神奈川中央交通茅ヶ崎営業所

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神奈川中央交通茅ヶ崎営業所(-ちがさきえいぎょうしょ)とは、神奈川中央交通の営業所の一つであり、神奈川県茅ヶ崎市や高座郡寒川町、藤沢市の一部を主に管轄する。営業所の所在地は神奈川県茅ヶ崎市高田であり、営業所の略号は「ち」を用いる。

連接バス「ツインライナー」はこの営業所の配置で、「ツインライナー」が使用される系統についてはGPSによるバスロケーションシステムが導入されている。

目次 1 所在地 2 沿革 3 現在の所管路線 3.1 茅ヶ崎駅北口発着路線 3.2 茅ヶ崎駅南口発着路線 3.3 湘南台駅西口発着路線 3.4 その他の路線 3.5 コミュニティバス「えぼし号」 3.6 臨時系統 4 廃止路線 5 他の営業所に移管した路線 6 車両 7 その他 8 参考文献 9 営業所へのアクセス

[編集] 所在地

• 茅ヶ崎営業所 - 神奈川県茅ヶ崎市高田4-1-15
• 藤沢操車所 - 神奈川県藤沢市辻堂新町3-4-23

[編集] 沿革

• 1988年5月30日 茅ヶ崎営業所全域でバスカード利用開始。
• 2005年3月14日 連接バス「ツインライナー」運行開始。「ツインライナー」ではGPSによるバスロケーションシステムの運用開始。
• 2007年3月18日 「ツインライナー」のみ共通ICカードシステムPASMO運用開始。
• 2007年12月9日 「ツインライナー」以外の路線でもPASMO運用開始。

[編集] 現在の所管路線

団地や住宅街への循環路線が多いのが特徴ともいえる。

[編集] 茅ヶ崎駅北口発着路線

• 辻01：辻堂駅北口～羽鳥一丁目～小和田～本村～茅ヶ崎駅
• 茅03：茅ヶ崎駅～神奈中営業所前～高田～小出二本松～滝の沢小学校前～湘南ライフタウン
• 藤07：藤沢駅～台町～羽鳥～四ッ谷～小和田～本村～茅ヶ崎駅
• 藤08：藤沢駅～市民病院～台町～羽鳥～四ッ谷～小和田～本村～茅ヶ崎駅
• 辻09：茅ヶ崎駅～本村～本村五丁目～市立病院～室田～室田小学校入口～松林～東小和田～辻堂駅北口～新町二丁目～ソニー前～高山車庫
• 湘11：湘南台駅西口～遠藤～遠藤松原～湘南ライフタウン～大辻～小出二本松～高田～ニュータウン入口～神奈中営業所前～茅ヶ崎駅
• 茅14：茅ヶ崎駅→本村→市立病院→ニュータウン入口→高田三丁目→室田二丁目→室田小学校入口→室田→高田三丁目→ニュータウン入口→市立病院→本村→茅ヶ崎駅（市立病院・室田循環）
• 茅14：茅ヶ崎駅→本村→ニュータウン入口→高田三丁目→室田二丁目→室田小学校入口→室田→高田三丁目→ニュータウン入口→本村→茅ヶ崎駅（室田循環）
• 茅15：茅ヶ崎駅～神奈中営業所前～ニュータウン入口～鶴が台団地
• 茅16：茅ヶ崎駅～本村～市立病院～ニュータウン入口～高田三丁目～室田～室田小学校入口～室田二丁目
• 茅16：茅ヶ崎駅～本村～ニュータウン入口～高田三丁目～室田～室田小学校入口～室田二丁目
• 茅17：茅ヶ崎駅～神奈中営業所前～ニュータウン入口～松風台
• 茅31：茅ヶ崎駅→町屋→松尾→浜見平団地→団地中央→町屋→茅ヶ崎駅
• 茅35：茅ヶ崎駅～町屋～団地中央～浜見平団地
• 茅41：茅ヶ崎駅～町屋～今宿～荻園～寒川十字路～寒川駅入口～小谷
• 茅45：茅ヶ崎駅～保健所前～鶴嶺小学校～萩園～寒川十字路～寒川駅入口～小谷
• 茅48：茅ヶ崎駅→保健所前→鶴嶺小学校前→古川→小中島→今宿→町屋→茅ヶ崎駅（古川・今宿循環）
• 茅50：茅ヶ崎駅～神奈中営業所前～ニュータウン入口～高田～小出二本松～文教大学
• 茅52：茅ヶ崎駅～保健所前～鶴嶺小学校前～古川～山伏塚～一之宮小学校～西一之宮
• 茅53：茅ヶ崎駅～鶴嶺小学校前～古川～萩園第一公園前～下河原～一之宮～寒川駅南口
• 茅54：茅ヶ崎駅～保健所前～鶴嶺小学校前～古川～山伏塚～一之宮小学校～一之宮～寒川駅南口
• 茅81：茅ヶ崎駅→神奈中営業所前→ニュータウン入口→鶴が台団地→松風台

[編集] 茅ヶ崎駅南口発着路線

• 辻02：辻堂駅南口～西町～浜見山～辻堂団地～平和町～会館前～茅ヶ崎駅南口
• 茅09：茅ヶ崎駅南口→東海岸→第一中学校前→東原→茅ヶ崎駅南口
• 辻12：辻堂駅南口～浜竹～ひばりが丘～若松町～茅ヶ崎駅南口
• 辻13：辻堂駅南口～浜竹～テラス～富士見町～平和町～会館前～茅ヶ崎駅南口
• 茅33：茅ヶ崎駅南口→中海岸→仲町→団地中央→浜見平団地→松尾→団地北口→団地中央→仲町→中海岸→茅ヶ崎駅南口
• 茅37：茅ヶ崎駅南口～東海岸～海水浴場～南湖入口～西浜高校前～浜見平団地

[編集] 湘南台駅西口発着路線

• 湘25：湘南台駅西口→南大山→慶応大学→慶応大学本館前→慶応中高等部前
• 湘25：慶応大学本館前→慶応大学→南大山→湘南台駅西口（慶応大学本館前平日15:38以降・土曜12:48以降のみ）
• 湘25：慶応大学→南大山→湘南台駅西口

  急行運転で上記停留所のみ停車、休日運休、行先表示器には「急行 湘25」と表示される。連接バス「ツインライナー」限定運用だが、検査時には通常バス2台が代走することもある。

[編集] その他の路線

• 辻08：高山車庫→ソニー前→辻堂駅北口→東小和田→松林→室田小学校入口→室田→市立病院

[編集] コミュニティバス「えぼし号」

えぼし号を参照。

[編集] 臨時系統

• 平塚駅→馬入橋→団地北口→団地中央→浜見平団地→柳島入口→馬入橋→平塚駅

  湘南ひらつか七夕まつりの期間中のみ運行、系統番号はない。

• 茅ヶ崎駅南口～海水浴場

  海水浴シーズンの臨時直行便、系統番号はない。

[編集] 廃止路線

• 平01：平塚駅北口～今宿～小谷～用田車庫～吉岡芝原～綾瀬車庫
• 平02：平塚駅北口～今宿～小谷～用田車庫～吉岡芝原～桜ヶ丘駅
• 茅05：茅ヶ崎駅→矢畑→鶴嶺小学校→馬入橋→平塚駅北口

  平塚営業所と共管だった。

• 茅27：茅ヶ崎駅～法務局前～円蔵～寒川駅入口～北方～文教大学(茅26系統へルート変更して委託)
• 茅30：茅ヶ崎駅～円蔵～寒川十字路～倉見駅～門沢橋～中新田小学校前～海老名駅
• 茅33：茅ヶ崎駅～円蔵～寒川十字路～倉見駅～門沢橋～中新田～厚木駅～本厚木駅南口
• 茅38（初代）：茅ヶ崎駅→茶屋町→松尾→浜見平団地→西浜→仲町→茶屋町→茅ヶ崎駅
• 茅38（2代目）：茅ヶ崎駅南口→茅ヶ崎駅入口→西浜→仲町→松尾→浜見平団地→南湖入口→茅ヶ崎駅入口→茅ヶ崎駅南口
• 茅39：茅ヶ崎駅→茶屋町→松尾→浜見平団地→南湖入口→茅ヶ崎駅入口→茅ヶ崎駅南口
• 茅40：茅ヶ崎駅南口→茅ヶ崎駅入口→西浜→仲町→茶屋町→茅ヶ崎駅
• 茅43：茅ヶ崎駅～今宿～小谷～用田車庫～吉岡芝原～綾瀬車庫
• 茅44：茅ヶ崎駅～今宿～小谷～用田車庫～吉岡芝原～桜ヶ丘駅
• 茅46：茅ヶ崎駅～鶴嶺小学校～萩園～用田車庫～吉岡芝原～綾瀬車庫
• 茅47：茅ヶ崎駅～鶴嶺小学校～用田車庫～吉岡芝原～桜ヶ丘駅

[編集] 他の営業所に移管した路線

• 茅06…現在は湘南神奈交バス平塚営業所が担当。
• 茅25…現在は湘南神奈交バス平塚営業所が担当。
• 茅27…茅26系統（茅ヶ崎駅～矢畑～円蔵～寒川駅南口～北方～文教大学）にルート変更し、2006年5月22日から湘南神奈交バス平塚営業所が担当。

[編集] 車両

茅ヶ崎営業所は神奈川中央交通の中でも、極めて特徴的な車両構成を持つ。湘南東部地域の茅ヶ崎、藤沢、綾瀬、大和の4営業所はいすゞ自動車藤沢工場を取り囲むような路線網となることから、神奈川三菱ふそう自動車販売を傘下におさめた後も政策的配慮によりいすゞ車の投入が続けられていた。中でも茅ヶ崎は1985年頃までいすゞ車集中配備区であった関係から、現場で三菱車を歓迎しない空気が強く、大型車についてはいすゞ車約67%に対し三菱車が約33%の構成比となっている。このように今日に至るまで一貫していすゞ車が主導権をとり続けており、現状において三菱車が過半数を超えていない区は茅ヶ崎しか存在しない。

さらに、必ずしも取引数が多いとは言えぬいすゞ車のなかでも数の限られる富士重工製車体車は1983年頃より優先的に茅ヶ崎に配属され、転属も富士重工車体車に限定して受け入れていたことからいすゞ純正車が存在しなかったが、富士重工のバス車体架装事業撤退後はエルガが投入されるようになる。これはモノコック車体時代のいすゞ・C系以来、約20年ぶりの純正車の投入であった。

一方、茅ヶ崎市の意向よりコミュニティバスに採用された日野・ポンチョやオムニノーバ・マルチライダー、さらに藤沢操車場や綾瀬営業所の構造上、連接構造車が出入不能とのことからネオプラン・ツインライナーも本区の所属となるなど、特殊路線車両に異色のものが配備されているのも大きな特徴である。

なお、高速車・観光車の配属はない。藤沢市内のマンション「ココタウン」の住民輸送用にマイクロバスを保有しており、平日に辻堂駅北口～ココタウン間を運行している（検査時は綾瀬営業所のリエッセで代走）。

富士重工車体を架装したいすゞ・エルガ ち23

「えぼし号」に使用されるオムニノーバ・マルチライダー ち104

「えぼし号」に使用される日野・ポンチョ ち107

「えぼし号」に使用される日野・ポンチョ ち110

[編集] その他

• 他の営業所とは違い営業所（車庫）発着のバスはない（すべて回送となる）。
• 1996年～1998年には茅ヶ崎駅北口ロータリー工事のため、全ての路線が茅ヶ崎市役所駐車場に設置された臨時バスターミナル発着となり、駅北口から無料のシャトルバスが運行していた。
• ツインライナーの湘南台駅・慶応大学への回送は、国道1号線を辻堂まで走り、湘南ライフタウン内の藤沢市道（一部県道43号線）を北上するルートを採っている。本来は湘11系統のルートが最短であるが、途中に小出七曲（こいでななまがり）と呼ばれる急カーブが続く場所があり、連接バスの回送ルートとしては不適とされたためである。
• PASMOに関しては、2007年3月のサービス開始時はツインライナーのみ利用可能[1]だったが、2007年12月9日からはツインライナー以外のバスでも導入[2]した。

[編集] 参考文献

• バスラマ・インターナショナル68号（ユーザー訪問・神奈川中央交通）
• バス・ジャパン・ハンドブックシリーズR・57「神奈川中央交通」

[編集] 営業所へのアクセス

神奈中営業所前下車

• 茅03：茅ヶ崎駅～湘南ライフタウン
• 湘11：茅ヶ崎駅～大辻～湘南台駅西口
• 茅15：茅ヶ崎駅～鶴が台団地
• 茅17：茅ヶ崎駅～松風台
• 茅50：茅ヶ崎駅～小出二本松～文教大学
• 茅81：茅ヶ崎駅～鶴が台団地～松風台（深夜バス）

表・話・編・歴 神奈川中央交通と神奈中グループのバス営業所
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