大里洋吉
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大里 洋吉(おおさと ようきち、1946年(昭和21年)8月22日 - )は、日本の芸能事務所・アミューズの創業者、元会長。芸能プロモーター。
[編集] 略歴
青森県青森市出身。青森県立青森高等学校、立教大学文学部英米文学科卒業。
1969年(昭和44年)、渡辺プロダクション入社。ザ・ピーナッツ、ザ・ワイルドワンズ、梓みちよ、あいざき進也、キャンディーズらのマネージャーを務めた。
ナベプロ時代は鼻柱が強く、『8時だよ!全員集合』でキャンディーズのショーを強行させた際には当時番組プロデューサーさえ怒鳴りつける程の権力者であったいかりや長介と対峙した程であったという。またマネージャー会議で渡辺晋の方針に抗議し退席した事もあったという。アミューズ創業時は社長でもあるのにも関わらず長髪に髭を生やした風貌であった事から当時大学生であったサザンオールスターズのメンバーは初対面時「いかにも業界の人という感じの人だ」と思ったという。
1977年(昭和52年)、独立しアミューズを設立。代表取締役社長就任。 フォークソング全盛期の当時サザンオールスターズを始め新興のロックバンドを次々と抜擢し話題を呼び後のJポップ時代全盛の礎を築いた。またスーパーエキセントリックシアターや自社制作映画も多数製作するなど演劇面でも大胆な若手俳優、女優起用を断行し話題を呼んだ。
後に社長を山本久に譲り代表取締役会長を歴任し、2008年1月より代表権の無い相談役となる。還暦を迎えた2006年に自己の保有する株式の一部を所属タレントや、従業員に贈与し話題になった。事務所の経営者としては黎明期の功労者の元清純派アイドル女優富田靖子のヌードシーンを容認するなどドライな一面も見せている。
独立後、最初に手がけたのはスペクトラムの前身である「ホーン・スペクトラム」と原田真二である[1]。
2008年4月に行なわれた「全国キャンディーズ連盟 2008大同窓会」では演出・構成を担当。