快刀!夢一座七変化

快刀!夢一座七変化（かいとうゆめいちざしちへんげ）は1996年10月～1997年3月まで放送された時代劇。

[編集] 放送データ

花村夢十郎を座頭とする「花村一座」は、表向きは諸国を回って芝居を興行する旅一座だが、その先々で遭遇する弱者の為に暗躍もする「世直し仕事人」。芝居のからくりを駆使して、悪人どもを退治する。

主人公。一座の看板役者で、夢十郎の弟。舞台も世直しも、大概は彼が主役を張る。一座の人気演目「世直し天狗白頭巾」の白頭巾役は十八番。

「花村一座」の役者。舞台では敵役が多く、世直しでもあまり良い役は回ってこない。

「花村一座」の役者。声帯模写が得意で、からくりにも一役買っている。

「花村一座」の女優。町娘のようなしおらしい役が得意だが、夢十郎の筋書きにより壺振りに扮した時は「こういうのは、揚羽姐さんの役でしょ！」と憤慨していた。身軽。

「花村一座」の子役。舞台には上がるがまだ子供なので、世直しでの「からくり」には参加するが、「止め」の場面には参加しない。

一座の会計担当。世直しもたまに手伝ったりする。会計なので金銭面にはとても煩く、一座の者に煙たがられる事もしばしば。

一座の裏方（雑用）係。遁兵衛とコンビのような扱いで、世直しを裏から手伝う事もある。

一座の花形女優。気風が良く、姉御肌。元は掏摸。

「花村一座」の座頭。芝居と世直しの筋書き担当。情に厚く、一座の者達から多大な信頼を得ている。薬剤にも詳しく、調合も得意。

第10話「ボロ儲け兄弟の秘密を暴け！」の回にて、実の兄弟である河原崎長一郎と河原崎次郎が兄弟役としてゲスト出演した。
劇中、三田村等が水戸光圀一行に扮するシーンがあった。その際、偶然同じ撮影所にて『水戸黄門』の収録が行われており、当時助さん役だったあおい輝彦と格さん役だった伊吹吾朗に印籠の持ち方等を指南してもらうというエピソードがある。
夢十郎役の宇津井と揚羽役の池上は、番組がスタートする少し前の1996年7月に『車椅子の弁護士・水島威』シリーズにて共演をしている。

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