日本海るもい号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

日本海るもい号（にほんかいるもいごう）は、北海道中央バスが運行する特急バス路線。

目次 1 運行区間 2 概要 3 沿革 4 停留所 5 運賃 6 運行本数 7 所要時間 8 乗車券 9 車両 10 その他 11 外部リンク

[編集] 運行区間

• 札幌市 - 石狩市 - 増毛郡増毛町 - 留萌市

[編集] 概要

1992年10月23日に特急札浜線の振り替えとして定期運行開始。札幌ターミナルと留萌ターミナルを国道5号・国道231号を経由して結ぶ。2007年4月1日より季節運行となった。

[編集] 沿革

• 1992年4月1日 - 特急札浜線（札幌ターミナル～雄冬）を延長する形で札幌ターミナル～留萌駅前十字街の定期運行開始。
• 1992年10月1日 - 増毛ターミナル新設。
• 1996年4月1日 - 留萌ターミナルの移転に伴い留萌駅前十字街廃止。
• 1997年4月1日 - 雄冬～増毛ターミナル～留萌市内の乗降制限撤廃。
• 2003年12月1日 - 「北42条西2丁目」を「北41条東1丁目」に改称。
• 2004年12月1日 - 「鉄道病院前」「安瀬（やそすけ）」増設。
  • 札厚線（札幌ターミナル～濃昼）の廃止に伴う代替措置。
• 2005年12月1日 - 「望来坂上」増設。「厚田役場」を「厚田支所」に改称。
• 2006年4月1日 - 札幌市～石狩市の経路を国道231号から道道花畔札幌線に変更。「石狩庁舎前」「花畔中央」増設。
• 2007年4月1日 - 夏ダイヤ期間の土日祝・夏休み期間限定運行に変更。留萌ターミナルでパーク＆ライド開始。

[編集] 停留所

2008年4月1日現在。

凡例　○：乗車のみ取り扱い　●：降車のみ取り扱い　◎：乗車・降車とも取り扱い　↓↑：通過又は経由せず

所在地	停留所名	日本海るもい号		備　　　　　考
		札幌 ↓ 留萌	札幌 ↑ 留萌
札幌市	札幌ターミナル	○	●	のりば7
	鉄道病院前（北3条東1丁目）	↓	◎
	鉄道病院前（北5条西1丁目）	◎	↑
	北41条東1丁目	◎	◎
石狩市	石狩庁舎前（庁舎東側）	◎	◎
	花畔中央	◎	◎
	八幡町入口	◎	◎
	トーメン団地入口	◎	◎
	望来坂上	◎	◎
	望　来	◎	◎
	戸田墓苑入口	◎	◎
	厚田支所前	◎	◎
	安　瀬	◎	◎
	濃　昼	◎	◎
	送毛入口	◎	◎
	毘砂別	◎	◎
	柏　木	◎	◎
	川　下	◎	◎
	浜　益	◎	◎
	群　別	◎	◎
	幌学校入口	◎	◎
	床　丹	◎	◎
	千代志別	◎	◎
増毛町	雄　冬	◎	◎
	増毛ターミナル	◎	◎	札幌行：のりば2　留萌行：のりば3
留萌市	幸　町	●	○
	本町十字街	●	○
	錦　町	●	○
	開運町	●	○
	留萌ターミナル	●	○	パーク＆ライド駐車場完備

[編集] 運賃

区　　　　間	片道運賃	往復券	回数券	備　　　　考
札幌 - 石狩庁舎前・花畔中央	390円	-	-
札幌 - 厚田支所	1,290円	-	-
札幌 - 柏木・浜益	1,890円	-	-
札幌 - 雄冬	2,040円	-	-
札幌 - 増毛	2,050円	-	-
札幌 - 留萌	2,100円	3,950円	7,400円（4枚綴り）	高速るもい号と共用可

[編集] 運行本数

• 1往復。
  • 4月1日～11月30日の土曜、日曜、祝日のみ運行。
  • 但し、夏休み期間（2008年度は7月19日～8月17日）は毎日運行。

[編集] 所要時間

• 札幌ターミナル - 留萌ターミナル間 3時間00分。

[編集] 乗車券

• 高速るもい号の往復乗車券と回数券が共通で利用できる。
• 日本海るもい号に限り全区間で中央バスカードが、札幌ターミナル～北41条東1丁目間では共通ウィズユーカードが使用できる。

[編集] 車両

定期運行の際はトイレ付きの都市間バスで運行していたが、2007年4月の季節運行便より中扉車で運行している。

[編集] その他

• 浜益と増毛ターミナルでトイレ休憩を設ける。
• 札幌～留萌間は沿岸バス特急はぼろ号と競合するが、相互に停留所開放を実施している。
  • 日本海るもい号の増毛ターミナル乗り入れと特急はぼろ号（増毛経由）の留萌市内停留所増設。
  • 日本海るもい号の雄冬～留萌市内の乗降取り扱いと特急はぼろ号（増毛経由）の厚田支所・柏木を停車。
• 沿岸バスの並行区間とは一部運賃が異なる。

[編集] 外部リンク

• 北海道中央バス