金東柱
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キム・ドンジュ | |
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各種表記 | |
ハングル: | 김동주 |
漢字: | 金東柱 |
平仮名: (日本語読み仮名) |
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片仮名: (現地語読み仮名) |
キム・ドンジュ |
ラテン文字転写: | Kim Dong-ju |
本人表記: | Kim, Dong Joo |
オリンピック | ||
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男子 野球 | ||
銅 | 2000 | 野球 |
金 東柱(キム・ドンジュ、 1976年2月3日 - )は、韓国プロ野球・斗山ベアーズに所属する大韓民国出身のプロ野球選手(三塁手)。背番号は18。
2006 ワールド・ベースボール・クラシック韓国代表では四番を打った選手。
目次 |
[編集] 人物
通算打率は3割を超えており、2003年には首位打者を獲得した好打者。2004年オフには成績不振などから引退発言をしたが2005年は故障で終盤欠場したものの打率.302、10本塁打と復活した。しかし2006年は2006 ワールド・ベースボール・クラシック1次リーグの台湾戦で肩を脱臼し全治3ヶ月の重傷を負い、わずか43試合の出場にとどまったが2007年には119試合に出場し、打率ランキング5位の成績を残した。守備に関してはエラーが多い。長打力もあるが、柔らかいバッティングもできる中距離打者と言われる
[編集] FA権行使
2007年オフにFA権を行使。引きとめのために斗山は4年62億ウォン(約7億円)という契約提示を行ったが日本球界移籍を目指す。 しかし金は日本球界移籍の条件として2年4億円という金額を設定。この要求額の前に獲得を正式表明する球団は現れず(韓国野球委員会へ身分照会を行った球団はなし)、これを見た斗山も契約提示を撤回(元メジャーリーガー金善宇の獲得に全力を注ぐため)してしまう。 明けて2008年1月6日、斗山から梯子を外された形となった金はなんとしてでも日本球界移籍を果たそうと自ら渡日し翌7日、横浜ベイスターズと入団交渉を行った(横浜からの誘いではなく金側からの要求で実現)。しかし翌8日に横浜から断られてしまった。 10日に金は斗山に日本球界移籍を断念することを伝え、再契約の交渉に入る。斗山は4年50億ウォンを提示するも来季意向の海外移籍を希望する金の意向に合わせて1年契約を結ぶことになり、14日に1年契約年俸7億ウォン・出来高2億ウォンで契約を締結した。
[編集] 略歴
- 投打 - 右投右打
- 出身地 - 大韓民国
- 球歴 OBベアーズ/斗山ベアーズ(1998年-)
[編集] 年度別成績
年度 | チーム | 試合 | 打数 | 得点 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 四死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 |
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1998年 | OB | 125 | 457 | 69 | 121 | 24 | 89 | 4 | 37 | 87 | 14 | .265 |
1999年 | 斗山 | 114 | 399 | 62 | 128 | 22 | 84 | 2 | 51 | 53 | 9 | .321 |
2000年 | 127 | 469 | 78 | 159 | 31 | 106 | 5 | 64 | 65 | 17 | .339 | |
2001年 | 103 | 364 | 49 | 118 | 18 | 62 | 2 | 51 | 57 | 10 | .324 | |
2002年 | 120 | 415 | 63 | 132 | 26 | 79 | 1 | 65 | 61 | 8 | .318 | |
2003年 | 118 | 401 | 61 | 137 | 23 | 89 | 3 | 90 | 53 | 15 | .342 | |
2004年 | 124 | 430 | 72 | 123 | 19 | 76 | 4 | 85 | 67 | 14 | .286 | |
2005年 | 94 | 268 | 51 | 81 | 10 | 50 | 1 | 69 | 38 | 10 | .302 | |
2006年 | 43 | 140 | 19 | 35 | 4 | 16 | 0 | 24 | 17 | 7 | .250 | |
2007年 | 119 | 382 | 68 | 123 | 19 | 78 | 11 | 97 | 55 | 10 | .322 | |
通算成績 | 1087 | 3725 | 592 | 1157 | 196 | 729 | 33 | 633 | 553 | 114 | .311 |
[編集] タイトル
- 首位打者 - 2003年
- ゴールデングラブ賞(三塁手) - 2007年