千代川駅
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千代川駅 | |
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駅舎(2007年08月撮影) |
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ちよかわ - Chiyokawa | |
◄並河 (1.8km)
(3.0km) 八木►
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所属事業者 | 西日本旅客鉄道 |
所属路線 | ■山陰本線(嵯峨野線) |
キロ程 | 25.2km(京都起点) |
所在地 | 京都府亀岡市千代川町今津 |
電報略号 | フチチヨ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 相対式 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
2,164人/日(降車客含まず) -2006年- |
開業年月日 | 1935年(昭和10年)7月20日 |
備考 | 業務委託駅 |
千代川駅(ちよかわえき)は、京都府亀岡市千代川町今津にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線(嵯峨野線)の駅である。駅名電略は「フチチヨ」。
ICOCA・Jスルーカード利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。但しJスルーカードについては、簡易改札機による対応のため複数枚の処理不可。
目次 |
[編集] 駅構造
相対式2面2線のホームを持つ行違い可能な地上駅で、開業時からの木造駅舎が現在も残っている。互いのホームは跨線橋で連絡している。
駅本屋側(2番のりば)が一線スルーのため、そこを特急が通過する。停まるのは、普通列車と快速列車である。朝ラッシュ時には快速が20~30分に一本、普通は10~15分に一本あるが、データイムは普通と快速がそれぞれ1時間に1本というそれほど過密でないダイヤが組まれる。特急はそれらを待避させながら通過する。
1番のりば側にも無人の勝手口が存在する。駅本屋、勝手口とも、自動改札機は簡易式のものとなっている。なお駅業務は(株)ジェイアール西日本交通サービスへ委託されており、早朝・夜間は無人となる。
1(副本線) 2(本線) |
■嵯峨野線 | (上り) | 亀岡・二条・京都方面 |
(下り) | 園部・綾部・福知山方面 |
- 通過列車及び行違いを行わない停車列車は上下線とも2番線を通る。
- 反対方向からの通過列車と行違いを行う停車列車は、上下線とも1番線に停車する。
- 停車列車同士の行違いの場合は、京都方面行(上り)が1番線、園部方面行(下り)が2番線に入る。
[編集] 利用状況
2006年度の1日あたりの乗車人員は約2,164人である。(京都府統計書より)
京都市中心部へのベッドタウンになりつつあるせいか、利用客はやや多い。
[編集] 駅周辺
前述した通り、千代川駅には有人改札口(西側、2番のりば側)と無人改札口(東側、1番のりば側)の2つが存在する。有人改札口の方は、現在、駅前道路拡張事業が行われており、比較的発展しており、主に住宅地だが、しばらく西に向かって歩くと、国道9号線があり、商業施設が建ち並んでいる。
無人改札口(東)は主に住宅地で、全国的にも珍しい市営の自動車教習所がある(平成19年3月閉校)。近年亀岡市住宅公社がメディアス亀岡3番館を建てた。その奥は桂川(別名:保津川、大堰川)が流れている。川の東側の馬路町域は農業地となっており、馬路大納言小豆(丹波大納言小豆の、最高級品である。)が特産品として生産されている。近年、激辛香辛料のハバネロの育苗販売で知られるようになった篠ファームもこの馬路地区にある。
駅の周りには有名な史跡はないが、桂川を渡り自転車で東へ15分ほどいくと、丹波国分寺、出雲神社が、国道9号線を渡り西へ5分ほどの位置に、亀山城城門が移設された亀岡市立千代川小学校がある。
- 京都府立南丹高等学校
- 亀岡市立自動車学校
- 亀岡市立千代川小学校
- マツモト千代川店
[編集] バス路線
[編集] 歴史
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
嵯峨野線(山陰本線) |
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