤正夫 1-2、山下敬吾 2-1、依田紀基 3-0、羽根直樹 2-1、結城聡 3-0 |
沖縄 | 2位 | 韓国(1-2) | 李昌鎬 1-2、曺薫鉉 2-1、劉昌赫 1-2、李世乭 1-2、宋泰坤 2-1 | |
3位 | 中国(1-2) | 兪斌 2-1、董彦 1-2、劉菁 2-1、丁偉 1-2、王檄 0-3 | ||
4位 | 中華台北(1-2) | 林海峰 0-3、王立誠 2-1、王銘エン 2-1、張栩 2-1、黄祥任 0-3 | ||
3 | 2004 | 優勝 | 中国(3-0) | 王磊 1-2、王檄 3-0、兪斌 2-1、董彦 1-2、孔傑 3-0、丁偉 2-1 |
沖縄 | 2位 | 韓国(2-1) | 李昌鎬 3-0、劉昌赫 1-2、李世乭 2-1、崔哲瀚 2-1、宋泰坤 2-1 | |
3位 | 中華台北(1-2) | 張栩 0-3、王立誠 2-1、王銘エン 0-3、林海峰 1-2、周俊勲 1-2 | ||
4位 | 日本(0-3) | 依田紀基 2-1、羽根直樹 0-3、山下敬吾 0-3、三村智保 1-2、結城聡 2-1 | ||
4 | 2005 | 優勝 | 韓国(2-1) | 李昌鎬 2-1、朴永訓 2-1、李世乭 3-0、崔哲瀚 3-0、金成龍 0-3 |
ソウル | 2位 | 日本(2-1) | 依田紀基 2-1、羽根直樹2-1、山下敬吾 2-1、高尾紳路 1-2、結城聡 3-0 | |
3位 | 中国(2-1) | 古力 1-2、孔傑 1-2、周鶴洋 2-1、王磊 2-1、胡燿宇 2-1 | ||
4位 | 中華台北(0-3) | 張栩 1-2、王立誠 0-3、王銘エン 0-3、林海峰 1-2、周俊勲 0-3 | ||
5 | 2006 | 優勝 | 中国(3-0) | 古力 2-1、常昊 1-2、丁偉 1-2、孔傑 3-0、謝赫 3-0 |
大分 | 2位 | 韓国(2-1) | 李昌鎬 2-1、李世乭 2-1、朴永訓 3-0、高根台 2-1、崔哲瀚 1-2 | |
3位 | 日本(1-2) | 依田紀基 2-1、高尾紳路 0-3、山下敬吾 1-2、結城聡 1-2、河野臨 2-1 | ||
4位 | 中華台北(0-3) | 張栩 3-0、潘善琪 1-2、王立誠 0-3、王銘エン 0-3、陳詩淵 0-3 |