深川ターミナル

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深川ターミナル（ふかがわターミナル）は北海道深川市に設置されていた空知中央バスのバスターミナル施設。

目次 1 所在地 2 概要 3 閉鎖後 4 構造 5 のりば 6 脚注 7 外部リンク

[編集] 所在地

• 北海道深川市5条8番11号

[編集] 概要

北海道中央バスが1965年10月に開設。1990年4月には同社深川営業所を北空知バス（空知中央バスの前身）として分社化し、施設を譲渡した。都市間バス「高速るもい号」や特急滝旭線などの都市間バスや路線バスが発着し、開設以来40年余りに渡って北空知地区の交通拠点として機能した。これまで深川駅前の再開発事業による施設の駅前移転が何度も取り沙汰されて来たが、周辺商店街の反対により見送られてきた。しかし、利用客の減少に加え施設の老朽化が深刻になったことから2007年7月31日をもって閉鎖された。

[編集] 閉鎖後

• ターミナル施設前に「5条8番」、国道233号と道道深川停車場線・道道深川雨竜線の交点に「深川十字街」をそれぞれ新設。
• 同ターミナルを起終点としたバス路線は、全便が新設の「深川市立病院前」に振り替えられた。駐車場前に停留所2基と待合スペースを設置した。
• ターミナルに併設されていた深川営業所と系列旅行会社のシィービーツアーズ深川営業所は、深川市広里の音江車庫に移転。
• 高速るもい号は「深川市立病院前」と「深川十字街」にそれぞれ停車。従来の深川ターミナルに準じた運用となる。
• 片道乗車券は廃止され、その他の乗車券は以下の取り扱いとなる。
  • 深川市立病院内売店・松井商店（委託店）：高速バス往復券や各種回数券の発券、定期券の取次ぎ
  • 深川営業所：高速バス往復券や各種回数券、定期券の発売と払い戻し

[編集] 構造

いずれも閉鎖時の構造。

• 島式の2レーン、計5番のりばを設置した。バスはターミナル後方より回り込んでのりばに進入した。
• 降車場はターミナル脇と対向車線に2ヶ所設置し、終着便の降車を取り扱った。
• 1階には総合案内窓口と待合室、片道乗車券自動券売機、売店、トイレが設置されていた。
• 2階はテナントとして食堂が入居^[1]。3階はかつてバスガイドの独身寮として使用された時期もあったが、廃止時は倉庫に転用されていた。

[編集] のりば

いずれも閉鎖時の発着路線。高速るもい号は北海道中央バス、他は空知中央バスが運行。

番線	発着路線	行　　　　　先	備　　　考
1	高速るもい号	札幌駅前ターミナル
	高速るもい号	留萌ターミナル
	滝深線（音江経由）	滝川ターミナル
	沼田線	沼田駅前
2	深旭線（納内経由）	旭川ターミナル
3	（未使用）
4	滝深線（雨竜経由）	滝川ターミナル
	和線	北竜温泉
5	深川市内	曙団地　西北星
	多度志線	多度志
	更深線（納内・内園経由）	更進

[編集] 脚注

1. ^ この食堂は閉鎖後もしばらくの間営業を続けていたが、後に営業を終了し退去した。

[編集] 外部リンク

• 北海道中央バス
• 空知中央バス