非周期彗星の一覧
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この項目は、非周期彗星の一覧である。非周期彗星はある1回の時期しか見ることができない。非周期彗星は普通は放物線軌道に近い軌道をとり、太陽の近傍には数千年後に戻ってくるものから、永遠に戻ってこないものまで様々有る。
非周期彗星（軌道周期が200年以上の彗星として定義されている）の公式な符号は「C」で始まる。見失われたか消滅した彗星の符号は「D」で始まる。後者の一例としてはレクセル彗星（D/1770 L1)がある。この彗星は木星の重力によって太陽系から追い出されたことで知られている。
以下に示したのは太陽系に現れた非周期彗星の一部の一覧である。
目次 |
[編集] 1910年以降（五十音順）
| 彗星 | 発見者または命名された人物、発見日 |
|---|---|
| アラン・ローラン彗星 (C/1956 R1, 1957 III, 1956h) | アランとローラン、1956年11月8日 |
| 池谷・関彗星 (C/1965 S1, 1965 VIII, 1965f) | 池谷薫と関勉、1965年9月18日 |
| ウィルソン・ハバード彗星 (C/1961 O1, 1961 V, 1961d) | ウィルソンとハバード、1961年7月23日 |
| ウェスト彗星 (C/1975 V1, 1976 VI, 1975n) | ウェスト、1975年8月10日 |
| コホーテク彗星 (C/1973 E1, 1973 XII, 1973f) | コホーテク、1973年3月7日 |
| シェレルプ・マリスタニ彗星 (C/1927 X1, 1927 IX, 1927k) | ジョン・フランシス・シェレルプ、1927年11月28日とマリスタニ、1927年12月6日 |
| シューメーカー・レヴィ第9彗星 (D/1993 F2, 1994 X, 1993e) | E. シューメーカーとC. シューメーカー、レヴィ、1993年3月24日 |
| 朱・ベーラム彗星 (C/1997 L1) | 朱、1997年7月3日とベーラム、1997年7月8日 [1]) |
| スコリチェンコ・ジョージ彗星 (C/1989 Y1, 1990 VI, 1989e1) | スコリチェンコとジョージ、1989年12月17日 |
| 関・ラインズ彗星 (C/1962 C1, 1962 III, 1962c) | 関勉とラインズ、1962年2月4日 |
| デコック・パラスケヴォポロス彗星 (C/1941 B2, 1941 IV, 1941c) | デコック、1941年1月15日とパラスケヴォポロス、1941年1月23日 |
| 南天の大彗星 (C/1947 X1, 1947 XII, 1947n) | 1947年12月7日 |
| 日食彗星 (C/1948 V1, 1948 XI, 1948l) | 最初に発見されたのは1948年11月1日のナイロビでの日食中 (光度約 −2等) |
| 百武彗星 (C/1996 B2) | 百武裕司、1996年1月30日 |
| ヒューメイソン彗星 (C/1961 R1, 1962 VIII, 1961e) | ヒューメイソン、1961年9月1日 |
| ブルックス彗星 (C/1911 O1, 1911 V, 1911c) | ブルックス、1911年7月21日 |
| ヘール・ボップ彗星 (C/1995 O1) | ヘールとボップ、1995年7月23日 絶対等級がマイナスの値を持つことで知られている4つしかない彗星の1つ (−2.7等) |
| ベネット彗星 (C/1969 Y1, 1970 II, 1969i) | ベネット、1969年12月28日 |
| ベリャヴスキー彗星 (C/1911 S3, 1911 IV, 1911g) | ベリャヴスキー、 1911年9月29日 |
| ポイマンスキー彗星 (C/2006 A1) | ポイマンスキー、2006年1月2日 |
| ホワイト・オルティス・ボレリ彗星 (C/1970 K1, 1970 VI, 1970f) | ホワイト、1970年5月18日、オルティス、1970年5月21日、ボレリ、1970年5月22日 |
| マックノート彗星 (C/2006 P1) | マックノート、2006年8月7日 |
| マックホルツ彗星 (C/2004 Q2) | マックホルツ、2004年8月27日 |
| ムルコス彗星 (C/1957 P1, 1957 V, 1957d) | ムルコス、1957年7月29日 |
[編集] 1910年とそれ以前（年代順）
| 彗星 | 発見者または命名された人物、発見日 |
|---|---|
| C/1577 V1 (1577 I) | 1577年11月1日 絶対等級−1.8等、絶対等級がマイナスの値を持つことが知られている4つしかない彗星の1つ |
| C/1652 Y1 | リーベック、1652年12月17日 （南アフリカ、ケープタウン） |
| キルヒ彗星 (C/1680 V1) | キルヒ、1680年11月14日（最初に望遠鏡で発見された彗星） |
| C/1686 R1 | ステル、1686年8月12日（南アフリカ、ケープタウン） |
| C/1689 X1 | ステル、1689年11月24日 （南アフリカ、ケープタウン） |
| 1729年の大彗星 (C/1729 P1, 1729, サラバット彗星) | サラバット、1729年8月1日 絶対等級−3.0等、 絶対等級がマイナスの値を持つことが知られている4つしかない彗星の1つ |
| C/1743 X1 (1744, クリンケンベルク・ド・シェゾー彗星) | クリンケンベルク、1743年12月9日とド・シェゾー、1743年12月13日 （軌道計算者） 木星よりも明るくなり、1744年3月には少なくとも6本の尾が見えた |
| C/1747 P1 (1747, ド・シェゾー彗星) | ド・シェゾー、1746年8月13日 絶対等級−0.5等、絶対等級がマイナスの値を持つことが知られている4つしかない彗星の1つ |
| 1760年の大彗星 (C/1760 A1, 1759 III, パリジャン彗星) | 1760年1月7日、1758年に木星まで0．054AUまで接近した[2] |
| レクセル彗星 (D/1770 L1) | 1770年6月14日、発見者はメシエだが、最初に軌道を観測したレクセルの名前が付けられている |
| 1771年の大彗星 (C/1771 A1, 1770 II) | 1771年1月9日 |
| 1783年の大彗星 (C/1783 X1, 1784) | ド・ラ・ニュクス、1783年12月15日 |
| 1807年の大彗星 (C/1807 R1, 1807) | ジョバンニ、1807年9月9日 |
| 1811年の大彗星 (C/1811 F1) | フロジェルグ、1811年3月25日 |
| 1819年の大彗星 （1819 II, トラレス彗星） | トラレス、1819年7月1日 |
| 1823年の大彗星 (C/1823 Y1, 1823) | 1823年12月24日 |
| ポンス彗星 (C/1825 N1, 1825 IV) | ポンス、1825年7月18日 |
| 1830年の大彗星 (C/1830 F1, 1830 I) | ファラゲー、1830年3月16日 （モーリシャス）とファローズ、1830年3月20日 （南アフリカ、ケープタウン） |
| 1831年の大彗星 (C/1831 A1, 1830 II) | ヘラパス、1831年1月7日 (1) |
| 1843年3月の大彗星 (C/1843 D1, 1843 I) | 1843年2月5日 |
| 1844年の大彗星 (C/1844 Y1, 1844 III) | 1844年12月17日 |
| 1845年6月の大彗星 (C/1845 L1, 1845 III) | 1845年6月2日 |
| ハインド彗星 (C/1847 C1, 1847 I) | ハインド、1847年2月6日 |
| ミッチェル彗星 (C/1847 T1, 1847 VI) | ミッチェル、1847年10月1日 |
| クリンカーフューズ彗星 (C/1853 L1, 1853 III) | クリンカーフューズ、1853年6月11日 |
| 1854年の大彗星 (C/1854 F1, 1854 II) | 1854年3月23日 |
| ドナティ彗星 (C/1858 L1, 1858 VI) | ドナティ、1858年6月2日 |
| 1860年の大彗星 (C/1860 M1, 1860 III) | 1860年6月18日 |
| サッチャー彗星 (C/1861 G1) | A・E・サッチャー、1861年4月5日 |
| テバット彗星 (C/1861 J1, 1861 II) | テバット、1861年5月13日。1861年の大彗星。C/1500 H1と同一かもしれない。 |
| 1865年の南天の大彗星 (C/1865 B1, 1865 I) | 1865年1月17日 |
| コジア彗星 (C/1874 H1, 1874 III) | コジア、1874年4月17日 |
| 1880年の南天の大彗星 (C/1880 C1, 1880 I) | 1880年2月1日 |
| 1881年の大彗星 (C/1881 K1, 1881 III, 1881b) | テバット、1881年5月22日 |
| 1882年の大彗星 (C/1882 F1, 1882 I, 1882a) | ウェルズ、1882年3月18日 |
| 1882年9月の大彗星 (C/1882 R1, 1882 II, 1882b) | 1882年9月1日、推定で −17等級に達した（C/1882 R1、C/1945 X1 （ドゥ・トイト）とC/1965 S1はX/1106 C1の破片かもしれない）。 |
| 1887年の南天の大彗星 (C/1887 B1, 1887 I, 1887a) | トーミ、1887年1月18日 |
| 1910年1月の大彗星 (C/1910 A1) (1910年のハレー彗星の回帰と混同しないように注意） |
1910年1月12日の朝に多くの人が観測しており、最初に見た天文学者はイネスである。 |
