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笑福亭福松 - Wikipedia

笑福亭福松

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

笑福亭 福松(しょうふくてい ふくまつ)は、上方落語名跡。3代目の死後は空き名跡となっている。

目次

[編集] 初代

初代 笑福亭福松1857年 - 1904年10月14日)は、本名: 国島福松。享年47。

大阪市北区梅ヶ枝町生まれ。生家は銅細工師。3、4歳から芸事に親しみ軽業師や歌舞伎俳優に弟子入りするも器に会わず、7歳の時、初代桂文枝門下の桂梅丸(『落語系圖』には桂慶治)門下となる。翌年、2代目笑福亭松鶴(後の2代目笑福亭圓笑)門下に移り、福松(本名にちなみ)を名乗る。子役として活躍し、世の賞賛をさらった。

1893年10月、桂派に対抗し、月亭文都3代目笑福亭松鶴、2代目桂文團治(後の7代目桂文治)らと共に三友派を結成し、最後まで派の主力として活躍した。三友派の芸風そのままの華やかな高座で、人気実力ともに最高を極め、法善寺紅梅亭の席亭・原田ムメの覚えが最もめでたかった。

十八番は『紙屑屋(浮かれの屑より)』。踊りの名手でもあり、『大文字屋』を得意とした。

主な門下には福二(後の2代目立花家花橘)、2代目福松、璃喜松(後の末廣家扇蝶)、初代圓若(後の初代三遊亭圓若)、松光、勢楽(後の川上秋月)、3代目福松、福寿(後の桂塩鯛)、福楽(後の桂米若)、福助、小福松(後の5代目桂文吾)、福我(後の3代目桂文昇)らがいる。

[編集] 2代目

2代目 笑福亭福松1868年ないし1869年 - 1945年1月)は、本名: 河合福三郎。享年不詳。3代目笑福亭圓笑の実弟。

初め1886年3代目笑福亭松鶴門下で、里キ松、璃幸、2代目璃鶴を名乗る。後、1902年頃初代福松門下となり、福圓(本来は3代目)から、1913年東京へ出て門下不明で左文治。後に京桂派に移籍して、1914年9月に福松郎と改名し、更に1918年に2代目福松を襲名。

主に神戸、京都の寄席で活躍。後に5代目笑福亭松鶴の主催する「楽語荘」同人となり、「上方はなしを聴く会」で高座に上がった。芸風は地味で、華やかさには欠けていたようである。なお、娘は5代目文吾の後妻となった。

『味噌蔵』『夢八』『狸茶屋』などを得意とし、余興の踊りで『逢いたさ』を愛嬌よく踊っていた。

ある日自宅に泥棒が入り着物などを盗まれた。後に近所を歩いていると同じ着物を着ている人物を発見し『こいつはドロボー』だと思い尾行しその人物が交番の近くを歩いた時に大声で『ドロボー!!』叫び、捕まえたという。

[編集] 3代目

3代目 笑福亭福松1884年 - 1962年10月25日)は、本名: 山田福太郎。享年79。

2代目桂文之助京都東山の甘味茶屋「文の助茶屋」の創業者)の実子。幼少時(1888年?)より父の親友であった初代福松に預けられ、福太郎(1904年には文の家、1912年頃には再度笑福亭福太郎)を経て、長く父の前名であった2代目艶文亭かしく亭号は後に「文の家」)を1914年に名乗り、一時廃業し舞踊に転じていた時期もあったが、戦後復帰し晩年には師匠の50回忌を機に1955年9月3代目福松を襲名。なお、襲名の経緯に関しては5代目桂文吾の項を参照。

子供の頃は父が寄席の高座で踊っているのを背後からそっと現れて父の物真似をし踊ったのが喝采を受けた。それがきっかけで子役ながら高座にあがるようなる、子供からの修行していたこともあり、踊、三味線胡弓、鳴り物など何でもこなした。山村流の踊りの名手としても知られ、舞踊家としては山村福彌を名乗った。諸芸に通じていたが、自称「落語が一番下手」で、高座では噺を手短に切り上げ、得意の踊りで締めくくることが多かった。 噺も決して下手ではなかったが早口で聞き取りにくく客受けはしなかった。得意ネタは『愛宕山』『紙屑屋』など、踊では『ちよかね』『大文字屋』をよくやっていた。

世襲の芸人に良くありがちのことだが、若年時は傲慢な振る舞いが多く、周囲の憎悪を買うこともしばしばあったらしい。しかし、戦後の上方落語界にあっては生き字引的な存在として重きを成し、3代目桂米朝らに『地獄八景亡者戯』を始め、多くの貴重なネタを伝えたことで知られる。初代森乃福郎は直弟子にあたる。その他にも親子2代わたり稽古を付けてもらった文の家恋しく(後に漫才に転じ文の家恋しく・たより)、文の家文福、文の家速達がいる。

[編集] 出典

  • 『落語系圖』(月亭春松著)
  • 『古今東西落語家事典』(諸芸懇話会・大阪芸能懇話会共編、平凡社、1989年、ISBN 458212612X
  • 『続・米朝落語ノート』(桂米朝著、青蛙房、1985年)
  • 『三集・上方落語ノート』(桂米朝著、青蛙房、1991年)p69 - 3代目福松襲名に関して

[編集] 関連項目


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