環境野郎Dチーム
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環境野郎Dチーム(かんきょうやろうディーチーム)は、フジテレビ系で2007年4月16日から9月17日まで毎週月曜日の深夜24:45~25:10に放送されていた情報バラエティー番組である。頭文字の“D”は「団塊」、そして「Danger」(危険)の“D”を表しており、メンバーは60歳前後の熟年世代の俳優たちで構成される。昨今問題視されている「環境問題」をテーマに、地球が抱えるさまざまな問題をすべての世代に訴えていく情報バラエティ番組。番組のネーミングは、1980年代に日本でも人気を博したアメリカのアクションドラマの「特攻野郎Aチーム」が由来。
目次 |
[編集] 放送局
放送対象地域 | 放送局 | 放送日時 | 備考 |
---|---|---|---|
関東広域圏 | フジテレビ(CX) | 月曜 24時45分~25時10分 | 制作局 |
岩手県 | 岩手めんこいテレビ(mit) | 同時ネット | |
広島県 | テレビ新広島(TSS) | ||
長野県 | 長野放送(NBS) | 月曜 24時35分~25時00分 | 14日遅れ |
福岡県 | テレビ西日本(TNC) | 火曜 24時50分~25時15分 | 15日遅れ |
熊本県 | テレビ熊本(TKU) | 木曜 25時35分~26時00分 | 17日遅れ |
新潟県 | 新潟総合テレビ(NST) | 水曜 24時35分~25時00分 | 23日遅れ |
長崎県 | テレビ長崎(KTN) | 火曜 24時35分~25時00分 | 29日遅れ |
北海道 | 北海道文化放送(uhb) | 火曜 24時45分~25時10分 | |
沖縄県 | 沖縄テレビ(OTV) | 金曜 14時35分~15時00分 | 32日遅れ |
山形県 | さくらんぼテレビ(SAY) | 木曜 24時35分~25時00分 | 38日遅れ |
富山県 | 富山テレビ(BBT) | 月曜 25時35分~26時00分 | 56日遅れ |
静岡県 | テレビ静岡(SUT) | 木曜 25時15分~25時40分 | 59日遅れ |
宮城県 | 仙台放送(OX) | 水曜 25時13分~25時38分 | 途中打ち切り |
岡山県・香川県 | 岡山放送(OHK) | 火曜 25時40分~26時05分 | 106日遅れ |
関西広域圏 | 関西テレビ(KTV) | 月曜 24時35分~25時00分 | 175日遅れ |
※ほとんどのネット局では、サッカー中継などで番組が休止になり、番組開始当初より遅れが拡大してしていた。
- テレビ新広島では基本的に同時ネットであるが、あくまでローカル枠で番販ネットをしている関係で3度未放送(振替放送なし)となり、2007年9月17日放送分の最終回も代替放送されず、9月10日が実質的な最終回となった。
- 岡山放送は2007年8月3日から放送開始。10月から金曜深夜から火曜深夜へ移動。
- 仙台放送は24 -TWENTY FOUR-の再放送のため、2007年7月25日を最後に打ち切り。
- 関西テレビは2007年10月8日より放送開始されたが13話からの放送で、2007年12月15日に21話をもって最終回を迎えた。
[編集] 出演者
Dチームリーダー兼MC
- 伊吹吾郎(#1~)
Dチームメンバー
- ※毎回、この中から5人のメンバーがDチームとしてスタジオに登場。
- ※Dチームメンバーは続々増えていく予定となっているが実際は伊吹・麻丘・小野寺・大和田の4人は固定、小倉と笹野はほぼ隔週で交代出演となっている。
- ※#12はOP映像のみ登場。
- ※#19では笹野はスタジオ収録部分のみ出演、小倉はおまけコーナーSPのみ出演。
[編集] ヤングゲスト
- #1 (4月16日) 福田沙紀
- #2 (4月23日) 東原亜希
- #3 (4月30日) 磯山さやか
- #4 (5月7日) 杏さゆり
- #5 (5月14日) 矢口真里
- #6 (5月21日) 加藤夏希
- #7 (5月28日) 加藤夏希
- #8 (6月4日) 川村ゆきえ
- #9 (6月11日) 中川翔子
- #10 (6月18日) 松井絵里奈
- #11 (6月25日) 山崎真実
- #12 (7月2日) ゲストなし(伊吹一人の出演だったため)
- #13 (7月9日) 岩佐真悠子
- #15 (7月23日) アイドリング!!!(加藤沙耶香・小泉瑠美・遠藤舞・江渡万里彩・滝口ミラ・外岡えりか・谷澤恵里香・フォンチー・横山ルリカ)
- #16 (7月30日) 佐藤寛子
- #17 (8月6日) 小池栄子
- #18 (8月13日) 金田美香
- #19 (8月20日) 三倉茉奈・佳奈
- #20 (8月27日) マリエ
- #21 (9月4日) ゲストなし(「(秘)富士登頂の感動再び!! 山頂の石の落書きを撤去せよ」完全版の放送のため)
- #22 (9月11日) 小倉優子
※#14(7月16日)は小島よしおがペットボトルリサイクル討論の中で登場
- 若年層の視聴率を獲得するためという番組の名目上、団塊世代とは大きく年齢のギャップのある若手女性タレント・アイドルが毎週ゲストとして登場。
エンディングテーマ
- 平井理央(フジテレビアナウンサー)(#1~5、#11~12)
準レギュラー
- クリスティーナ(リポートが「おしゃれリサイクル」の回では3回全て出演していて、コーナーレギュラーとなっている)
ナレーター
[編集] 番組内容
毎回Dチームのメンバーたちが環境問題を抱える現場に出向き、「地球が今こんなに危ない」という事実を独自の目線で体験&レポート。スタジオには団塊世代とはあきらかに世代のギャップのあるヤングゲストが登場。そしてVTRを見ながら「環境問題」に関してさまざまな世代に現状を伝え、「今私たちには何ができるのか」を一緒に考えていく。
番組構成は、Dチームメンバーのアイドリングトーク(レギュラー出演者は明らかにアドリブではなく台本をそのまま棒読みした喋り方ではあるが、これも番組においての演出とされている模様)→ヤングゲスト紹介→メンバーのリポート→リポートVTRを見て、Dチームとヤングゲストとの噛み合わないスタジオトーク(→平井のエンディングテーマ)→吾郎とめぐみのおまけコーナー→大和田の締め台詞、という流れとなっている。
Dチームリポート
- #1:「ハリセンボン大量発生」(リポーター:小野寺昭)
- #2:「絶滅危惧種の問題」(リポーター:伊吹吾郎)
- #3:「生活排水による水質汚染」(リポーター:大和田伸也)
- →実際に大和田は取材に行っていない(多忙でスケジュールがとれなかったらしい)。但し、水質汚染に効果のある「EMだんご」をDチームメンバーとゲストの磯山がスタジオを飛び出して日本橋まで一人一投ずつ川に投げ入れた。
- #4:環境かるたのためリポートなし
- #5:クイズ環境問題のためリポートなし
- #6:「おしゃれリサイクル!モデルさんのいらない服をもらおう!!Part1」(リポーター:伊吹、大和田)
- #7:「おしゃれリサイクル!モデルさんのいらない服をもらおう!!Part2」(リポーター:同上)
- #8:クイズ環境問題のためリポートなし
- #9:「ドジョウ捕りの達人ルー大柴と日本の美しい川に行く」(リポーター:伊吹、ルー大柴)
- →ルーはVTR登場のみでスタジオには登場せず
- #10:「おしゃれリサイクル!モデルさんのいらない服をもらおう!!Part3」(リポーター:伊吹、小野寺)
- #11:衝撃環境映像SPのためリポートなし
- #12:「幻の絶滅種!ツシマヤマネコを追え・完全版」(リポーター:伊吹)
- →#2で放送された「絶滅危惧種の問題」の完全版。
- #13:「寿司ねたシャコが激減!東京湾で捕獲できるか?」(リポーター:伊吹、小野寺)
- #14:「環境問題「ほんとはどうなの?」討論~ペットボトルリサイクルの是非~」
- #15:「伊吹吾郎の地球温暖化残念ランキング」
- #16:「環境問題どーなってるの?答えてちょーだい~水着ギャルに聞いた環境問題 意識調査~」
- #17:「過酷な富士登山!山頂の石の落書きを撤去せよ」(リポーター:伊吹、小野寺)
- #18:「地球が泣いてる 衝撃映像SP2」
- #19:「クイズ 環境問題 絶滅動物SP」
- #20:「地球に優しいエコ自慢コンテスト」
- #21:「過酷な富士登山!山頂の石の落書きを撤去せよ・完全版」
- #22:「クイズ環境野郎最新エコニュースSP」
- #23:「今夜限りの(秘)NG大賞Dチームの爆笑(秘)を大放出」
環境かるた
- 第4回より始まった新コーナー。様々な環境問題を日本の古きよき文化であるかるたの形にして紹介するコーナー
- ※「()」は詠み人
- 「あンデスの氷河が減っているんです」(伊吹)
- 「いつの間に氷が消えたキリマンジャロ」(伊吹)
- 「うみの底サンゴの悲鳴が聞こえるかい」(大和田)
- 「えんそくに来たはいいけどヒビ割れだ」(伊吹)
- 「おん暖化ツバルがもうすぐ沈みそう」(伊吹)
クイズ環境問題
- 第5回より始まった不定期新コーナー。このコーナーの司会は小野寺昭と麻丘めぐみ。
- 小野寺、麻丘以外のDチームメンバーとヤングゲストが環境問題について、どれくらい理解しているかを環境に関する重要なキーワードをクイズにして出題。
エンディングテーマ曲
- #1:グリーングリーン
- #2:野に咲く花のように
- #3:グリーングリーン
- #4:私だけの十字架(特捜最前線主題歌)
- #5:野に咲く花のように
- #11:私だけの十字架
- #12:タンゴむりすんな!(あばれはっちゃくシリーズ主題歌)
- #12までは団塊ジュニア世代を代表し、平井理央が地球とDチームへの応援歌を歌っていた(歌わない回もあり)。その後は不定期でDチームメンバーが歌う環境クラシックが流れた。
吾郎とめぐみのおまけコーナー
- 『お笑いマンガ道場』の「だん吉・なお美のおまけコーナー」をパロディ化した番組最後のコーナー。毎週、視聴者から送られてくる環境に関する質問を伊吹と麻丘が答えたり、チーム・マイナス6%のDチームとしての活動状況を報告する。2人の後ろには似顔絵が書かれたイラストやお便りなどが貼られている。時間が足りなくなった場合は、お便りは紹介せず、告知のみとなる。時間が足りなかった場合の、伊吹「今日は時間がないんです」、麻丘「じゃあ、やらなきゃいいじゃないですか」、伊吹「なきゃないで寂しいじゃないですか」という伊吹と麻丘の掛け合いは定番となっている。また、伊吹はたまに京都で購入したブルガリのサングラスをかけて登場する。これは、長文の告知を読む際に伊吹の視線がカンペに釘付けになるのをごまかすための措置と思われる。事実サングラスをかけて登場する際には長文の告知を読んでいる。第8回には、ゲストとして小野寺昭も参加した(但し時間が足りなかったためお便りはなし)。更に#9、#10には小野寺の他にも大和田と小倉も参加し、計5人でコーナーを進行した。
チーム・マイナス6%
- 伊吹が2007年5月5日にフジテレビで開催された環境イベント「ガチャピン&ムックといっしょに学ぼう!ストップ温暖化」に参加し、そこで環境省地球環境審議官・小島敏郎氏と知り合ったことがきっかけとなり、Dチームが環境省より、チーム・マイナス6%の加入を要請されることになった。第9回のおまけコーナーにて、麻丘、小野寺、大和田、小倉は加入を快諾したが、加入のきっかけとなった伊吹だけが「Dチームというチームが別のチームに入るのはおかしい」という理由で一人加入を固辞した。結局、伊吹以外の麻丘、小野寺、大和田、小倉、そしてその場にはいなかったが笹野も2007年6月12日より正式にチーム・マイナス6%の一員となった。また、始めは加入することに難癖をつけていた伊吹も結局は6月19日より加入することとなり、現状のDチームメンバーは全員加入した。
伊吹の鉄板話
- 番組開始のアイドリングトークにて、伊吹がスタジオを盛り上げられると豪語している鉄板話。しかしながら、当の伊吹が「まだ出せない」という理由で、番組内で披露されることはない。
大和田の締め台詞
- 番組エンディングの提供バックで毎週、伊吹と大和田の掛け合いがある。元ネタはクールポコというお笑いコンビのネタ
- 伊吹「大和田さん、そろそろ時間が来たようです」
- 大和田「なぁ~にぃ、やっちまったな!」
- 伊吹「男は黙って」
- ※ここまでは毎週同じで、この後に続く大和田の締め台詞が毎週変わる
- #1:「Dチーム!」
- #2:「チャンネルはそのまま」
- #3:「To Be Continued」
- #4:「ここの一言募集中」
- #5:「このあとは…」
- #6:「カンツォーネ!」
- #7:「来週のゲストは川村ゆきえさん」
※この回から「男は黙って」までの振りをカットしていきなり締め台詞でエンディング
-
- #8:なし(この回は詠み人伊吹による環境かるた「かえれない砂が道路を通せんぼ」でエンディング)
- #9:「ショコタンはギザカワイス」
- #10:「DVD化の話が来ています。でもそんなの関係…」
- #11:「次回はツシマヤマネコ完全版」
- #12:「ツシマヤマネコ、生きろ!」(この回は伊吹のみの出演のため伊吹が締めた)
- #13:「6:4の割合でDVDが出るようです」
※この回からクールポコ風の掛け合いがなくなる
-
- #14:「?」
- #15:「?」
- #16:「?」
- #17:「コンクリートジャングルやな!」
- #18:「ここは弥生時代ですか?」
- #19:「マンション増えたなー」
- #20:「エコバッグの当選者は大石さんに決定」
- #21:「」
- #22:「」
- #23:伊吹と大和田がいつもここからのネタで締める。
禁止されていること
- この番組では、以下の行為を行うことは厳禁のようで、行った場合は注意を受けるが、リニューアルされた#13以降は注意されなくなった
-
- 環境の話題から話が逸れそうになったとき
- →大和田から、「○○さん、その話ならよそでやってください」と注意される
- 他の番組で話したことを、この番組でも話したとき
- →小野寺から、「○○さん、その話(他の番組名)でも話しましたよね」と注意される
[編集] 他局への出演
番組は2007年9月17日に終了したが、2007年11月15日、TBS系の歌番組「うたばん」の終盤で復活。伊吹・大和田・小野寺・麻丘の4人がDチームとして出演し、環境クラシック「エリーゼのために」を熱唱した。Dチーム独特の掛け合いも復活。うたばんMCである石橋貴明、中居正広から突っ込みが入る中、番組の締め(次週のゲスト紹介、普段は中居が言っている「さようなり~」等)もDチームメンバーが行った。
[編集] スタッフ
- チーフプロデューサー :宮道治朗
- プロデューサー :坪井貴史
- 演出 :木村剛、蜜谷浩弥
- ディレクター :石武士、小林智武 、麻生裕久
- 構成 :酒井健作、岐部昌幸、安部裕之
- アシスタントプロデューサー :倉科知美
- 制作 :フジテレビバラエティ制作センター
[編集] 関連項目
- 特攻野郎Aチーム
- お笑いマンガ道場
- グリーングリーン
- 戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー(アイキャッチのオマージュ元・ナレーターの政宗一成氏が同じくナレーターを務めていた)
- トリビアの泉
- アナ☆ログ
- 理由ある太郎
[編集] 前後番組
フジテレビ 月曜日深夜24:45~25:10 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
フェイク・オフ~完全なる相関図~
(2006年10月~2007年3月) |
環境野郎Dチーム
(2007年4月~9月) |
コンバット
(2007年10月~) |