東北大学医療技術短期大学部
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東北大学医療技術短期大学部(とうほくだいがくいりょうぎじゅつたんきだいがくぶ。英称:College of Medical Sciences, Tohoku University)とは、かつて宮城県仙台市青葉区にあった国立短期大学。高度の専門性を有し、高い人格と豊かな人間性を備えた医療技術者の育成を目的として設立された。
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[編集] 沿革
- 1973年9月29日 東北大学医療技術短期大学部開学。
- 医学部附属看護学校→看護科
- 医学部附属診療放射線技師学校→診療放射線技術科
- 医学部附属臨床検査技師学校→衛生技術科
- 1976年 学科名を変更。
- 看護科→看護学科
- 診療放射線技術科→診療放射線技術学科
- 衛生技術科→衛生技術学科
- 2003年度をもって学生受け入れを終了。翌年度より東北大学医学部に改組。
[編集] 歴代学長
[編集] 学科
- 看護学科:
- 診療放射線技術学科:
- 衛生技術学科:
[編集] 専攻科
- 助産学特別専攻:
[編集] 取得資格・免許状
[編集] 専攻科での取得資格・免許状
[編集] 学生生活
- 合宿研修旅行:看護学科は4月に、診療放射線学科と衛生技術学科は5月に、専攻科は9月に行なわれていた。
- 医短祭(短期大学祭):7月
- クラブ活動:短期大学部学友会が中心となって行なわれていた。軟式野球・卓球・テニス・バドミントン・バレーボール・バスケットボールなどの運動系サークル、茶道・邦楽・軽音楽・囲碁、将棋・写真・映画・セツルメント・インターネットなどの文化系サークルがあった。
[編集] 就職実績
- 看護学科:東北大学医学部附属病院・東北公済病院・東北厚生年金病院など総合病院への看護職に就く人が多かった。
- 診療放射線技術学科::東北大学医学部附属病院・福島県立医科大学附属病院・岩手医科大学附属病院・仙台市立病院・仙台赤十字病院・東北労災病院・山形大学医学部附属病院・虎ノ門病院など大手病院での専門職に就く人が多かった。
- 衛生技術学科:東北大学医学部附属病院・山形大学医学部附属病院などの大手の病院での専門職に就く人が多かった。また、東芝メディカルをはじめ一般企業における研究職に就く人もいた。
[編集] 編入学・進学実績
- 看護学科: 山形大学・山梨医科大学・宮城大学・群馬大学医療技術短期大学部専攻科・東北大学医療技術短期大学部専攻科ほか
- 診療放射線技術学科:
- 衛生技術学科: 東京医科歯科大学ほか
[編集] 専攻科修了生の編入学・進学実績
- 助産学特別専攻:山形大学医学部ほか
[編集] 廃止時の所在地
- 〒980-8575 宮城県仙台市青葉区星陵町2-1
[編集] 参考文献
- 『全国学校総覧』
- 『全国短期大学高等専門学校一覧』(文部省高等教育局技術教育課監修)
- 『'91 栄冠めざして VOL.3』(河合出版)
- 『全国短期大学案内』(梧桐書院)
- 『短大蛍雪』(2000年5月臨時増刊。旺文社)
- 『東北大学医療技術短期大学部平成12年度大学案内』