火曜ミステリー劇場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
火曜ミステリー劇場(かようミステリーげきじょう)は、かつてテレビ朝日系で放送されていた、サスペンス主体の長時間ドラマ番組である。
目次 |
[編集] 概要
1990年4月~1991年9月にかけて毎週火曜日夜8時~9時48分に放送されていた。前番組「火曜スーパーワイド(1988年4月から1990年3月までテレビ朝日系列で放送されていたスペシャル番組。)」は当時これ以外の2時間スペシャル番組がなかったため、水曜スペシャルから引き継いだドキュメンタリーや音楽番組などと交互に2時間ドラマを放送していたのに比べて「火曜ミステリー劇場」はサスペンスドラマ主体の番組のため、小さい子供を持つ親や「フイクションとノンフイクション」の区別が判断できない家庭から放送当時、テレビ朝日や朝日放送など系列各局から「火曜日の夜8時にサスペンスドラマを編成していいのか!?」という問い合わせが多かった。ちなみにこの時にエンディングテーマ曲を作ったことが後に同じような形式の土曜ワイド劇場のエンディングテーマ曲採用へと繋がっていった。なお、週により、朝日放送が製作した回もあったり、1990年、1991年のナイターシーズン中夜8時台が野球放送になり、放送できない時は夜9時~9時54分で「火曜ミステリー劇場ミニ」として、1時間用の単発作品を放送したこともあった。しかし夜9時54分まで試合が延長した場合は番組自体は休止する。
[編集] テーマ曲
- テレサ・テン「涙の条件」(1990年4月~1990年9月)
- 安全地帯「情熱」(1990年10月~1991年3月)
- ハイ・ファイ・セット「忘れないわ」(1991年4月~1991年9月)
[編集] スポンサー
- 番組のスポンサーは「火曜スーパーワイド」から引き続き提供していた企業がほとんどだったが、ここから提供した企業もあった。基本的には大正製薬・桃屋・プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)・日本メナード化粧品の60秒企業4社と30秒企業14社(この中には牛乳石鹸・ミキプルーン・日本ペイント・日医神和(現在の日神不動産)・ナリス化粧品・ヤマト運輸・ヤマヒサなどもスポンサーだった。)
[編集] 番組終了後
- 後番組は夜8時台が和田アキ子司会のバラエティー番組「和田アキ子アワー」(1991年10月~1992年3月)だったが、視聴率が低迷し、1992年4月以降は月曜日夜8時枠と交換し、朝日放送東京支社製作枠になる。(平成ふしぎ探検隊→火曜ドラマリーグ→火曜ドラマ→たけしの万物創世紀→たけし・所のWA風がきた!→現代進行形TV イマジン!→運命のダダダダーン!Z→最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学と続いている。)夜9時台は必殺仕事人・激突!が放送された後火曜ドラマが放送されるが、1993年4月以降は情報ドキュメンタリー番組になり、1996年4月以降はバラエティー番組となるが、2001年10月に日曜日夜8時枠と交換し、現在はテレビ朝日製作枠となっている(「ロンドンハーツ」を放送、この交換により現在の朝日放送制作日曜夜8時枠が誕生した)。※2001年9月までは朝日放送製作枠。(1993年4月以降は東京支社製作の番組。)
テレビ朝日系 火曜20:00~21:48枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
火曜ミステリー劇場
|