火星物語
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火星物語 | |
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ラジオドラマ: 火星物語 | |
脚本 | 広井王子 |
放送局 | 文化放送 |
番組 | 広井王子のマルチ天国 |
発表期間 | 1994年4月 - 2000年3月 |
漫画: 火星物語 五月の花嫁 | |
原作・原案など | 広井王子 |
作画 | むつきつとむ |
出版社 | ファミ通 |
掲載誌 | 月刊ファミ通ブロス |
発売日 | 1巻:1998年9月 2巻:1999年4月 |
発表期間 | 1998年3月 - 1999年4月 |
巻数 | 2巻 |
ゲーム: 火星物語 | |
ゲームジャンル | RPG |
対応機種 | プレイステーション |
開発元 | アスキー |
発売元 | 同上 |
プロデューサー | 広井王子 |
キャラクターデザイン | 水玉蛍之丞 |
メディア | CD-ROM1枚 |
プレイ人数 | 1人 |
発売日 | 1998年10月22日 |
販売価格 | 5,800円 |
キャラクターボイス | あり(#キャラクター参照) |
その他 | 10大付録BOX仕様限定版が存在 |
小説: 火星物語 ロマンシア | |
著者 | 広井王子 |
イラスト | 水玉蛍之丞 |
出版社 | ファミ通 |
レーベル | ファミ通文庫 |
発売日 | 1998年11月4日 |
巻数 | 1巻 |
話数 | 30話 |
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『火星物語』(かせいものがたり)は、文化放送のラジオ番組『広井王子のマルチ天国』の中で放送されたリスナー参加型ラジオドラマ。1994年4月から2000年3月までの5年間で、全10シリーズが放送された。
1998年からメディアミックスが行われ、漫画版「火星物語 五月の花嫁」、ゲーム版「火星物語」、小説版「火星物語 ロマンシア」など他媒体に進出している。
目次 |
[編集] 概要
1970年代から1980年代にかけて火星探査機が打ち上げられ火星が注目を受ける中、広井王子が火星を舞台とした小説のタイトルとして『火星物語』を商標登録したことが起源である。広井は小説の準備を始めたものの忘れてしまい、1994年に『広井王子のマルチ天国』内のミニドラマの企画として突然思い出したとしている[1]。
広井は企画当初に、生命は宇宙規模で輪廻転生を繰り返しており、火星に辿り着く生命もあるかもしれないという世界観を抱いていた。その世界観がラジオドラマの根幹となり、冒頭で語られる「はるか遠い昔、これは人々が忘れてしまった記憶の物語」というフレーズが生まれている。また、世界観が大規模であるがゆえにラジオドラマでは語りきれないと考え、漠然とではあるが当時から複数のメディアへ進出する構想を抱いていたと語っている[1]。
[編集] キーワード
- 命名の儀
- 『火星物語』の世界では、12歳以下の子どもは「少年A」等と記号で呼称される。12歳の誕生日に「命名の儀」が行われ、名前を職業が与えられる。
- 風
- 『火星物語』の世界における神的存在。自由の象徴である。7色の風が吹くとされる。
- 風使い
- 「風」と心を通わせることが出来る存在。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
[編集] ラジオドラマ
リスナーのハガキを元に広井王子が台本を書き上げ、番組集録時に即興で録音するという形で放送され、即興ながらののアドリブの利いた演技で人気を得ていた。
ドラマはメインキャストとして、
などが登場し、他の脇役も全て4人が務めた。また、番組にゲストがあった回では、特別な役を与えられることもあった。
なお、ロマンシア3まではラジオドラマCDとして発売されている。
[編集] 火星物語 ロマンシア
1994年10月~1995年3月
もうすぐ12歳になる少年Aは、偶然カンガリアン王国のコアラップ王女に助けを求められる。子ども時代との決別の旅として、相棒のポチと旅立つことを決意する。
- アンサー(声:横山智佐)
- アロマ出身の少年A。両親は幼少の頃に亡くなっているが、犬族のポチをはじめたくさんの友達たちと楽しく暮らしている(ただし友達の多くは宝石探知機などの機械であるが)。偶然受信したコアラップ王女のSOSに応える形で、ポチと一緒に旅に出る。なお、アンサーという名前は、リスナー投稿で応募された中で最終選考に残った「アンサー(大人になることの答えを探す。)」と「アイル(I willの短縮。未来の希望。)」から横山が選んだ。
- ポチ(声:千葉繁)
- アロハシャツを愛用する二足歩行する犬。自称“犬族最強の剣士”。当初は四足歩行する通常の犬のイメージだったようだが、広井が台本に「アンサーの手を引いて」との一説を書いていたことから、ラジオドラマ本番中に“二足歩行する犬(=犬族)”が出来上がった。
- コアラップ(声:横山智佐)
- カンガリアン王国の王女。
[編集] 火星物語 ロマンシア2
1995年4月~11月
クエス姫は風使いにあこがれていた。父である王の死を機に王宮から追放されてしまい、風使いとなるためにサスケとともに風の渓谷へ旅立つ。
- クエス(声:横山智佐)
- “王女”という名に似合わず明朗活発な少女。黒パンツがトレードマーク。クエスという名の由来は、前作のアンサー(Answer=答え)に対してクエス(Question=問い)から。
- サスケ(声:千葉繁)
- クエスの世話役の青年。風貌は忍者のよう。
- リュート
[編集] 火星物語 ロマンシア3
1995年11月~1996年4月
- フォボス(声:横山智佐)
- タローボー(声:千葉繁)
- ランディ(声:広井王子)
- 今作で初登場し、以降において火星物語の名物キャラクターとなる、広井王子の持ちキャラ。
[編集] 火星物語4 ラフレシア
1996年4月~10月
- アンサー
[編集] 火星物語5
1996年11月~1997年6月
- クエス(声:横山智佐)
- サスケ(声:千葉繁)
- エス(声:豊口めぐみ)
[編集] 火星物語6 ノスタルジア
1997年6月~11月
- フォボス(声:横山智佐)
- ムジムジ(声:千葉繁)
- ランディ
[編集] 火星物語7 約束の大地
1997年12月~1998年7月
シリーズで唯一の地球での物語、舞台は火星に渡る以前のヨーロッパ。主人公カナンは、謎の組織N.O.A.のATGCの陰謀のために、彼女が持つ特殊な能力を利用されてしまう。シリーズ随一の難解な作品であった。
- カナン(声:横山智佐)
- 主人公。発火能力という特殊な能力に目覚める少女。
- ランディ(声:広井王子)
- 複数の組織で暗躍しており、作中で最も謎の多い人物。
[編集] 火星物語8 タコラス3世の華麗なる日々
1998年7月~1999年1月
火星のに人が渡って間もない頃の物語で、イカやタコの姿をした火星人と人間が共存している世界という設定の西部劇風作品。シリーズ随一のコメディタッチな作品となっている。
- タコラス3世(声:横山智佐)
- タコ型火星人で、凄腕のガンマン。横山が特徴的な演じ方をしたこともあり、歴代主人公で最も変わったキャラクターとなっている。
- イカブツ(声:千葉繁)
- イカ型火星人。千葉の演じ方は他の相棒キャラと変わらないのだが、横山の演じるタコラスの強烈なキャラクターによって、比較的まともなキャラクターのイメージを受ける。
[編集] 火星物語9 風の歌のララ
1999年2月~9月
ララ王家の第一王位継承者であるサタナエル、第二王位継承者のスピリト。この2人の主人公の物語。教会や軍など、権力を巡る様々な人間模様が描かれた。サタナエルとスピリトの怪しい関係が描かれる、BL風作品。
- サタナエル(声:横山智佐)
- 幼名はAA(ダブル・エー)。ララ王家の第一王位継承者。アンサー、クエスから繋がる王家の血筋らしい。
- スピリト(声:豊口めぐみ)
- 幼名はBBB(トリプル・ビー)。ララ王家の第二王位継承者。ネイル公爵家の御曹司。
- ハロウェル(声:千葉繁)
- かつての戦争で、軍功をあげた公爵。
- クラッチ(声:横山智佐)
- ララ王国軍の軍人、階級は少佐。
- グリッド(声:千葉繁)
- ララ王国軍の軍人、階級は中尉。
- ライラック(声:横山智佐)
[編集] 火星物語10 仕立て屋エクレアの伝説
1999年9月~2000年4月
- エクレア
- アプリコット
[編集] 漫画
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『火星物語 五月の花嫁』(かせいものがたり ごがつのはなよめ)は、月刊ファミ通ブロス1998年3月号~1999年4月号まで連載された漫画作品。広井王子原作、むつきつとむ作画で、単行本全2巻。
[編集] ストーリー
パーン国は国王の死後、後継者を巡って邪悪な陰謀の中にあった。自由を望むクエス姫であったが、親衛隊長シルバーンから自らに課せられた使命に気づかされ国と国民を守る決意をする。
そんな中、リビドー王国が侵攻を開始する。風使いサスケはクエスと国を守るため、12諸侯の盟約により禁じられた“風”を使ってしまう。それがきっかけとなり、パーンは他の12諸侯から攻められることとなる。
リビドーとの交戦の最中、サスケは魔女ラトティップに単身勝負を挑むが、窮地に陥りクエスに助けられる。結果、パーンは敵の手に落ちることになる。
国を落ち延びたクエスとサスケは、風使いタイガーを尋ねてリピドーへ向かう。しかしタイガーは過去に、当時パーン王に仕えた魔女ラトティップに風を封じられていた。その後、タイガーは劣悪な環境下での鉱山労働を強いる署長を殺害し自らも自殺してしまうが、その結果として他の鉱夫らの不満が爆発。クエスと共に新しい国の基盤を築くこととなる。
一方、パーンでは、リピドー王の急死を受け、アショカの傭兵であったランディが権力を掌握。魔女にも風使いにも頼らない力でパーンの地を守ることになる。
[編集] 登場人物
- クエス
- サスケ
- ゲラン
- ラトティップ
- シルバーン
- ランディ
- ボーイ
- タイガー
- ビル
- ノートン
- ゴールドスタイン
- フォボス
- ポチ
[編集] ゲーム
『火星物語』(かせいものがたり)は、1998年10月22日に、アスキーから発売されたプレイステーション用ロールプレイングゲーム。
通常版のほか、「10大付録BOX仕様限定版」が発売された。限定版の中身は主要5キャラ(フォボス、クエス、サスケ、アンサー、ポチ)のフィギュア、ジオラマセット、クエスのピアス、黒パン柄ハンカチ、ポチの顔柄名刺入れ、コロコロスタンプ。
[編集] 概要
ストーリーはラジオドラマ『火星物語』の3作目「ロマンシア3」をベースとしており、1作目「ロマンシア」、2作目「ロマンシア2」のストーリーを絡めて進行していく。
キャラクターデザインは水玉蛍之丞で、声優にあかほりさとるや伊集院光などの著名人も起用していることが特徴。
[編集] システム
基本的なRPGの体裁を成してるが、以下の点で他のRPGと大きく異なる所がある。
- 全30話構成で、各話の間には楽屋オチ的な幕間がある。
- 俗に言うセーブポイント的な物が存在せず、一話終えるごとにセーブが可能になっている。
- 基本的にフィールド移動は一方通行で、ショップを出た後また買い物に戻るといった事が出来ない。
- ダンジョンやフィールド以外は全て自動で移動する。また、長距離移動ではスゴロク形式やミニゲーム等での移動となる。
- 戦闘は「アドリブバトル」と呼ばれる形式で、敵味方構わず遠くへ投げたり、フィールド内に置いてあるオブジェを使用したりすることが出来るなどかなり自由度が高い物となっている。また、エンカウントは固定エンカウントしか無い。ダメージは数値では表記されず、攻撃のヒット時キャラクター上に出てくる星の量で見極めるしかない。
- 本編の途中で移動に使った車両の運転などが、ミニゲームとして追加され、ゲーム開始時のメニュー画面で遊べるようになる。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
[編集] ストーリー
アロマに住む少年Aは、もうすぐ12歳の誕生日を迎える。12歳になると“命名の儀”を受け、“名前”と“職業”を与えられるが、アロマの村長はネーミングセンスが悪い。このままでは変な名前をつけられてしまうと考えた少年Aと少年Bは、カンガリアンで命名の儀を受けようと計画を練っていた。そのための移動手段として、少年Aが戦車を製作することになっていたが…。
[編集] キャラクター
[編集] プレイヤーキャラクター
[編集] 現代
- フォボス(少年A(A710))
- 主人公。ゲーム開始時点では11歳。一切喋らず身振り手振りで説明する。一見は普通の少年であるが、七色の風を全て使いこなすなど突出した「風使い」の才能を秘めている。また手先が器用で戦車やタローボーなど様々な物を作るが、よく爆発もさせる。セイラの持っていた「チェーンウォッチ」で時間を移動できる唯一の人。名前の由来は火星の第一衛星フォボスより。
- セイラ(少女Y)(声:豊口めぐみ)
- ソドムの街出身の女の子。フォボス達と同じくカンガリアンで命名の儀を受けようとしていた所で知り合う。クエスに憧れを抱いており、絵本を持ち歩いている。
- タローボー(声:千葉繁)
- フォボスが対シルビー用に「あろっとオブぺん」の残骸から作ったロボット。フォボスのことを作ってもらった「神」と崇めているが、「カモ」や「亀」など言い間違いも多く言語回路に不具合がある。また、記憶回路に重要な情報が入っているがそれも中々出てこない。作中2回ボディを変更する。
[編集] 中世
- クエス(声:横山智佐)
- 400年前のアロマ王国の第一王位継承者で「風使い」。ボク少女で貧乳属性。二つ名は「疾風のクエス」又は「黒パンのクエス」(サスケ談)。行動的な性格で自由に対してこだわりを持つ。黒のパンツはマジックアイテムで常時着用している。アショカの圧制に対し自由を求めて戦った英雄であるが、フォボスの時代ではアロマ王国を解体に追いやった悪人として伝わっている。
- サスケ(声:千葉繁)
- 400年前のアロマ王国の近衛騎士隊長でこちらも「風使い」。クエスのお目付け役でもあり剣術の師匠でもある。外見は二枚目だが、スケベな性格が災いして三枚目な役回りとなることも多い。
[編集] 古代
- アンサー(声:横山智佐)
- 600年前にアロマ地方のヘロヘロ島に住んでいた少年。天真爛漫で素直な性格。誘拐されたコアラップ王女を助けるために、フォボスやポチとともに旅立つ。後に「風使い」として覚醒する。コアラップ王女を助けた功績により、カンガリアン王国の後押しを受けてアロマ建国の礎を築き、フォボスの時代ではアロマ王国建立国王として石碑が立てられている。
- ポチ(声:千葉繁)
- 自称大剣士の犬。スケベでお調子者だが友達を思う気持ちは人一倍強く、アンサーを庇って石化させられる事も。
[編集] 七色の風
- 赤の風(声:久川綾)
- 炎を司る風。フラメンコの衣装に似た服装で、情熱的な性格。
- オレンジの風(声:伊集院光)
- 力を司る風。ウェイトトレーニングによる隆々とした筋肉の持ち主。多少頭が弱い。
- 黄色の風(声:あかほりさとる)
- 強化を司る風。ターバンを頭に巻いており、のんびりとした性格で大のカレー好き。
- 緑の風(声:三石琴乃)
- 癒しを司る風。薄手の服装と切れ長の耳と目が特徴的。自然を愛していて人間嫌いの一面を持つ。
- 青の風(声:宮村優子)
- 雷を司る風。いつもパジャマでウサギのぬいぐるみを連れている。子供っぽい性格。アンサーを最も親愛している風である。
- 藍色の風(声:水谷優子)
- 凍気を司る風。バレエのドレスに似た服装で、おっとりとして控えめな性格。アンサーの時代にフォボスと出会い才能を感じ取り、それ以来フォボスが力に目覚めるのを見守っていた。
- 紫の風(声:子安武人)
- 斬撃を司る風。紫色のタキシードとマントを身につけている。プライドが高く、自意識過剰気味。
[編集] その他
- ナレーション(声:広井王子)
[編集] 現代
- アービン(少年B(B794))(声:古川登志夫)
- アロマ村出身の鳥族の少年。フォボスよりわずかに誕生日が早く、命名の儀で“アービン”という名前と“下水掃除士”の職業を与えられるが、同時に“Aチップ”によって自由を奪われてしまう。フォボス達にAチップを外され元の状態に戻り、以降は参謀的立場からフォボスのサポートを務めるが、亡命してきたラディス博士の裏切りにより窮地に追い込まれたフォボス達を庇って凶弾に倒れる。
- ランプー(声:古本新之輔)
- アロマ村出身のタコ族でフォボスの友人。タコ族は長生きであり、ランプー自身も中世(クエスの時代)から400年間生きている。
- 長老(声:八奈見乗児)
- アロマの村長。フォボス達のカンガリアンへの旅のカンパを村民全員に依頼するなど気が利く面もあるが、独特のネーミングセンスがと駄洒落が欠点。
- バジル
- アロマの焼肉屋店主。毎年村の祭りで「俺様に勝ったら焼肉食べ放題」を企画し、挑戦者を募っている。
- セージ(声:松尾銀三)
- アロマの住人。祭りの風船割りを得意とする。
- ローズ(声:池澤春菜)
- アロマの住人。サッカーを得意とする。
- サフィ(声:田中真弓)
- 風の谷の村長。フォボスがやって来てからは、彼にその役目を譲る。
- ランディ(声:広井王子)
- ブラパン党のリーダー。実はカンガリアン国王(キウイ65世)の実子で、本名は「ランドルフ・レム・キウイ」。打ち上げられたアスラにおいてラディスと差し違え、死の間際にシェイルへの婚約指輪をフォボスたちに託した。
- シェイル(声:菊池志穂)
- ランディの部下でブラパン党の副リーダー。ランディの恋人である。
- エマーク(声:山口勝平)
- ランディの部下で、犬族の剣士。セイラと同じソドムの出身。
- キウイ65世(声:内海賢二)
- カンガリアン王国の現国王。ハーネスの策略によって幽閉されていたがフォボスたちによって救出される。背中に桜吹雪の刺青を彫っている。
- エミュウ
- カンガリアン王国の大臣。Aチップにより洗脳され、銅像磨き士として働いている。
- セイラのおばあさん(声:折笠愛)
- ソドムで花屋を経営するセイラのおばあさん。一時はAチップによってセイラのことを忘れてしまう。
- ロードス(声:玄田哲章)
- 堕天使を封じたと伝えられる巨神。ラッキーに像が存在する。
- フーギ(声:納谷悟朗)
- 大軍事国家ハーネス帝国の皇帝。終盤で黒翼の堕天使の封印を解く。
- シルビー(声:横山智佐)
- ハーネスの軍人で、“漆黒剣”の使い手。風使いを目の敵としフォボスを追い回すが、アスラ打ち上げの際フーギに切り捨てられた事で仲間になる。
- ラディス・ランバード
- ハーネスの科学者で、人工衛星「アスラ」の設計者。ハーネスから亡命してきたと語っていたが、実際はフーギと通じておりフォボスたちを罠にはめ抹殺しようとするもアービンによって阻止される。その後打ち上げられたアスラの中で再登場するが頭に埋め込まれた特殊チップの影響で狂人化してしまっている。
- 黒翼の堕天使(声:速水奨)
- ラストボス。一万年前、古代文明人により、黒の風と共に封じられた堕天使。黒の風を発生させる事が出来る。
[編集] 中世
- デーモン(声:玄田哲章)
- ソドムの街の議長。最初は非協力的であったが、クエスの熱意に負け総督府への道筋が載った地図を渡す。本当は住民の事を思いやる素晴らしい人物。
- ミハエル(声:岩田光央)
- ソドムの街のレジスタンスのメンバー。
- キウイ25世(声:塩沢兼人)
- クエスの時代のカンガリアン国王。
- アショカ法王
- 宗教国家アショカ法国の指導者。とはいえリュートに利用されているだけの存在であり、最終的にリュートによって抹殺される。
- リュート(声:置鮎龍太郎)
- アショカ法国の軍総司令官。法王を唆し戦争を起こさせ、世界を支配しようと企む。
- ヴィルド(声:若本規夫)
- アショカ法国の科学者で、リュートの右腕的存在。悪魔の兵器「風機」の開発者。
- バサラ
- アショカ法国の将軍。主命には忠実だが道理を知る人物であったが、リュートに利用され魔獣と化した。
[編集] 古代
- コアラップ(声:池澤春菜)
- カンガリアン王国の王女。ある目的のため、囚われの身になっている。後にアンサーによって助け出され、アロマ建国後にアンサーの元へ嫁いでいる。200年後にはカンガリアン王国の広場に銅像が立てられている。
- ハインバッハ
- コアラップを誘拐したグループのリーダーだが、黒き闇に操られていた。
- ワッシャー(声:岩田光央)
- 一万年も生きてると言われる、ブラボーにの山の上に住むタコ族。長生きであることから「仙人」と呼ばれるが、本人はそれを嫌がっている。600年かけてポチを助ける薬を作った。一番高いところに住む理由は、天空城ウィンダムを目指しているため。
- ナラハンヌ(声:上田祐司)
- カンガリアンの道にある林檎の木を独り占めする怪物。
[編集] 主題歌
[編集] CM
父親役に千葉繁、母親役に横山智佐を起用して『縦笛編』、『しりとり編』、『記念撮影編』『オヤジギャグ編』の4編が放送された。
[編集] 関連商品
[編集] 和書
- 攻略本:火星物語 オフィシャルスターターブック
- 攻略本:火星物語 オフィシャルガイド
[編集] CD
- シングルCD:Wing/たとえば愛だよね
- サントラCD:火星物語 オリジナルサウンドトラック
[編集] 小説
文学 |
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各国の文学 記事総覧 |
出版社・文芸雑誌 文学賞 |
作家 |
詩人・小説家 その他作家 |
『火星物語 ロマンシア』(かせいものがたり ろまんしあ)は、1998年11月4日にファミ通文庫から発行された小説作品。広井王子著、水玉蛍之丞画で、50話のショートストーリー形式で構成されている。
[編集] ストーリー
ラジオドラマ「火星物語 ロマンシア」同様、アンサーがポチと共にコアラップ王女を助ける旅に出る。
[編集] 登場人物
- アンサー
- ポチ
- コアラップ
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
- 広井王子 - ラジオドラマ脚本、漫画原作、小説著者、声優ほか
- 横山智佐 - 主要声優
- 千葉繁 - 主要声優
- 豊口めぐみ - 主要声優
- フラワーチルドレン - 横山、豊口による音楽ユニット。ゲームのエンディング曲
- 広井王子のマルチ天国 - ラジオドラマ放送番組
- 文化放送 - 上記番組制作
- むつきつとむ - 漫画作画
- 水玉蛍之丞 - ゲームキャラクターデザイン、小説作画)
- ファミ通 - 漫画・小説出版元
- アスキー - ゲーム販売元