高信太郎
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高 信太郎(こう しんたろう、1944年9月19日 - )は、日本の漫画家、芸能評論家、タレント。愛知県蒲郡市出身。本名は高橋信夫。公認候補者として所属した自由連合では文化局長を務めた。
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[編集] 人物
1944年、左官の家に生まれるが家業を継ぐ意志が無かったことから県立蒲郡高校卒業後、上京し印刷会社への勤務を経て漫画家デビュー。ナンセンス系の作品を執筆する一方で、演芸に対する造詣の深さを買われてテレビのバラエティ番組にアドバイザーとして関わり、自身もコメンテーターとして出演する機会が多かった。
1998年、第18回参議院議員通常選挙において自由連合公認で東京都選挙区より出馬するが、定数4に対し第10位で落選。2000年、第42回衆議院議員総選挙においても、東京都第3区より出馬するものの定数1に対して第7位で落選している。以後も自由連合のサイト上で1コマ・4コマ漫画を掲載していたが徳田毅の自民党入党に伴い自由連合が政党要件を失ったのに前後して、綿貫民輔・亀井静香ら郵政民営化法案に反対し自民党を離党した議員が結成した国民新党へ移籍。現在は、国民新党のサイト上で4コマ「ふざけるな! 喝!」を不定期掲載している[1]。
[編集] 作風
4コマ漫画及び数ページ程度のギャグ漫画作品が大部分を占める。長編・大作の類いはない。
作風としては駄洒落とパロディが中心で、特に駄洒落には異常なまでにこだわりがあり、ほとんどのすべて作品が駄洒落でできている、と言える程。
博識で、特にSFに造詣が深くパロディ作品も多い。例えば『スター・ウォーズ』のパロディに「ゲターウォーズ」(下駄の国にクーツ・ベーラーを先頭に靴の国が侵略する)や「アホのヨーダはかく語りき」(アホースの使い手である老師ヨーダがその使い方について弟子のルーク・スカイアホカーに語る)などがある。また、特に若い読者層には理解が困難と思われる日本の古典芸能などもよくネタにする。
[編集] 師匠
[編集] 著作
- 幻想の明治(1980年)けいせい出版,
- ぜんぶ冗談(1981年)立風書房
- 漫画日本むつかし話(1979年)奇想天外社
- 起承転外(1982年)奇想天外社
- 元禄大変記(1977年)奇想天外社
- よっ!夢先案内人(1979年)立風書房
- 高信のクソップ物語(1982年)立風書房
[編集] 脚注
- ^ なお、国民新党の結成直後にサイト上で公表された3本の4コマ(現在は「過去の4コマ」として掲載)は高の作品ではない(作者不明)。
[編集] 関連項目
- ビートたけし - 高は1980年代前半までたけしと交友関係に有り、ブレーンも務めていたが高田文夫にその地位を奪われる。ビートたけしの賞味期限とういうたけしに対する愛憎入り混じった著書も発表している。
- 大瀧詠一 - 交友があり、70年代に連載のネタにしたり、アルバムLET'S ONDO AGAINのジャケット(一部)を描いている。