三重県立看護短期大学
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三重県立看護短期大学(みえけんりつかんごたんきだいがく 英称:Mie Nursing College)とは、かつて三重県津市にあった公立の女子短期大学。
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[編集] 沿革
- 1977年 三重県立看護短期大学開学。
- 1986年 専攻科を設置[4]
- 地域看護学専攻:
- 助産学専攻:
- 1996年度をもって本科の募集を終了。翌年度より三重県立看護大学へ移行。[5]
- 2000年 廃止される。
[編集] 歴代学長
- 山本俊介
- 松井清夫
- 村田睦男
- 前原澄子
[編集] 学科
- 第一看護学科:「看護学概論」、成人・老人・小児・母性などの各「臨床看護」が開講されていた。三重大学医学部附属病院・松阪市民病院・済生会松阪総合病院・四日市市、鈴鹿市、津市、旧久居市、松阪市、伊勢市などの各保健所や県内の保育園など多彩な実習先が用意されていた。入学定員は50 名となっていた。
- 第二看護学科:准看護師資格を有する人を対称にした学科で、カリキュラム内容は第一看護学科と基本的には同じだったが、修業年限はそれよりも短い昼間部2年制となっていた。臨床実習先は第一看護学科と共通するものがあり、国立津病院・県立高茶屋病院・保健所・保育園などでの臨地実習が行なわれていた。入学定員は20 名。
[編集] 専攻科
- 地域看護学専攻:看護系の短期大学卒業者を対象に保健婦を養成する課程。1993年度より大学評価・学位授与機構に認定される。
- 助産学専攻:看護系の短期大学卒業者を対象に助産婦を養成する課程。1993年度より大学評価・学位授与機構に認定される。
[編集] 修業年限
- 昼間部3年制の学科
- 第一看護学科
- 昼間部2年制の学科
- 第二看護学科
- 専攻科は昼間部1年制となっていた。
[編集] 一般教育科目
[編集] 外国語科目
[編集] 取得資格について
- 受験資格
- 看護婦
- 第一看護学科
- 第二看護学科
- 専攻科
[編集] 学生生活
- かつて行なわれていたイベント
[編集] 就職実績
- 第一看護学科・第二看護学科ともに概ね全員が看護職として様々な職についている。
[編集] 編入学・進学実績
- 第一看護学科・第二看護学科ともに看護系の大学や養護教諭養成機関や三重県立看護短期大学専攻科などに進学していた。
[編集] かつての所在地
- 三重県津市鳥居町100[6]
[編集] 参考文献
- 当短期大学記事を執筆するにあたり、以下の文献を参照(確認含む)にした。
- 『全国学校総覧』
- 『全国公立短期大学協会三十年誌』(全国公立短期大学協会。1980年)
- 『全国短期大学高等専門学校一覧』(文部省高等教育局技術教育課監修)
- 『短大蛍雪』(全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ。旺文社)
- 『全国短期大学受験要覧』(廣潤社)
- 『全国短期大学案内』(教学社)
- 『全国短期大学受験案内』(晶文社))
- 『全国短期大学案内』(梧桐書院)
- 『三重県立看護短期大学閉学記念誌』(三重県立看護短期大学閉学記念誌発刊作業部編)