富士急行御殿場営業所

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富士急行御殿場営業所（-ごてんばえいぎょうしょ）は、静岡県の御殿場市を中心に路線を運行する富士急行のバス営業所である。営業所記号は「G」を用いる。

目次 1 概説 2 沿革 3 営業所所在地 4 路線 5 車両 6 付記 7 関連項目

[編集] 概説

御殿場駅を拠点として、富士登山バスや富士五湖への観光路線を運行している。1990年代から2000年代前半にかけて、富士急行では一般路線バスの地域分社化を行っていたが、当営業所のみ富士急行直轄の一般路線バス営業所として残されている（他の直轄営業所は高速バス・貸切バス専門の河口湖営業所のみ）。

[編集] 沿革

• 2008年3月24日 同営業所内の路線バスでPASMO導入。

[編集] 営業所所在地

• 静岡県御殿場市茱萸沢27

[編集] 路線

• 三島駅～裾野駅入口～御殿場駅～須走～山中湖～富士吉田駅～富士急ハイランド～河口湖駅（急行）

  東海道新幹線を利用して富士五湖へ向かう利用者の便を図った路線で、一部停留所を通過することから急行便となっている。夏休み期間中には増発もされる他、通常は御殿場駅で乗り換えとなる便が直通便として設定される。

• 御殿場プレミアムアウトレット(一部便のみ)～御殿場駅～須走～山中湖～忍野八海（一部便は通過）～富士吉田駅～富士急ハイランド～河口湖駅

  三島駅～河口湖駅の系統の補完として運行される系統で、こちらは各停留所に停車する。年間を通じて観光客の利用が多い。

• 御殿場駅～須走～富士学校

  御殿場駅～河口湖駅の系統の補完的な役割を受け持つ。地元利用者・自衛隊関係者の利用が中心。

• 御殿場インター～御殿場駅～板妻～須山～十里木～ぐりんぱ

  途中の国道469号上では陸上自衛隊東富士演習場の敷地に挟まれた場所を通過する。

• 御殿場駅～青年の家

  終点の青年の家の近隣には、陸上自衛隊滝ヶ原駐屯地・アメリカ海兵隊キャンプ富士がある。特に後者のある関係で、米軍関係者の利用もあるため、富士急バスでは最も早く行き先表示がローマ字併記となった路線でもある。米軍関係者の便を図ったものなので、ローマ字表記は「CAMP FUJI」となっている。

• 御殿場駅～岩波～裾野駅入口～三島駅～三島本町
• 御殿場駅～明神峠

  ハイキングバスとして休日のみ片道1本運行。

• 御殿場駅～上古沢～上野
• 御殿場駅～善竜寺
• 御殿場駅～正倉北
• 御殿場駅～印野本村
• 御殿場駅～神場～板妻～御殿場駅（循環）
• 御殿場駅～駒門～板妻～御殿場駅（循環）
• 御殿場駅～忍沢上～東山キャンプ場入口～二の岡～御殿場駅（循環）
• 御殿場駅～冨士霊園

  土休日のみ運行。

• 御殿場駅～小山高校
• 御殿場駅～一色～駿河小山駅
• 駿河小山駅～足柄駅～小山高校
• 駿河小山駅～湯船住宅
• 駿河小山駅～清水橋

  当路線は神奈川県山北町立清水小学校への通学バスの役目を果たしており、平日朝に片道1本のみ。以前は松田営業所の担当であった。

• 駿河小山駅～富士霊園

  土休日のみ運行。

• 駿河小山駅～足柄峠

  ハイキングバスとして休日のみ片道1本運行。

• 駿河小山駅～富士スピードウェイ

  富士スピードウェイでのイベント開催時に運行される。

• 三島駅～御殿場プレミアムアウトレット（直行）
• 御殿場駅～宮上～須走口新五合目（富士登山バス）

  ハイキングバス・富士登山バスとして富士登山シーズンのみ運行。

• 御殿場駅～御殿場口新五合目（富士登山バス）

  ハイキングバス・富士登山バスとして富士登山シーズンのみ運行。

[編集] 車両

富士急行全体としては日野車が中心であり、ここもその例に漏れず、いすゞ車、三菱車・日産ディーゼル車が少数台数所属する以外は日野車メインである。

また、CNGバス「エバーグリーンシャトル」が2台配置されているが、当営業所エリア内にはCNG充填設備がないため、河口湖駅の折り返し時間の中で富士急ハイランド内のエコステーションでのCNG充填時間を確保できる運用に限定されている。ただし、路線限定運用ではなく、間合い運用で御殿場駅から駿河小山駅・富士学校・青年の家・三島駅への路線にも運用される。 冨士霊園、遊園地ぐりんぱのバスも配置されている。

[編集] 付記

• 1995年以前の営業所記号は「F」を用いていた。
• 営業所構内には、高速バス東京～河口湖線の利用者用駐車場がある。

[編集] 関連項目

• 富士急行