砂川大橋
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砂川大橋(すながわおおはし)は、北海道砂川市と樺戸郡新十津川町の間の石狩川に架かる北海道道283号砂川新十津川線の道路橋梁。
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[編集] 歴史
[編集] 1952年の橋
砂川市と新十津川町の間には橋が存在せず(当時は石狩川橋もしくは月形橋しかこの辺りには無かったが、距離が相当離れていた)、渡船に頼るしかなかった。その渡船が1946年に事故を起こし、周辺町村を交えて石狩川に橋を架けるように国へ要望が出された。しかし、1949年に要望が通り橋を架けることとはなったが、どこに橋を架けるかで住民が対立、現在の位置に決まり着工したのは1950年8月12日のことであった。 1952年8月20日開通、長さ306.0m、幅6.0mのワーレントラス橋であった。
[編集] 1989年の橋
先代の橋は1969年にあった石狩川の水路改良により、両岸に築堤ができ、橋に接続する道路が築堤から水路川にはみ出すという状態になり、橋自体にも車両の重量に耐えきれなくなってきていた。そういった状況を踏まえて新しい橋をかけ直すことになった。1983年1月20日起工、1989年11月24日開通。長さ821.0m、幅12.0mの連続鋼箱桁橋である。
[編集] 地理
石狩川の河口より数えて9番目に位置する橋であり、上流側には滝新橋が架かっており、下流側には奈井江大橋が架かっている。