瀬谷駅
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瀬谷駅(せやえき)は、神奈川県横浜市瀬谷区瀬谷四丁目1番地1号にある相模鉄道本線の駅である。
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[編集] 駅構造
相対式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線を持つ地上駅。3番線は通常、使用されない。橋上駅舎を持つ。なお構内の店舗としてはVie de France、stationIST、am/pmがある。2007年12月になりSuicaとPASMOの専用改札機を導入した。
戦時中は海軍道路沿いに鉄道の引込み線があった。その分岐点は瀬谷駅より二ツ橋駅に近い位置にあり、瀬谷中学校の敷地を通過して、海軍道路に通じていた。
[編集] 利用状況
- 1日あたり乗降人員 41,472人(2006年度)
[編集] 概要
戦後しばらくの間は、商業施設は南口のスーパーなどが主であり、北口は現在の姿とは異なり戸塚区役所瀬谷支所・瀬谷小学校・瀬谷中学校・瀬谷消防署・瀬谷北郵便局などが主だった施設であった。南口も、金融機関は横浜南農協と瀬谷郵便局だけであった。また、南口には貸し自転車店や風呂桶店があった。
昭和40年代後半になると金融機関は南口に横浜信用金庫、北口に横浜銀行が出店した。スーパーも北口に西友ストア(2006年閉店)が出店し、南口の相模鉄道資材置場跡地にも相鉄ストアが出店した。その後、金融機関は北口に八千代信用金庫(現在の八千代銀行)、南口に静岡銀行(現在は撤退)が進出した。
昭和50年代から、北口にバス乗り場が設置され、細谷戸団地行の相鉄バス、原町田行き、戸塚駅東口行き、鶴間駅行きの神奈中バスが乗り入れた。また、家電量販店チェーンであるダイオー(現:ラオックス)が開店した。
1983年に放映されたフジテレビ系列の連続ドラマ「早春スケッチブック」では、舞台となった希望ヶ丘駅周辺とともに、主人公の一人である望月省一(河原崎長一郎が演じた)が八千代信用金庫(現在の八千代銀行)瀬谷支店の渉外課長という設定で、同支店と北口広場でロケが行われた。他には、南口から少し離れた厚木街道沿いにある洋食レストラン「シオタ」でも、ロケが行われた。
1988年に事業計画決定された再開発は、瀬谷駅北地区については店舗が少ないこともあって順調に進み、4棟のマンションなどが完成した。スーパーは、1999年にマルエツ、翌2000年にユータカラヤが出店した。また、1998年には相鉄駐車場ビルが完成した。1Fがバス・タクシー乗り場になっている。北口からは、神奈中バスが立場バスターミナルまで相鉄いずみ野線いずみ野駅経由で毎時3本運行され、比較的好調である。また、八幡神社前・鶴間駅東口・マークスプリングス行のバスも運行されている。バスは、相模鉄道が2007年12月に細谷戸線からの路線撤退を発表し、予断を許さない状況にある。
一方、南口は権利関係が絡んで再開発計画は進展していないものの、2005年環状4号線の部分開通で跨線橋が仮設され、交通量は増加傾向にある。 駅周辺の観光資源として、瀬谷八福神がある。年始になると、その窓口としてスタンプブックの販売なども行われる。
[編集] 駅周辺
- 北口
- 横浜市立瀬谷中学校 - 通学の便を図るため、駅にほぼ隣接した敷地に作られた経緯がある。
- 横浜市立瀬谷小学校
- 神奈川県立瀬谷西高等学校
- 横浜市立瀬谷地区センター
- 瀬谷図書館
- 在日米軍上瀬谷通信施設
- ヤマザキディリーストア
- オリジン弁当
- マルエツ
- ユータカラヤ
- TSUTAYA
- ジョナサン
- サイゼリヤ
- マクドナルド
- 魚貝亭瀬谷店
- 吉野家
- ダイソー
- 相鉄駐車場ビルディング - 1階はバスターミナル、タクシー乗り場などになっている。
- 湘南ゼミナール
- 横浜銀行瀬谷支店
- 八千代銀行瀬谷支店
- 瀬谷北郵便局
- 日本アビオニクス横浜事業所
- 南口
- そうてつローゼン
- ドトールコーヒー
- 亀屋万年堂
- Ash瀬谷店
- ミスタードーナツ
- 魚民
- 養老乃瀧
- STEP
- 横浜信用金庫瀬谷支店
- 静岡銀行 - 支店は撤退しATMはそうてつローゼン内にて稼動。
- 横浜農業協同組合瀬谷駅前支店
- 瀬谷郵便局
- 城南信用金庫瀬谷支店
- その他
[編集] 瀬谷駅周辺の開発
1950年代後半、横浜市は瀬谷の市街地造成を打ち出したが、上瀬谷通信施設周辺の工場化・住宅化を嫌った在日米軍が基地周囲に電波緩衝地区の設定を要求、1959年には瀬谷駅を含む極めて広範囲に電波規制、建設規制がしかれた。
冷戦終結後、1994年に電波規制が解除されると、瀬谷駅周囲の再開発が行われ、北口の再開発(1988年事業計画決定、2000年事業完了)は一部の地域を除いてほぼ完成した。一方で南口の再開発(1988年事業計画決定)は進展していない。最近では、一部商店が閉店し、跡地が駐車場・駐輪場となった箇所もみられ、北口や環状4号線沿いの賑わいに比べ活気がなくなっている。
[編集] 路線バス
- 瀬谷駅(北口バスターミナル)
一時は南口より銀座通り経由で下瀬谷行きの相模鉄道バスも運行されていた。 かつては原町田や戸塚駅東口まで神奈川中央交通が運行していた。
[編集] 歴史
- 駅の北側には構内線(ヤード)があった。現在の北口広場と中学校付近である。このうち一部は海軍道路に沿って日本軍関連施設へと引き込まれていた。
- 1968年(昭和43年)8月17日正午頃、瀬谷駅に程近い三ツ境9号踏切付近で、乗客約280人が乗車していた横浜発海老名行き下り電車4両編成と、入換中の貨物列車が正面衝突した事故が発生した。
- 2004年(平成16年)3月28日 新駅舎(橋上駅舎化)及び南北自由通路使用開始。なお、同日から労働組合がストライキを計画していたため、新駅舎オープンの貼り紙とストライキ告知の貼り紙が同時に張り出された中での切り替えであった。結局、早朝始発から数本が運休となり、スト解除後の駅舎オープンとなった。
[編集] 今後の計画
2005年には大和駅側の環状4号線が仮高架化されたが、現在の駅舎完成を持って再開発が終了したわけではなく、神奈川東部方面線構想に伴い相鉄本線に特急を走らせるため、瀬谷駅下り線に待避線を設け4線化する文言が認可の条件に付帯されている。
瀬谷駅は昔からホームの2面4線化が考えられており、新駅舎自体には待避線を設ける空間は確保されているが、昔と比べ列車の編成が長大化したことから、線路沿い南側の数軒は移転させる必要があり、今後の動向が注目される。
なお、相模鉄道には瀬谷駅を将来的に地下駅化する構想もある。また、瀬谷区のマスタープランによると、半地下計画になっている。
[編集] 駅名の由来
開業時の駅の所在地「鎌倉郡瀬谷村大字瀬谷」から。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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