浅井基文
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浅井 基文(あさい もとふみ、1941年7月3日-)は元外交官、政治学者。
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[編集] 来歴・人物
1941年愛知県生まれ。東京大学法学部中退。1963年外務省入省。同期には野村一成ら。条約局国際協定課長、アジア局中国課長、駐英公使などを歴任。1988年東京大学教養学部教授に就任。1990年日本大学法学部教授。1992年明治学院大学国際学部教授を務める。
2005年4月、広島市立大学広島平和研究所所長に就任。
外務省出身ながら、日米同盟を基本とした日本外交に批判的であり、護憲・平和主義の立場からの論陣を張っている。
[編集] 著書
[編集] 単著
- 『日本の外交――反省と転換』(岩波書店[岩波新書], 1989年)
- 『外交官――ネゴシエーターの条件』(講談社[講談社現代新書], 1991年)
- 『新しい世界秩序と国連――日本は何をなすべきか』(岩波書店, 1991年)
- 『どこへ行く日本――湾岸戦争の教訓と外交の進路』(かもがわ出版, 1991年)
- 『「国際貢献」と日本――私たちに何ができるか』(岩波書店[岩波ジュニア新書], 1992年)
- 『国家と国境――国際化社会における秩序と民族自決問題』(ほるぷ出版, 1992年)
- 『私の平和外交論』(新日本出版社, 1992年)
- 『新保守主義――小沢新党は日本をどこへ導くのか』(柏書房, 1993年)
- 『「国連中心主義」と日本国憲法』(岩波書店[岩波ブックレット], 1993年)
- 『国際的常識と国内的常識――「脱冷戦」後の国際社会と日本の役割』(柏書房, 1994年)
- 『非核の日本・無核の世界』(労働旬報社, 1996年)
- 『平和大国か軍事大国か』(近代文芸社, 1997年)
- 『新ガイドラインQ&A――ここが問題』(青木書店, 1997年)
- 『中国をどう見るか――21世紀の日中関係と米中関係を考える』(高文研, 2000年)
- 『集団的自衛権と日本国憲法』(集英社[集英社新書], 2002年)
- 『戦争する国しない国――戦後保守政治と平和憲法の危機』(青木書店, 2004年)
[編集] 編著
- 『茶の間で語りあう新ガイドライン』(かもがわ出版, 1998年)
[編集] 共編著
- (藤井治夫)『最新安保情報――日米安保再定義と沖縄』(社会批評社, 1996年)