香芝駅
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香芝駅* | |
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駅舎 |
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かしば - Kashiba | |
◄志都美 (2.1km)
(2.1km) JR五位堂►
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所属事業者 | 西日本旅客鉄道 |
所属路線 | 和歌山線 |
キロ程 | 6.6km(王寺起点) |
所在地 | 奈良県香芝市下田西 |
電報略号 | シモ* |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 単式・島式複合型2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,761人/日(降車客含まず) -2005年- |
開業年月日 | 1891年(明治23年)3月1日 |
備考 | 業務委託駅 みどりの窓口 有 |
*2004年まで「下田駅」であったため、現在でも電報略号に「シモ」が用いられる
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香芝駅(かしばえき)は、奈良県香芝市下田西にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)和歌山線の駅である。
目次 |
[編集] 駅構造
単式・島式の複合型2面3線のホームを持つ、交換設備を備えた地上駅。ホームの高さは国鉄時代から嵩上げされておらず、電車の床面と比較すると若干低いため乗降の際には注意を要する。駅舎は1番ホーム側にあり、島式の2・3番ホームへは跨線橋で連絡している。先述の通りホームと電車の間に高低差があるほか、ホーム屋根も短く、跨線橋も屋根が無いため、市名を冠する駅でありながら貧弱であることは否めないが、近年になってみどりの窓口の設置や乗車目標の印字など、少しづつ設備改良が行われるようになった。
当駅はジェイアール西日本交通サービスが業務を行う業務委託駅であるが、駅員は終日常駐。マルス端末の設備がある。ICOCA・Jスルーカード利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)であるが、Jスルーカードについては、簡易改札機による対応のため複数枚の処理不可。
1(上り本線) | ■和歌山線(上り) | 王寺・天王寺・JR難波方面 |
2(中線) | (予備ホーム) | |
3(下り本線) | ■和歌山線(下り) | 高田・桜井・五条方面 |
- 2番のりばは原則として営業列車は使用しない。回送列車や臨時列車が使用する。
- ホーム有効長は6両である。
- 日中の快速の3本中2本はこの駅で交換を行うが、朝晩の快速や普通は両隣の志都美駅とJR五位堂駅で交換を行うことが多い。
- 自動改札機はICOCA使用の場合を除き、入場のみに対応(集札は駅員が行う)しており、Jスルーカードにも対応していない。Jスルーカード入出場機は改札外の券売機横にあり、ICOCAチャージ機は改札内1番のりばにある。
[編集] 利用状況
- 1日平均の乗車人員は1,761人である(2005年度)
- 市名である「香芝」を冠しているが、特に香芝市の中心駅というわけではなく、周りに大規模な事業所や商業施設もないので、付近の住民の通勤通学利用が主体である。
- 真美ヶ丘ニュータウンなどの住宅地には近いものの、駅へアクセスする道路が狭いなどやや不便なことも災いしてか、利用状況としては多からず少なからずという状態である。
- 大和路線直通の区間快速(現在の快速)の本数増加に伴い、若干近鉄からのシフトも認められたが、近年の利用客数は微減傾向にある。
[編集] 駅周辺
[編集] 歴史
- 1891年3月1日 大阪鉄道 (初代) 下田駅として開業。
- 1900年6月6日 会社合併により、関西鉄道の駅となる。
- 1907年10月1日 関西鉄道が国有化。
- 1987年4月1日 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。
- 2004年3月13日 駅名を香芝駅に改称。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
和歌山線 |
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