珍豪ムチャ兵衛
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『珍豪ムチャ兵衛』（ちんごうムチャべえ）は森田拳次の漫画作品。また、それを原作としたテレビアニメ。
目次 |
[編集] ストーリー
徳川家が平定して間もない江戸の、とある長屋に住む浪人ムチャ兵衛は、豊臣の末裔であるというボケ丸という男児を貧乏ながら育て上げ、豊臣家を復興させようとするというギャグ漫画。
[編集] 登場人物
レギュラー、又は準レギュラーとして登場するのは以下のとおり。他に、カブレの部下の忍者隊も何度か登場する。
[編集] 豊臣側
[編集] 徳川側
- カブレズキン（通称カブレ、流行にすぐカブレる。声：滝口順平）
- 徳川家光（カブレの主君）
- 大久保彦左（徳川家家老）
[編集] 長屋「江戸マンション」の主な住人
- ピーナッツばあちゃん（双子の老婆）
- 穴太、南太（駕籠かき）
[編集] アニメ版
1971年2月15日から3月22日までTBS系で放送された。全26回（全49話）。モノクロ作品。
日本のテレビアニメでは最後のモノクロ作品。実際は1968年に制作された作品であるが、当時テレビは全面カラー放送化を控え今更モノクロ作品はどうか、という事でお蔵入りとなった作品であるという。そしてテレビ番組が全てカラー化されたその3年後、突然日の目を見る事となった。尚、国産で事実上最後に作られたモノクロアニメは『もーれつア太郎』2番目は「ア太郎」より3日遅れて放送開始し、半年で終了した『ウメ星デンカ』（1969年）である。
原作は、病気の治療の報酬として「城をやる」とムチャ兵衛に約束した家光が、困った挙句に城の形の特大ケーキをムチャ兵衛たちに渡すというエピソードで終了しているが、アニメ版の最終回「天下泰平の巻」は、ボケ丸とムチャ兵衛が現代の東京にタイムスリップ、そのままそこで生きていくという独自の終わり方になっているとの説がある。
[編集] スタッフ
[編集] 主題歌
- オープニング「珍豪ムチャ兵衛」（作詞：東京ムービー企画部 作曲：広瀬健次郎 歌：熊倉一雄）
- エンディング「ボケ丸子守歌」（作詞：東京ムービー企画部 作曲：広瀬健次郎 歌：熊倉一雄）
[編集] 放送リスト
[編集] 外部リンク
- 青林堂B.O.Dリバースコミックス（「珍豪ムチャ兵衛」で検索）
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