野尻真太
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野尻真太(のじり しんた、1971年4月8日 - A型)はゲームデザイナー、コナミデジタルエンタテイメントプロデューサー・ディレクター、開発チーム小島プロダクションコンテンツ室プロデューサー。またメタルギアシリーズ外伝作品のプロデューサー。愛称は「チンタ」。
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[編集] 経歴
- 1995年:コナミに入社。
- 1995年・1998年:小島プロダクション(旧KCEジャパン)に移動
- 2000年:コナミの看板作品、メタルギアシリーズ初の携帯機版であるゲームボーイカラーソフト、METAL GEAR GHOST BABELにて監督を務める。大ヒットにはいたらなかったが、ゲームボーイカラー最高水準の作りこみと本編に負けず劣らない小ネタやストーリが好評だった。
- 2004年上記の続編でありメタルギアシリーズの外伝であるMETAL GEAR AC!Dにて監督・企画・ディレクターを務める。アクションではないメタルギアという新機軸を打ち出す。
- 2006年AC!Dの続編、METAL GEAR AC!D2にて脚本も手がける。AC!Dの不満点を解消し、思考型ステルスゲームの基礎を作り上げる。
[編集] 人物
務めたメタルギアの外伝シリーズでは、小島監督に負けず劣らない作りこみやシステムを考案し鬼才野尻真太と小島プロで呼ばれている。 手がけた作品は全てメタルギアシリーズの外伝であり、おもにヒロインを、外見は大人だが少女の面影が残る若い女性にする傾向がある。 ストーリー展開も、リアルな世界観や緻密な設定をおきながらも、ユーザーを愕かせる展開(本人談より「え、そうなるの、という感じの無茶して話を動かしていく)ストーリー展開の方が好きだと語っている。 脚本を手がけたAC!D2ではそのカラーが色濃く出ている。
ゲームウォッチのアシッド2のインタビューにて「自分に小島氏のカラーは真似できない」 「無理して小島氏の真似をしても、その作品は偽者になってしまいます」と小島監督を高く評価している。
また外伝を手がけている理由については「外伝という位置付けならば、自分独自のカラーが出せると思ったから」とコメントしている。
ちなみに、メタルギアアシッド2にてカードとして登場する木下あゆ美には、野尻自身が「カードとして登場してほしい」と持ちかけた事を、東京ゲームショウ2005にて熱く語っている。
[編集] エピソード
お酒はあまり強い方では無くむしろ弱い方であり、すぐ泥酔し酔っ払ってしまうという。
[編集] 作品
[編集] ゲーム
[編集] 脚本
- METAL GEAR ACID2