明日があるさ
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『明日があるさ』(あしたがあるさ)は、1963年に発表され坂本九が歌ってヒットした歌謡曲である。
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[編集] 概要
作詞は青島幸男、作曲は中村八大。自分に自信が持てず、意中の女性に恋心を打ち明けられないにもかかわらず、前向きに日々を過ごす男子学生をコミカルに表現している。当時80万枚以上のセールスを樹立した。
その後多くの歌手にカヴァーされた。1992-93年頃には、日本テレビの深夜のミニローカルドラマ「シャンプータイム」の本編エンディングでアカペラバージョンが流れたこともあった。このドラマは中京テレビ等他地域でも番販されていた。
2000年8月に、日本コカ・コーラが販売する缶コーヒー「GEORGIA」のCMソングとしてこの歌が起用され、空前のリバイバル・ヒットとなった。同年12月に、坂本九の原曲がシングルCDとして再発(このときのカップリングは『幸せなら手をたたこう』)。
当時の不況下にあった日本を明るく元気にしていこうという風潮や吉本興業所属の人気お笑い芸人のキャスティングとが大きく作用し、たちまち話題のCMになる。のちに、CMと同一のキャスティングおよびテーマ設定により、同名のテレビドラマも制作・放映された。
同CMは翌2001年には各種CMに関連する賞を受けたほか、「明日があるさ」という言葉が新語・流行語大賞のトップテンに入賞し社会現象に。CMでカヴァーバージョンを歌ったウルフルズと、CMに出演していた吉本興業所属の芸人によるユニットのRe:Japanとの共演により、紅白歌合戦へ出演を果たした。CDはウルフルズとRe:Japanのものを合わせて約100万枚を売り上げた。
2002年には、選抜高等学校野球大会入場行進曲に採用された。なお坂本九が歌う選抜高校野球行進曲は、1962年「上を向いて歩こう」、1965年「幸せなら手をたたこう」、1966年「ともだち」、また1967年・1970年の「世界の国からこんにちは」(三波春夫、吉永小百合などの競作曲)も含めると、合計6回目の選出となる。
2005年にはパチンコ機「CR明日があるさ よしもとワールド」として登場。ドラマのキャストがそのままデフォルメされて登場している(確率変動での大当りでRe:Japanの「明日があるさ」が流れる)。
[編集] 収録曲
[編集] 1963年版
- 明日があるさ
- 夢を育てよう
[編集] 2000年版
- 明日があるさ
- 幸せなら手をたたこう
[編集] 「明日があるさ」をカヴァーしたアーティスト
- ジョニー・シンバル(英語)
- チャカと昆虫採集(1991年。カバーアルバム「うたの引力実験室」に収録)
- 中西圭三(1997年。坂本九トリビュートアルバムに収録)
- ウルフルズ(2000年。発売は2001年。日本コカ・コーラ社『ジョージア』のCMソング。CMプランナーの福里真一による作詞で、『明日があるさ (ジョージアで行きましょう編)』というタイトルである。CDシングルのカップリングにはオリジナルの歌詞で歌ったものが収録されている。)
- Re:Japan 『明日があるさ』(2001年。テレビドラマ「明日があるさ」主題歌。明日があるさ (Re:Japan)を参照。)
- 虹の合唱団(柏木由紀子・大島花子・舞坂ゆき子)(2001年。秋元康の作詞)
- せんだみつお(2001年。「明日がないさ」という曲名でインディーズ発売)
- ひまわりキッズ(2003年。アルバム「旅立ちの日に2」に収録)
CMでは森高千里も歌っていたが、CD等で発売はされていない。
またジャンボ鶴田が1984年に『明日があるさ』というシングルを販売しているが、これは作詞:山田孝雄、作曲:幸耕平の本項の楽曲とは別の曲である。
[編集] その他
選抜高等学校野球大会入場行進曲 |
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