佐久盆地
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佐久盆地(さくぼんち)は、長野県東信地方の佐久市を中心とした盆地。佐久平とも呼ばれ、長野県歌「信濃の国」で「松本・伊那・佐久・善光寺四つの平は肥沃の地」と歌われた「平」の一つである。千曲川の上流域に位置する。なお、「佐久平」は、JR東日本長野新幹線の駅名(佐久平駅)としても使われている。
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[編集] 特徴など
北を浅間山連峰、東と南を関東山地、西を八ヶ岳連峰で囲まれている。盆地の形は半楕円形だとみなされるが、南牧村まで入れて細長い形とみなす考え方もある。
北部(小諸市、佐久市北部、御代田町、軽井沢町)は浅間山の噴火により形成され、西部(立科町、佐久市西部)と南部(八ヶ岳の東麓)は蓼科山を含む八ヶ岳連峰の噴火により形成された台地状の平地である。フォッサマグナの東端(関東山地の西端)に沿って千曲川が貫流しており、佐久穂町から佐久市にかけての平地は沖積扇状地であると考えられている(歴史・風土に根ざした郷土の川懇談会 -日本文学に見る河川- 第九回議事録を参照)。
長野新幹線としなの鉄道、国道18号が横断、小海線、国道141号が縦断しており、国道141号線に平行して中部横断自動車道が建設中である。
[編集] 市町村
立科町・佐久市・小諸市・御代田町・軽井沢町(佐久穂町・小海町・南牧村・北相木村・南相木村・川上村)
※( )内は南牧村の千曲川の渓谷部、野辺山高原までを盆地に入れると考えた時に更に含む町村。