一万円紙幣
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一万円紙幣（いちまんえんしへい）は日本銀行券の一つ。10000円札ともいい、額面10000円は日本銀行券のうち最高額の紙幣である。現在発行されている一万円紙幣は、2004年（平成16年）から発行されている福沢諭吉の肖像のE号券である。
これまでにC号券とD号券が発行されており、現在までに発行された一万円紙幣は3種類。
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[編集] C号券
初の10000円札として発行され、高度経済成長を担うこととなった。透かしの多くは肖像と同じものが使用されているが、聖徳太子の肖像に対して透かしが法隆寺の夢殿であることが特徴。
[編集] D号券
D号券からは肖像に文化人が採用されていて、10000円札には福沢諭吉が選ばれた。現在でも経済や国会関連のニュースのときの紙幣の束やひらひらと落下する万札（特に税金の無駄使いを暗示する）の「イメージ映像」に見ることができる。E号券に変更になった直後にD一万円券の偽札が相次いで発見されたことがあった。
[編集] E号券
2004年のデザインの変更の際に唯一肖像が変わらなかった。偽造防止技術には光学的変化インクを除き2000円札に使われたものが多く採用されたが、新たに表から見て右側に紙を薄くした「すき」を入れた「すき入れバーパターン」と、見る角度によって像（金属箔に刻まれた絵柄）が変わる「ホログラム」が採用された。一万円券にはすき入れは3本、ホログラムの像は桜と日銀のロゴと「10000」の文字を見ることができる。また公式に発表されていないが表面と裏面に「ニ」「ホ」「ン」の文字がシークレットマークとして入っているほか、ユーリオンも採用されている。さらにホログラムの上下にも「日」「本」の文字が刻まれている。
[編集] 関連項目
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