巴がゆく!

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巴がゆく!
ジャンル	アクション漫画、少女漫画
CDアルバム: 巴がゆく! Original Album
制作	ユーメックス
発売元	東芝EMI
発売日	1990年7月4日
販売価格	税別2920円
枚数	1枚
サントラCD: 巴がゆく!
発売元	ビクター
発売日	1991年9月21日
販売価格	税別2913円
枚数	1枚
OVA: 巴がゆく! 1.桜の抄
監督	石山タカ明
キャラクターデザイン	奥田万つ里
製作	ムービック/メディアリング
発売日	1991年10月21日
OVA: 巴がゆく! 2.炎の抄
監督	石山タカ明
キャラクターデザイン	奥田万つ里
製作	ムービック/メディアリング
発売日	1992年1月21日
OVA: 巴がゆく! オリジナル・リミックス・バージョン
監督	石山タカ明
キャラクターデザイン	奥田万つ里
製作	ムービック/メディアリング
発売日	1992年10月
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プロジェクト

『巴がゆく!』（ともえがゆく）は、田村由美による漫画、およびそれを原作としたOVA。『別冊少女コミック』（小学館）において、1987年12月号から1990年まで連載された。

「首都高の巴御前」と呼ばれるローラースケート少女・王島巴（おうじま・ともえ）が、財界の後継者争いの渦中に身を置いて立ち向かうアクション・ストーリー。その中で、かつては教官であったが敵対する立場になった氷室上総（ひむろ・かずさ）と、上総が命を狙う相手である東条伊織（とうじょう・いおり）の間で揺れる、巴の恋心が描かれている。

1991年に「巴がゆく! 1.桜の抄」、1992年に「巴がゆく! 2.炎の抄」のタイトルでOVA化された。

[編集] 登場人物

王島巴（おうじま・ともえ）: 「首都高速（シュトコー）の巴御前」と呼ばれる、運動神経の優れた女子高校生。かつてスケバンとして幅をきかせていたが、首都高をローラースケート中に友人である明美を自動車事故で亡くす。それ以降、走ることはやめてぼんやりと暮らしていたところを、スタントマン養成所「緑の船（グリーン・シップ）」の教官・上総にスカウトされる。3箇月ほどはそこで生活していたが、とある事件が起きて、巴は再びローラースケートを持ち出し「巴御前」に戻ることになる。
東条伊織（とうじょう・いおり）: 巨大コンツェルンである「東条グループ」の総帥が、当時メイドであった三島香織との間にもうけた息子で、陽光寺という寺に預けられている。薄幸だった母を見て育ってきたせいで、表面上は温和な表情を装うが、実際は意志の強い策士である。
氷室上総（ひむろ・かずさ）: 巴の走りに惹かれて彼女をスカウトし、入所以降も大事にしていたスタントマン養成所の教官。しかし「緑の船」の本来の目的である秘密があばかれてからは、巴と敵対することになる。マルボロを愛飲している。