鈴木裕紀
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鈴木裕紀(すずき ゆきのり、1977年5月27日-)は、bjリーグ大分ヒートデビルズ所属のプロバスケットボール選手である。神奈川県横浜市出身。日本体育大学卒業。ポジションはガード。身長181cm、体重70kg。
[編集] 人物
日本体育大学を卒業後、当時JBL1部リーグだった大和証券に内定していたが、大和証券の休部に伴うチーム譲渡により新潟アルビレックス(現:新潟アルビレックスBB)に入団することになった。
新潟では、貴重な控え選手として存在感を見せていたが、同じポジションに庄司和広(現:埼玉ブロンコス)や堀田剛司(現:オーエスジーフェニックス)がいたため、レギュラー選手としての選手機会は多いほうではなかった。
新潟が中心となって発足したbjリーグのドラフト会議においては、プロテクト選手の枠から漏れてしまうことになったが、そのドラフト会議で大分ヒートデビルズから2巡目(全体第10位)指名を受けて入団するとともに、大分の初代キャプテンに就任した。
大分に入団して臨んだbjリーグの2005~2006シーズンは、桶谷大ヘッドコーチ代行(現:ヘッドコーチ)が率いるようになった後半戦に一時期プレイオフ圏内に食い込む健闘を見せたが、最後は息切れして5位に終わり、プレイオフ進出はならなかった。しかし、日本人選手最多の出場時間1227分を示す通り、bjリーグの日本人選手で安定感のあるプレーを見せている選手の1人と言っても過言はない。
また、2005~2006シーズンにおいて3ポイントシュート最優秀成功率選手に選ばれるとともに、日本人選手で唯一、bjリーグのベスト5に選出された。