木村昌人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
木村 昌人（きむら まさと、1952年- ）は、日本の国際政治学者。専門は、日本政治外交史、特に民間経済外交。現在は文教学院大学経営学部経済学科教授。
神奈川県生まれ。1975年慶應義塾大学経済学部卒、株式会社三井銀行勤務を経て、慶應義塾大学大学院経済学研究科修士課程、同法学研究科博士課程修了。1989年博士（法学）。
東洋英和女学院大学教授時代に執筆した『高橋是清と昭和恐慌』の複数箇所における剽窃が問題となり、同校を退職した。
目次 |
[編集] 著書
[編集] 単著
- 『日米民間経済外交 1905-1911』（慶應通信, 1989年）
- 『渋沢栄一 ――民間経済外交の創始者』（中央公論社[中公新書], 1991年）
- 『財界ネットワークと日米外交』（山川出版社, 1997年）
- 『高橋是清と昭和恐慌』（文藝春秋[文春新書], 1999年）
[編集] 共著
- （小川智弘）『ビズネス・イングリッシュ入門――海外取引の英語と実務 改訂版』（創成社,1986年／増補改訂版, 1991年／新訂版, 1999年）
- （水本和実・山口昇・安部文司・デーヴィッド・ウェルチ）『日本の安全保障とは何か』（PHP研究所, 1996年）
- （田所昌幸）『外国人特派員――こうして日本イメージは形成される』（日本放送出版協会[NHKブックス], 1998年）
[編集] 編著
- 『日本史小百科 外交』（東京堂出版, 1999年）
[編集] 共編著
- （高杉忠明）『パール・ハーバー50年――日本・アメリカ・世界』（東洋経済新報社, 1991年）
- （島田晴雄・井尻千男・岡本行夫）『責任ある平和主義を考える――国際社会と共存するために』（PHP研究所, 1991年）
- （増田弘）『日本外交史ハンドブック』（有信堂高文社, 1995年）
