魔界戦記ディスガイア2
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魔界戦記ディスガイア2 | |
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ゲーム | |
ゲームジャンル | シミュレーションRPG |
対応機種 | プレイステーション2 |
開発元 | 日本一ソフトウェア |
発売元 | 日本一ソフトウェア NIS America KOEI LIMITED |
メディア | DVD-ROM |
プレイ人数 | 1人 |
発売日 | 2006年2月23日 2007年7月12日(廉価版) 2006年8月29日 2006年11月3日 |
販売価格 | 限定版9,240円 通常版7,140円 廉価版2,800円 |
売上本数 | 13万本 |
レイティング | CERO:全年齢対象 |
漫画 | |
原作・原案など | 日本一ソフトウェア |
作画 | へかとん |
出版社 | メディアワークス |
掲載誌 | 電撃「マ)王 |
レーベル | 電撃コミックス |
発表期間 | 2005年12月号 - 連載中 |
巻数 | 既刊2巻 |
■テンプレート使用方法 ■ノート |
『魔界戦記ディスガイア2』(まかいせんきディスガイアツー、英:Disgaea 2: Cursed Memories)は、2006年2月23日に日本一ソフトウェアより発売されたプレイステーション2用のシミュレーションRPG。キャラクターデザインは前作と同じく原田たけひと。「魔界戦記ディスガイア」の続編にあたる。ゲストイラストレーターとしてtoi8。
目次 |
[編集] 概要
ジャンル名は史上最凶やり過ぎSRPG。裁判システムやタワー攻撃などの新要素が追加されている。ゲームの発売に先駆けて電撃「マ)王2005年12月号漫画版がへかとんによって連載が開始された。2007年7月12日には廉価版の『魔界戦記ディスガイア2 PlayStation 2 the Best』が発売された。北米では日本一ソフトウェアの子会社NIS America、欧州ではKOEI LIMITEDから発売された。
[編集] ストーリー
「魔王ゼノン」の呪いにより、魔物が蠢く混沌の世界へと変貌してしまった世界「ヴェルダイム(Veldime)」。主人公・アデルとゼノンの娘・ロザリンドの出会いが、この世界に何をもたらすのだろうか……!?
[編集] 登場人物
- アデル (Adell)(声:緑川光)
- 主人公。年齢は17歳。魔王ゼノンの呪いにより魔物に変えられてしまった家族を元に戻すべく戦う青年。ゼノンの呪いが唯一効かなかった人間でもある。女の子とウソが苦手な直情で熱血漢タイプ。両親の親友である夫婦の元に預けられており、現在両親は行方不明中。
- ロザリンド (Rozalin)(声:田村ゆかり)
- ヒロイン。魔王ゼノンの一人娘。通称「ロザリー」。外界と遮断された世界で育ったので、世間知らず。そのためレベルも1。過剰といってもいいほどのファザコン。だが、彼女の出生には大きな秘密がある。
- パパ(声:納谷六朗)
- アデルの育て親。ゼノンの呪いで胸に人面瘡のようなものがくっ付いている。物語が進むと人面瘡が自我を持ち始め、しまいにはパパの人格と入れ替わってしまう。武器に関する知識が深く、武器について様々なことを教えてくれる。「パパ」とは敬称ではなく本名である(ロザリンドの「いい年してパパもないだろう」というツッコミに対し、アデルが「本名なんだから」と返した)。
- ママ(声:原えりこ)
- アデルの育て親。ゼノンの呪いで目が3つになっている。有名な召喚師(サマナー)。ゼノンを召還しようとするが失敗し、ロザリンドを呼び出してしまった。もう一度チャレンジするものの、今度は魔神エトナを呼び出してしまう。
- ティンク (Tink)(声:鈴木千尋)
- ロザリンドの幼馴染で、ゼノン配下の悪魔だった。本人いわく、元は美少年だったのだが何者かの手によって珍妙なカエルの姿に変えられる。二重人格で、普段は大人しいが、女性が絡むとリミッターが外れ暴走する厄介者。条件によっては、彼が主役のエンディングになってしまうこともある。
- 魔神エトナ (Etna)(声:半場友恵)
- 前作のメインキャラ。魔王ゼノンを倒し魔王神の名を得るべく、異世界からやって来た。スタイルの悪さ、特に貧乳なのを気にしており、そのことを指摘すると激怒する。謎の生物プリニーを配下に、レベル1000と言う脅威の能力でアデル達の前に立ちはだかる。現在、ラハールとはケンカしているらしい。
- プリニー (Prinny)(声:間島淳司)
- エトナの下僕(たち)。外見はペンギンそのもの。脳天気。投げると爆発する。わがままなエトナにこき使われる毎日ではあるも、ほとんどのプリニーたちはテキトーな性格をしているため、主従関係は一応円満……らしい。中には罪を犯した人間の魂が入っていて、罪を償うために奉公している。腰につけたバッグには様々なものが入っている。
- タロー (Taro)(声:下野紘)
- アデルの弟で11歳。気が弱い少年でちょっぴり皮肉屋さん。ゼノンの呪いで頭に牛の角が生えている。牛柄のエプロンを着用。どんな状況下でものんびりした口調で話すので、緊張感がゼロ。ロザリンドに憧れていて、次第に彼女を慕うようになる。
- ハナコ (Hanako)(声:水橋かおり)
- アデルとタローの妹で9歳。おしゃまで快活。ゼノンの呪いで背中に悪魔の翼が生えている。兄・アデルを慕っていて、人間だが将来はセクシーで強い悪魔になるのが夢。年齢に似合わず、既に料理の腕はプロ並という女の子。魔神エトナの強さに憧れ、彼女に弟子入りする。
- アクターレ (Akutare)(声:檜山修之)
- 昔は一世を風靡したダークヒーロー。今は一レポーターだが、いまだ昔の栄光を忘れることができず、ローカル旅番組で好き勝手な演出をしてハチャメチャな内容にしてしまうこともしばしば。姑息だったり熱かったりと謎な男。9話から11話まで、ウサギさんに代わって、魔界ニュースアナをしている。
- 雪丸 (Yukimaru)(声:植田佳奈)
- 雪しらべの里出身のくのいち。責任感が強い性格で、「ござる」口調で話す。何かあるとすぐに自害しようとするが、寸でのところで自分で手を止めてしまう。
- あることを切っ掛けにアデル達の仲間になる。
- 斧雪 (Fubuki)(声:子安武人)
- 雪丸の兄。一族を皆殺しにした魔王ゼノンを追っている。任務のためなら冷酷非情となるが、雪丸のことは大事に思っている。雪丸に比べて忍術の腕が秀でており、奥義「乱れ吹雪の舞」は強力な威力を誇る。
- 魔王ゼノン (Maoh Zenon)(声:若本規夫)
- 魔王神と呼ばれる、伝説の魔王。ヴェルダイム全土の人間から良心と記憶を奪った張本人。その目的は謎に包まれている。一見して過剰とも言えるほど娘のことを想っているが、それにはある意図が……。
- ウサギさん(声:子安武人)
- 年齢不詳。一族の中でかなりの美声だったためアナウンサーに抜擢された魔界ニュースアナ。放送事故や相方・プレネールさんの食欲にも負けずに、仕事をこなすマジメなアナウンサー。プレネールさんの携帯食料であるため、時々一部がなくなっていたりする。
- プレネールさん(声:なし)
- 魔界ニュースアナウンサー。その割には「……」と一言もしゃべらない。年齢不詳。魔界市役所から魔界TVに転職したらしい。喋るのが面倒なので、ウサギさんに任せていたりするアナウンサー。キャラクターデザインの原田たけひとのHPのマスコットでもある。
- ラハール (Laharl)(声:水橋かおり)
- 前作の主人公で2のゲストキャラ。アデルたちの暮らすヴェルダイムとは異なる魔界を統べる魔王。わがままで自分勝手でオレ様至上主義と、まさに悪魔らしい悪魔。家来のエトナとは現在ケンカ中。2の発売にあたって、出番が少ないことに憤りを感じているらしい。作中では何度か乱入してくるが、登場するたびに元気がなくなり、レベルも下がっていく。ケンカの理由は異様に小さなことであった。
- フロン (Flonne)(声:笹本優子)
- 前作のメインキャラの一人で、ラハールが統べる魔界で堕天使として研修中の女の子。元天使で、堕天使になった今でも、相変わらずすべてを愛で包み込もうとしており、天然ボケの愛マニアなのは変わらないようだ。ラハールと同じく、今回出番が少ないことに憤りを感じているらしい。堕天使になってしまったためか、衣装の露出度がアップし、色は青から赤へと変わっていて、耳が尖り尻尾も生えている(バニーガールに近い格好)。
- 中ボス (Mid Boss)(声:鈴木千尋)
- 前作のメインキャラの一人で、自称ビューティー男爵のナルシストな悪魔。ロザリンドの「お前はラスボスか」という疑問に対してアデルが「こいつはせいぜい中ボス止まりだろう」と勝手に答えてしまったため、本作でも「中ボス」呼ばわりされるハメになってしまった。ある条件を満たすと、隠しステージ「ビューティー男爵」で戦うことになる。倒すとエンディングが見られるが、内容は中ボスがメイン。
[編集] システム
前作同様レベルの最大値は9999、全ての能力値は一千万を超すほど育てることが出来る。
[編集] 追加要素
基本システムはこちらを参照
[編集] 裁判システム
ある条件を満たすと入手出来る罪状というアイテムのアイテム界に入り、裁判屋がある階まで潜って裁判ゲートに入れば裁判へと移行する。しかし、裁判を受けるキャラは罪状を貰ったキャラではなく裁判ゲートに入ったキャラとなる。そして、裁判ゲートに入ると判決が下り前科を受けることが出来る。前科は悪魔のステータスなので、基本的に罪を犯したことを称えられる。また、判決後に犯した罪の種類に応じて様々なアイテムなどを貰うことも出来る。
[編集] タワー攻撃
味方を次々と持ち上げて通常攻撃を行うと、タワーになったキャラ全員で敵を攻撃することが出来る。そしてタワー攻撃で敵を倒した場合、経験値はタワー攻撃に参加した全員に配分される。
[編集] 投げキャッチ
敵か味方を持ち上げた状態で、何も持ち上げていない味方キャラに向かって投げることで、投げたキャラを相手にパスできる。これを使って敵を遠ざけたり味方を移動させたりすることができる。
[編集] 携帯電話
特定の場所で使うことにより色々な効果を発揮する。例えば戦闘中に助っ人や出前を頼んだり、拠点マップでは議員に根回しをするなど、その効果は様々である。
[編集] ダーク太陽
あるステージに行くと必ず存在する。戦闘開始時に効果が表示され、規定ターンになるとそれに伴いマップに影響を及ぼす。また、ダーク太陽に破壊工作を仕掛けることも可能。破壊工作を行ったユニットは成否を問わず、戦闘不能になる。
[編集] 界賊
アイテム界で時折現れる敵。漂流界賊団、プリニー界賊団など複数のバリエーションを持ち同階での敵よりも強く設定されている。
[編集] 修羅の国
ある条件を満たすといけるようになるマップ。ここでは敵レベルが2倍に強化されており、アイテム界のBGMも変更されている。ここでしか使用できないキャラクター達がいる。なおこの国の名前及び住人の台詞の元ネタは北斗の拳の修羅の国。
[編集] 主題歌
[編集] 派生作品
[編集] 小説
- 魔界戦記ディスガイア2 ダークヒーロー哀歌(安曽了、 電撃ゲーム文庫、2006年2月25日発行、ISBN 978-4-8402-3398-9)
- 魔界戦記ディスガイア2(安曽了、電撃ゲーム文庫、2006年4月25日発行、ISBN 978-4-8402-3455-9)
- 魔界戦記ディスガイア2 MASK OF THE MAOH 上(神代創、ファミ通文庫、2006年6月9日発行、ISBN 978-4-7577-2800-4)
- 魔界戦記ディスガイア2 MASK OF THE MAOH 下(神代創、ファミ通文庫、2006年7月12日発行、ISBN 978-4-7577-2832-5)
[編集] 漫画
電撃「マ)王2005年12月号(創刊号)より連載、電撃コミックスより刊行。作画はへかとん
- 魔界戦記ディスガイア2(1)(2006年5月27日発売、ISBN 4-8402-3480-9)
- 魔界戦記ディスガイア2(2)(2007年2月27日発売、ISBN 978-4-8402-3793-2)
- 魔界戦記ディスガイア2(3)(2008年1月26日発売、ISBN 978-4-8402-4094-9)