青戸あかね
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青戸 あかね(あおと あかね、1974年7月11日 - )は、広島県広島市出身の女子ハンドボール選手。広島メイプルレッズ所属。身長164cm。
[編集] 経歴
中学まではバスケットボール選手。ハンドボール選手だった父親の影響で、女子ハンドボールの名門・広島山陽女子高校入学後にハンドボールに転向した。1993年高校総体ベスト16。東京女子体育大学に進学し4年時には春秋のリーグ戦、関東大学選手権、全日本大学選手権4冠制覇に貢献。1997年、地元・広島のイズミに入社し、創部三年のイズミハンドボール部(2001年からクラブチーム・広島メイプルレッズ)に所属。林五卿プレーイングマネージャーからスパルタ教育を受け、小柄ながらガッツ溢れるプレ-で林、呉成玉、杉本絵美、大前典子らと1998年から始まる日本ハンドボールリーグ女子、史上初の七連覇、全日本実業団選手権優勝7回、全日本総合選手権優勝7回のチーム黄金期に貢献した。
全日本(ハンドボール全日本女子)には、イズミに入社した1997年の世界女子ハンドボール選手権アジア予選で初選出され以後、世界選手権、1998年バンコクアジア競技大会などで活躍、チームでも全日本でも主将を務めた。
2006年に気管支疾患を患いコーチ兼任となり、日本リーグはコーチ専任。本格的にコーチ学を勉強するためイズミを退社、大学院受験にチャレンジし2007年、広島大学大学院教育学研究科生涯活動教育学専攻健康スポーツ教育学専修入学に合格。コーチ兼任選手も続けながら2008年から二年間学究生活を送る予定。
2007年まで日本リーグ11シーズン得点559点は歴代4位。
[編集] 参考文献
- スポーツ人名事典、日外アソシエーツ、2002年1月