松浦勝人
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松浦 勝人(まつうら まさと、1964年10月1日 - )は、神奈川県横浜市出身の音楽プロデューサー、エイベックス・グループ・ホールディングス代表取締役、芸能プロモーター。
一時期、松浦 真在人(読みは同じ)に改名。通称:Max Matsuura(マックス・マツウラ)。
- 横浜市立金沢高等学校、日本大学経済学部産業経営学科卒業。
[編集] 来歴
- 1985年、日本大学在学中(3年)に貸レコード店でアルバイトを始めた。
- 1986年、横浜市上大岡駅前にフランチャイズの貸レコード店を開業した。
- 1988年、依田巽ら9人とエイベックス・ディー・ディー(現・エイベックス・グループ・ホールディングス)を設立。CDの輸入卸売業を始めた。1990年、レコードレーベル・avex traxを設立。1991年に専務取締役となった。
- 1998年4月3日から、オールナイトニッポンRプロデューサーズナイトで、3年半月一回パーソナリティを務めた。
- 1998年12月、エイベックスのアーティストオーディションを行う為、テレビ東京のオーディション番組ASAYANに出演した。
- 2001年2月、昔から縁のあった姓名判断士の助言により松浦真在人に改名(後に2002年10月4日より、本名に戻す)。
- 2001年9月、アメリカのニューヨークで起きた同時多発テロ事件で小室哲哉と共に特別ユニットを作る。
- 2003年11月、雑誌ViVi専属モデルの畑田亜希と結婚した。
- 2004年9月28日、エイベックス・グループの持株会社エイベックス・グループ・ホールディングスの代表取締役社長に就任した。
[編集] 人物
- TEAM dream(dreamを中心メンバーとしたエイベックス所属の女性アイドルによって構成される芸能人女子フットサルチーム。)の初代監督を務めた。その後、監督を退いたものの、青山のエイベックスビルの屋上にチーム強化のためフットサルコートを設置したことからみてもスフィアリーグが好きなようである。
- 2004年のエイベックス内紛の際には「売り上げ中心の経営方針に異を唱え、新会社設立のため辞表を提出した」というのが松浦側のコメントだったが、依田側は「特定の作曲家に肩入れし、利益を上げる経営を追求しなかった」という微妙に食い違う内容だった。
- エイベックス以外では、1995年当時東芝EMI所属だった、安室奈美恵withスーパーモンキーズ『TRY ME~私を信じて~ 』のプロデュースを皮切りに、ソニー・ミュージックエンタテインメントから発売された松田聖子&郷ひろみ『True Love Story/さよならのKISSを忘れない』(2000年)と、華原朋美『Believe In Future ~真夜中のシンデレラ~』『One Fine Day』『Blue Sky』をプロデュースしたことがある。
- 浜崎あゆみをプロデュースしたことで有名であり、浜崎とは深い絆で結ばれている関係だという。
- D'ERLANGERやJanne Da ArcやAcid Black Cherryのスペシャリーコーディネイトを務めたり、KannivalismやDやthe pillowsやAngeloをサポートしたりバンドの方にも精力的に力を入れている
- 特にD'ERLANGERのKYOや現Angeloで元PIERROTのキリトとは交友が深く、キリトがエイベックス内の個人レーベルを立ち上げる際に様々なアドバイスをした逸話がある(清春もレクチャーしたと言われている)