梁埈赫
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梁埈赫 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 양준혁 |
漢字: | 梁埈赫 |
平仮名: (日本語読み仮名) |
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片仮名: (現地語読み仮名) |
ヤン・ジュンヒョク |
ラテン文字転写: | Yang Jun-hyeok |
本人表記: | Yang, Joon Hyuk |
梁埈赫(ヤン・ジュンヒョク) 三星ライオンズ No.10 |
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基本情報 | |
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国籍 | 大韓民国 |
出身地 | 大邱広域市 |
生年月日 | 1969年5月26日(39歳) |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
守備位置 | 一塁手、外野手、指名打者 |
プロ入り | 1992年 1次ドラフトで三星ライオンズに指名 |
初出場 | 1993年4月10日 |
年俸 | 7億ウォン(成績による出来高の増減あり) |
経歴 | |
■Template ■ウィキプロジェクト 野球選手 |
梁埈赫(ヤン・ジュンヒョク、1969年5月26日 - )は大韓民国の大邱市出身の三星ライオンズに所属するプロ野球選手。主なポジションは入団初期はファースト、その後はライト、レフトとポジションを移し、40歳近くなった最近は指名打者での出番が多い。左投げ左打ち。嶺南大學校卒。
目次 |
[編集] 来歴・人物
嶺南大学の4年生だった1991年シーズンオフ、地域優先ドラフトで出身高校の所在地を保護地域で持つ三星ライオンズの指名を受けられず、ウェーバー方式で行われる2次ドラフトに流され、前年最下位だったサンバンウル・レイダースの指名を受けた。このとき三星は投手陣が手薄だったため、地域優先ドラフトで左腕投手である金泰漢(キム・テハン)を指名した。 サンバンウルから巨額の契約金のオファーを受けたにも、故郷である大邱でプレイすることを望んで、サンバンウルへの入団を拒否。兵役を遂行するため入隊。韓国国軍体育部隊である尚武(サンム)に配属された。1年後、再びドラフトに出て地域優先ドラフトで三星ライオンズの指名を受け、1993年三星ライオンズに入団。この一連の入団の過程で、金泰漢と梁埈赫、どちらも逃したくなかった三星との密約説が囁かれた。
1年目からレギュラー選手として出場し、首位打者と新人王を獲得するなど、主力の一人として活躍。1999年、選手会の問題で球団と対立し林昌勇(現・東京ヤクルト)との交換でヘテ・タイガースにトレードされた。翌2000年にはヘテの財政難でLGツインズにトレードされ、2001年オフ、フリーエージェントで古巣三星に復帰。
大柄な体格で、がに股に構えスイング後のフォロースルーの際に両手をあげるような独特の打法は「万歳打法」と呼ばれ、野球ファンたちに大変な人気がある。「ウィプンダンダン(威風堂々)」で始まる応援テーマは、所属先の三星ライオンズの応援で最も盛り上がるものの一つ。 個性的な打法だけでなく、バットコントロールも巧みで通算本塁打数の割に三振が少なく、選球眼もよいため出塁率が高い。卓越した打撃技術を生かし、これまで韓国では4度の首位打者に輝いている。2007年6月には韓国史上初の個人通算2000本安打を達成するなど、数々の個人通算記録保持者ともなっている。
[編集] 年度別成績
[編集] 韓国プロ野球
年度 | チーム | 試合 | 打数 | 得点 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 四球 | 三振 | 打率 | 長打率 |
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1993年 | 三星ライオンズ | 106 | 381 | 82 | 130 | 23 | 90 | 4 | 61 | 40 | .341 | .598 |
1994年 | 123 | 427 | 62 | 128 | 19 | 87 | 15 | 63 | 42 | .300 | .487 | |
1995年 | 125 | 438 | 81 | 137 | 20 | 84 | 8 | 77 | 50 | .313 | .532 | |
1996年 | 126 | 436 | 89 | 151 | 28 | 87 | 23 | 82 | 76 | .346 | .524 | |
1997年 | 126 | 442 | 94 | 145 | 30 | 98 | 25 | 103 | 75 | .328 | .624 | |
1998年 | 126 | 456 | 80 | 156 | 27 | 89 | 15 | 87 | 69 | .342 | .627 | |
1999年 | ヘテ・タイガース | 131 | 496 | 96 | 160 | 32 | 105 | 21 | 82 | 68 | .323 | .567 |
2000年 | LGツインズ | 117 | 432 | 79 | 135 | 15 | 92 | 15 | 73 | 65 | .313 | .495 |
2001年 | 124 | 439 | 79 | 156 | 14 | 92 | 12 | 80 | 55 | .355 | .510 | |
2002年 | 三星ライオンズ | 126 | 391 | 60 | 108 | 14 | 92 | 2 | 80 | 55 | .276 | .453 |
2003年 | 133 | 490 | 90 | 161 | 33 | 92 | 2 | 49 | 49 | .329 | .614 | |
2004年 | 133 | 479 | 95 | 151 | 28 | 103 | 5 | 89 | 53 | .315 | .553 | |
2005年 | 124 | 394 | 61 | 103 | 13 | 50 | 10 | 62 | 44 | .261 | .404 | |
2006年 | 126 | 413 | 63 | 125 | 13 | 81 | 12 | 103 | 43 | .303 | .404 | |
2007年 | 123 | 442 | 78 | 149 | 22 | 72 | 20 | 97 | 44 | .337 | .563 | |
通算成績 | 1875 | 6556 | 1189 | 2095 | 331 | 1272 | 189 | 1147 | 829 | .320 | .542 |
[編集] 韓国での獲得タイトル・記録
- 首位打者:4回(1993年、1996年、1998年、2001年)
- 最多安打:2回(1996年、1998年)
- 最優秀新人:1993年
- ゴールデングラブ賞:8回(1996-1998年、2001年、2003-2004年、2006-2007年)