レベルファイブ
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場
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本社所在地 | 〒815-0012 福岡県福岡市中央区白金1丁目20番3号紙与薬院ビル |
設立 | 1998年(平成10年)10月 |
業種 | 家庭用ゲームソフトの企画制作 |
代表者 | 代表取締役社長 日野晃博 |
資本金 | 9800万円 |
従業員数 | 150名 |
外部リンク | [1] |
レベルファイブ(LEVEL5)は福岡に拠点を置くコンシューマーゲームソフト開発会社である。
目次 |
[編集] 概要
1998年10月、元々はリバーヒルソフト社員であった、日野晃博を中心に設立。
代表作は『ダーククラウド』、『ダーククロニクル』。また『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』を開発した。本数は少ないがロールプレイングゲームの制作において高い評価を受ける。『ダーククラウド』は「村を作るRPG」とも言われ、米国では日本版を大幅に改良したリメイク作がミリオンセラーを獲得した。『ドラゴンクエストVIII』は同シリーズにおいて「初めて延期なしで発売できた快挙」と堀井雄二に称賛された。同社は2007年発売予定のドラゴンクエストIX 星空の守り人の開発にも携わる事になっているが、2007年8月27日、ドラゴンクエストIX 星空の守り人の発売は、2008年への延期が発表された。
日本で販売不振が続いたXboxのキラーソフトとして期待されていた『トゥルーファンタジー ライブオンライン』(MMORPG)も開発していたが、2004年6月3日開発中止が発表された。
2005年12月に発売された『ローグギャラクシー』の開発にも携わった。この作品は100万本を超えなければSCE営業社員クビ覚悟と数億の宣伝費が当てられたが、売り上げは目標の半分にも達しなかった(なおSCEの営業社員はクビにはならなかった)。海外版では大幅なリメイクが行われている。この作品に関しては日野も入魂していたようで雑誌やCMの露出が非常に多かった。
デベロッパーとして主にソニー・コンピュータエンタテインメントからソフトを発売していたが、2006年10月11日に行なわれたニンテンドーDS向けソフト『レイトン教授と不思議な町』の制作発表会において、本作ではレベルファイブが制作のみならずパブリッシャーとして自社ブランドによる販売も手がけることを発表した。同時に企業ロゴマークも変更された。
2008年に福岡市の東平尾公園にある「博多の森球技場」の命名権を取得し、2008年3月1日より3年間の契約で同球場は「レベルファイブスタジアム」となった。
[編集] 作品リスト
- 発売元:ソニー・コンピュータエンタテインメント
- ダーククラウド (PS2、2000年)
- ダーククロニクル (PS2、2002年)
- ローグギャラクシー (PS2、2005年)
- JEANNE D'ARC(PSP、2006年)
- ローグギャラクシー ディレクターズカット (PS2、2007年)
- 白騎士物語(プレイステーション3、2008年発売未定)
- 発売元:スクウェア・エニックス
- ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君 (PS2、2004年)
- ドラゴンクエストIX 星空の守り人 (DS、2008年発売予定)
- 発売元:マイクロソフト
- トゥルーファンタジー ライブオンライン (Xbox 開発中止)
- 自社ブランドでの発売
- レイトン教授と不思議な町(DS、2007年2月15日発売)
- レイトン教授と悪魔の箱(DS、2007年11月29日発売)
- イナズマイレブン(DS、2008年8月22日予定)
- レイトン教授と最後の時間旅行(DS、2008年秋予定)
[編集] 連載
- 掲載:ファミ通PS2
- ひのっちのレベルファイブチャンネル
- 日野が他メーカーのゲームを批評するというコーナー
[編集] 関連項目
- GFF
- 東平尾公園博多の森球技場 - 命名権を取得し、「レベルファイブスタジアム」の通称を使用。