ヤダモン

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『ヤダモン』は、1992年8月24日から1993年7月16日にかけてNHK総合テレビ･NHK教育テレビで帯番組として放送されたテレビアニメ作品およびこれを原作とした漫画作品ならびに小説作品である。テレビアニメは全170話。

目次 1 概要 2 あらすじ 3 主な登場人物 4 スタッフ 5 放送リスト 6 関連作品 6.1 小説 6.2 漫画 6.3 音楽 6.3.1 シングルCD 6.3.2 サウンドトラック 6.4 その他出版物 6.5 VHS 6.6 DVD 6.7 その他のグッズ 6.8 その他のグッズ(非売品) 7 放送形態 8 その後

[編集] 概要

人間界に修行にやってきた魔女ヤダモンが引き起こす騒動とそれに巻き込まれる周りの人々の悲喜劇を軸に、魔女キラのくわだてる陰謀、そしてそれを阻止しようとする者たちの物語である。

• 物語は、毎日10分ずつの1週間5話をひとまとまりとし、幾人かの視点から並行に展開する。
• 主な視聴者層として幼児を想定した時間枠ながら、後半からはキラの陰謀を中心とするシリアス、複雑なストーリーとなってゆく。
• それまでの「魔法少女物語」とは、下記の点で異なる。
  • 主人公ヤダモンは、主にトラブルメーカーとして機能する。
  • 従来の魔法少女ものでは主人公の魔法能力や正体は俗世の人間には秘密にされる傾向が強いが、本作では逆に、本人が「自分は魔女だ」と公言しているが周囲のほとんど誰にも信じてもらえない。
  • 呪文は、ヤダモンが魔法を使うときに口走る「ティラクル・ラミカル・レルラミルー」があるが、この物語の魔女達は特に唱えなくても魔法が使える。つまり、他のいわゆる魔法少女物語のような決まった呪文というものはない。
• この物語の魔女達の特徴として、魔法を使うときはヘアスタイルが羽を広げた蝶のような形に変化する。力の強い魔女は簡単な魔法では変化しない。

などを特徴とする。

また、最終話の衝撃的な結末は、その解釈についてファンの間で議論を呼んだ。

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注意：以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。

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[編集] あらすじ

魔女の森の女王に追放され人間界に修行にやってきたヤダモンは、時の妖精タイモンとともにルブラン家に居つくことになる。 ヤダモンは、その生活のなかで学び、遊び、時にはわがままやいたずらで警告の×（バツ）マークをつけられたりしながら、ジャン、マリア、エディ、ハンナといったクリーチャーアイランドの人々とさまざまな体験をしていく。

しかし平和な日々のなかにも、謎の卵を中心とする魔女キラの陰謀が進行しており、人間界や魔女の森、妖精の森の人々はそれぞれにその渦の中に巻き込まれてしまう。 最終話では、復活を果たしたキラとヤダモンの決着が描かれる。

[編集] 主な登場人物

ヤダモン（声：かないみか）

主人公の魔女。人間推定年齢5才。落ちこぼれ魔女な上、いたずらが過ぎた（満月の夜に妖精の森を箒で飛び回り破壊した）ため、母である魔女の森の女王によって魔女の森を追放され、人間界のルブラン家にやってくる。寝起きは最悪で作中でもタイモンやルブラン一家、ブッチ兄弟まで投げ飛ばされた事があるが、ウィリアムだけは投げ飛ばされた事がない。

使える魔法は、はじめは「満月の夜と、タイモンが時を止めたときにだけ箒（人間界では掃除機）に乗って空を飛ぶことができる」だけだったが、のちに特訓して一人で飛べるようになったり、魔法石（ブローチ）の力を借りて少しずつ他の魔法も使えるように成長していく。

緑色の髪の毛。魔法を使うとアゲハチョウ系の形になる。

マリアの作ったドーナツとアイスクリームが大好物。

魔女の森最後の子供で、彼女のあとには新しい魔女は誕生していない。

タイモン（水原リン）

ヤダモンを追いかけて人間界にやってきた妖精。人間推定年齢11才。魔女の森の隣にある妖精の森の王子であり、時を一定の間だけ止めたり操ったりすることができる。

人間界に来るにあたって、父親である妖精王によりぬいぐるみのような愛くるしい姿に変えられたが、真の姿は美少年。

温かいシャワーとイチゴが大好物。冷水シャワーをかけられたり、心理的ショックを受けるとムンクの『叫び』状態になる。

妖精の森最後の子供。

ジャン・ルブラン（岩坪理江）

ヤダモンの滞在先であるルブラン家の一人っ子。7才。ヤダモンの親友であり兄のような立場にある少年。

はじめのうちは、ヤダモンが魔女であることをまったく信じていなかった。

シューティングゲームが大の得意。夢は宇宙物理博士になること。

絵を描くのも上手く、ヤダモンの魔法によってジャンの描いた絵が動き出す話もある。また、最終回ではジャンの描いたヤダモン像が非常に印象的な小道具として使われる。

彼の名付け親はNHK製作プロデューサーの久保田弘（#スタッフ参照）。彼は「アニメ三銃士」「アニメひみつの花園」でもプロデューサーを務めており、各作品ごとに「ジャン」という名のキャラクターを登場させている。

ハンナ・フローゼ（南杏子）

ジャンのガールフレンドで同級生。7才。ミュージカル女優をめざしている。

父親・ヨハンは研究所で働いている。母親とは死別。

ジャンから、永遠の友情の証しとして月の雫・テクタイトをもらい受けた。

マリア・ルブラン（鈴木麻巳）

ジャンの母親。黒人の血を引いていて肌が黒い。クリーチャーアイランド研究所所長で、生物学者。33才。通称、ジャンママ（ヤダモン命名）。

仕事も家事も抜群にこなすスーパーウーマン。料理の腕は天下一品。

普段はとてもやさしいが、キレるととても怖い。彼女が放つ怒気は、離れたサバンナにいる動物ですら震え上がる程。実は良家の子女。

旧姓・ビノシュ。

エドワード・ルブラン（二又一成）

ジャンの父親。クリーチャーアイランド研究所勤務の科学者・獣医。33才。愛称はエディで、作中ではほとんどこの呼び方をされる。通称、ジャンパパ（ヤダモン命名）。

趣味はアウトドア全般。カヌーの腕前は抜群。

研究者でもある父・ウィリアムがガラパゴスで発見した謎の卵の研究をしている。

ブッチ（安西正弘）

研究所の謎の卵を盗もうとして弟エンリコと共に侵入したが、ヤダモンの活躍で見事に失敗し、以来エディの好意で研究所で働いている。

自称「ブッチ動物ものしり博士」。じつはエディとは大学の同級生。

いつも丸いサングラスをしているのはつぶらな目を隠すため。学生時代のあだ名は「つぶらなブッチ」だった。

ヤダモンのことを「スーパー女の子」と呼ぶ。

エンリコは腹違いの弟。

フルネームはブッチ・バッティスタ・ジラルディ・キャビュレットだが、作中で呼ばれることはない。

エンリコ（塩沢兼人）

天才プログラマー。兄ブッチと共に研究所で働いている。

ずんぐりむっくりの兄とは正反対の、細身で長身。兄のことを「お兄たま」と呼び慕っている。

ヤダモンのことを「スーパーお嬢様」と呼んでいる（ブッチの呼び方を丁寧にしたものらしい）。

帽子の中には七つ道具が隠されており、全てを見たものはいない。中には初恋の人の新聞記事の切り抜きも入っている。

フルネームはエンリコ・バッティスタ・ジラルディ・キャビュレットだが、ブッチ同様作中で呼ばれることはない。

女王（川浪葉子）

ヤダモンの母。魔女の森の女王。魔法力の光と闇のバランスが非常に良いため強大な力を持つ。娘同様寝起きは最悪らしい。

キラと共にベリアルの元で魔法を学んでいた。

ヤダモン、ベリアルと同様、本名は不明だが、アニメのスタッフの間からは『ママモン』『ママダモン』という愛称があるらしい。(コミックス版でもヤダモンが彼女の事を『ママモン』と呼ぶ場面がある)

床までつきそうな金髪に、白・赤・青・黒が混ざる。コミック版では巨大なアゲハチョウ型に広がるが、アニメでは作画が非常に大変なので、「強大な力を持ち羽を広げなくても魔法が使える」という設定にしてあり、広げているシーンはエンディングに使われているSUEZENによるオリジナルイラストでしか見られない。

→DVD-BOX2では映像特典として、ヤダモンの変身シーンの変わりに女王が羽を広げるOPを見ることが出来る。

ヤダモンにつけられるバツマークは、彼女によるもの。

キラ（皆口裕子）

闇の力に魅せられた魔女。はるか昔、闇の力で破壊の限りを尽くした(コミックス版では『闇の召喚魔法』を使い、魔女の子供たちの命を奪うという結果をもたらした)ため女王とべリアルによって卵に封印されたが、ヤダモンをそそのかして封印を破り復活。

卵はジャンの祖父、ウィリアムによって発見された。

非常に丁寧で上品な言葉遣いが特徴。

栗色の髪の毛。魔法を使うときスズメガ系の形になる。

→DVD-BOX2では映像特典として、キラの変身シーンも見ることが出来る。

マナティ（中村紀子子）

クリーチャーアイランドの洞窟の奥深くに住むマナティ。魔法を使い、テレパシーで会話する。ヤダモンからは「マナティおばさん」と呼ばれる。

ヤダモンの成長を助け、見守る存在。女王が追放先をクリーチャーアイランドにしたのも、ここに彼女がいるからである。

魔女たちとははるか昔から親交があった。

実際のマナティの尾は平たい丸型だが、彼女の尾はイルカのように二又に分かれている。

ベリアル（岡のりこ）

女王とキラの魔法の師匠にあたる、偉大な魔女。人間界・魔女の森で共に「べリアル（聖なる魔女）」の称号で呼ばれる。あくまでも称号であり、本名は知られていない。

クリーチャーアイランドに咲く不思議な花・パミラスの伝説（実はキラと魔女達との戦いが元ネタ）にもその名が出てくる。

白い蝶に変身し、ヤダモンの魔法の修行を手助けした事もある。

白い髪の毛。魔法を使うときヤママユガ系の形になる。

シンウィ（松本保典）

妖精王に仕える泡の妖精。タイモンを溺愛しており、ヤダモンを毛嫌いしている（前述のヤダモンがしでかした悪戯が大きな理由）。小説版では幼少時女王が妖精の森に留学に来ていた頃の幼馴染の設定。

興奮すると大量のシャボン玉を出す。またこのシャボン玉は丈夫で、人間を数人入れることも出来る。

凶悪な砂の妖精バクドを追って人間界にやってきた後、妖精王からの使いとしてときどきタイモンの元にやってくるようになる。

ウィリアム・ルブラン（槐柳二）

ジャンの祖父でありエディの父。著名な研究者。

ガラパゴスで巨大なサボテンに守られていた謎の卵を発見した。

通称、ジャンパパパパ（ヤダモン命名）。

リック（山崎たくみ）

ジャンの学校の同級生。ガキ大将的ではあるが根はいい奴。当初はことあるごとにジャンをからかったりいじめたりしていたが、徐々にジャンの良き遊び友達となっていく。父親はオパシティの警察官。

ドラえもんでいう所のジャイアン的なキャラである。

ピート（コヒエミオコ）

ジャンの学校の同級生。リックの腰ぎんちゃくで、いつもリックの言うことをオウムのように繰り返す。実家は花屋。名前の由来はリックの言葉を繰り返す＝リピートから。

ドラえもんでいう所の、スネ夫的なキャラである。

[編集] スタッフ

• シリーズ構成・脚本：大井みなみ、外山草
• 音楽：馬飼野康二
• 監督：原田益次
• アニメーションプロデューサー：川人憲治郎
• キャラクターデザイン：SUEZEN
• 美術監督：佐藤道人
• 製作：吉田圭一郎、久保田弘
• 脚本：大井みなみ、外山草、荒川優子
• コンテ：原田益次、石踊宏、水谷貴哉、松浦錠平、柳沢隆、鈴木卓夫、佐々木和宏、青野昌、吉田修司、木村哲、矢吹勉、細谷秋夫、中村憲由、佐々木よし子、高田耕一、黒木健一、三條みなみ、河上研、佐藤卓哉、うえだしげる、大町繁、神原俊昭、宇井孝司、池田成、辻耕輔、村田雅彦、あびるただし、工藤進、根本清、小林常夫、福本潔、大地丙太郎、山田徹、摩砂雪、成川武千嘉
• 演出：原田益次、石踊宏、水谷貴哉、松浦錠平、柳沢隆、鈴木卓夫、佐々木和宏、青野昌、木村哲、八潮南、細谷秋夫、中村憲由、佐々木よし子、高田耕一、黒木健一、難波日登志、河上研、佐藤卓哉、うえだしげる、大町繁、神原俊昭、宇井孝司、池田成、山崎たかし、村田雅彦、毛利和昭、あびるただし、福島宏之、川島宏、大地丙太郎、渡辺健一郎、福本潔、山田徹、大畑清隆、坪川正、外山草
• 作画監督：村田雅彦、坂本英明、藤田正幸、仁志田守生、今野淑子、大島康弘、坂元大二郎、原完治、関根昌之、アベ正己、村中博美、なかじまちゅうじ、山下明彦、清水健一、山田浩之、服部圭子、竹内昭、高田耕一、金子勲、杉山東夜美、山崎たかし、あびるただし、平田かほる、東海林真一、宮本和正、一志勝利、小泉昇、畑良子、神原俊昭、西野理恵、青野厚司、数井浩子、後藤圭二、下笠美穂、坪川正、毛利和昭、野田康行、佐藤真二、生田目康裕、佐藤卓哉
• バグド城設定イメージ：工藤健太
• 動画：わぁぷ、文成動画、MAGMAPRO.、国際シネマ、マーサ、プロジェクトチームサラ、アニマトロニクス、スタジオエッグ、スタジオたくらんけ、スタジオマーチ、スタジオリバリティ、スタジオジャム、グループライナス、かぼちゃ村
• 仕上：スタジオトイズ、文成動画、スタジボギー、MAGMAPRO、国際シネマ、ジャスト、マーサ、トレススタジオM、アニマトロ二クス、スタジオエッグ、スタジオマーチ、スタジオキャッツ、ライトフット
• 背景：スタジオじゃっく 、スタジオユニ、アトリエブーカー、あにまる屋
• 色彩設定：塚原良江、堤早苗
• 撮影：珊瑚礁、スタジオコスモス
• 編集：古川雅士
• ネガ編集：松尾編集室
• 音楽担当：市岡秀治、今井典子
• 音響監督：吉野勝久
• 録音：安藤徳哉
• 音響効果：中村桂央
• スタジオ：アバコクリエティブスタジオ
• 宣伝：浅香敏明
• 制作担当：出原義朗
• アニメーション制作担当：大西つとむ、佐藤みどり、松田敦、中村浩一、矢作英平、山口広、古沢英明、神村篤、牧野泰子、松田優志、池田均、勝山洋之、松岡誠、伊藤正弘、笹嶋啓一、丸山哲右、野村俊雄、安藤弘史
• アニメーション：グループ・タック
• 共同制作：NHKエンタープライズ、総合ビジョン
• 制作・著作：NHK

[編集] 放送リスト

話数	サブタイトル	絵コンテ	演出	作画監督	脚本
1	チビッコ魔女がやってきた№1	原田益次		村田雅彦	大井みなみ
2	チビッコ魔女がやってきた№2			坂本英明
3	チビッコ魔女がやってきた№3	石踊宏		藤田正幸
4	チビッコ魔女がやってきた№4	水谷貴哉		仁志田守生
5	チビッコ魔女がやってきた№5			今野淑子
6	時の妖精タイモン№1	松浦錠平		大島康弘	外山草
7	時の妖精タイモン№2	棚沢隆		坂本大二郎
8	時の妖精タイモン№3	鈴木卓夫		原完治
9	時の妖精タイモン№4	佐々木和宏		関根昌之
10	時の妖精タイモン№5	青野昌		アベ正己
11	ハンナなんてキライ!№1	中村憲由		清水健一	大井みなみ
12	ハンナなんてキライ!№2	佐々木よし子
13	ハンナなんてキライ!№3	高田耕一		山田浩之
14	ハンナなんてキライ!№4	佐々木和宏		関根昌之
15	ハンナなんてキライ!№5	黒木健一		原完治
16	宿題とアイスクリーム№1	石踊弘		藤田昌幸
17	宿題とアイスクリーム№2	大町繁		金子勲
18	宿題とアイスクリーム№3	神原敏昭
19	宿題とアイスクリーム№4	宇井孝司		杉山東夜美
20	宿題とアイスクリーム№5	佐藤卓哉		坂本英明
21	タイモン大好き	村田雅彦
22	困った×マーク	矢吹勉	八潮南	なかじまちゅうじ
23	ハンナの夢	木村哲		高橋勇治
24	ジャンのラブレター	吉田修司	松浦錠平	村中博美
25	町へ行こう	中村憲由		清水健一
26	マナティが呼んでる?№1	松浦錠平			外山草
27	マナティが呼んでる?№2	佐藤卓哉		アベ正己
28	マナティが呼んでる?№3	佐々木和宏		関根昌之
29	マナティが呼んでる?№4	うえだしげる		アベ正己
30	マナティが呼んでる?№5	高田耕一
31	狙われた研究所№1	中村憲由		清水健一	大井みなみ 外山草
32	狙われた研究所№2	三條なみみ	難波日登志	服部圭子
33	狙われた研究所№3	細谷秋夫		竹内昭
34	狙われた研究所№4	高田耕一		今野淑子
35	狙われた研究所№5	河上研		村田雅彦
36	幻の花パミラス№1	工藤進	石踊宏	藤田正幸	外山草
37	幻の花パミラス№2	佐藤卓哉		平田かほる
38	幻の花パミラス№3	福島宏之		坂元大二郎
39	幻の花パミラス№4	鈴木卓夫		原完治
40	幻の花パミラス№5	高田耕一		山田浩之
41	逃げだしたライオン№1	池田成		大島康弘	大井みなみ
42	逃げだしたライオン№2	佐々木和宏		関根昌之
43	逃げだしたライオン№3
44	逃げだしたライオン№4	うえだしげる		アベ正己
45	逃げだしたライオン№5	辻耕輔	鈴木卓夫	原完治
46	大きくなあれ!№1	松浦錠平		村中博美	外山草
47	大きくなあれ!№2	木村哲		村岡マサヒコ
48	大きくなあれ!№3	木村卓哉		阿蒜正
49	大きくなあれ!№4	佐々木和宏		関根昌之
50	大きくなあれ!№5	大町繁		金子勲
51	白い蝶のひみつ№1	中山憲由		清水健一
52	白い蝶のひみつ№2	佐々木よし子
53	白い蝶のひみつ№3	佐々木卓哉		杉山東夜美
54	白い蝶のひみつ№4	根本清	宇井孝司	宮本和正
55	白い蝶のひみつ№5	鈴木卓夫		原完治
56	ジャンパパの魔法!?№1	矢吹勉	大地丙太郎	なかじまちゅうじ
57	ジャンパパの魔法!?№2	池田成	石踊宏	藤田正幸
58	ジャンパパの魔法!?№3	池田成		東海林真一
59	ジャンパパの魔法!?№4	うえだしげる		一志勝利
60	ジャンパパの魔法!?№5	三條なみみ	難波日登志	服部圭子
61	ブローチのいじわる!?№1	池田成		大島康弘
62	ブローチのいじわる!?№2	小林常夫	佐々木和宏	関根昌之
63	ブローチのいじわる!?№3	矢吹勉	八潮南	なかじまちゅうじ
64	ブローチのいじわる!?№4	高田耕一		小泉昇
65	ブローチのいじわる!?№5	大町繁	渡辺健一郎	金子勲
66	愛しのジャンママ№1	松浦錠平		村中博美
67	愛しのジャンママ№2	うえだしげる		浜田勝
68	愛しのジャンママ№3	矢吹勉	大地丙太郎	畑良子
69	愛しのジャンママ№4	小林常夫	佐々木和宏	関根昌之
70	愛しのジャンママ№5	佐藤卓哉		山下明彦
71	結婚記念日の贈り物	松浦錠平		村中博美	大井みなみ
72	10才の思い出	毛利和昭			大井みなみ 外山草
73	天使のほほえみ	佐々木よし子			大井みなみ
74	ヨハンが危ない!	大地丙太郎		畑良子
75	魔法のおさらい	うえだしげる		一志勝利
76	ポスト・ロボット	佐藤卓哉	山崎たかし
77	スーパージャン	高田耕一		杉山東夜美	大井みなみ 外山草
78	今夜天気になァれ!	細谷秋夫		山下明彦	大井みなみ
79	魔法はナイショ	佐藤卓哉		杉山東夜美
80	呪文を忘れた!	高田耕一		山田浩之
81	おじいちゃんのプレゼント№1	神原敏昭			外山草
82	おじいちゃんのプレゼント№2	木村哲		西野理恵
83	おじいちゃんのプレゼント№3	三條なみみ	中村憲由	清水健一
84	おじいちゃんのプレゼント№4	松浦錠平		村中博美
85	おじいちゃんのプレゼント№5	鈴木卓夫		原完治
86	ジャンのユ・ウ・ウ・ツ№1	福本潔		高橋勇治	荒川優子
87	ジャンのユ・ウ・ウ・ツ№2	根本清	川島宏	坂元大二郎
88	ジャンのユ・ウ・ウ・ツ№3	高田耕一		山田浩之
89	ジャンのユ・ウ・ウ・ツ№4	小林常夫	佐々木和宏	関根昌之
90	ジャンのユ・ウ・ウ・ツ№5	池田成		東海林真一
91	タコタコ上がれ!	うえだしげる		浜田勝	大井みなみ
92	ジャンの忘れもの	村田雅彦		数井浩子
93	マナーのお勉強	池田成		村中博美
94	逃げたオウム	佐々木よし子
95	変身の魔法	中村憲由		清水健一
96	ヤダモン!	池田成		東海林真一
97	あれ?見えちゃった!	高田耕一		後藤圭二
98	レッツ・フライ・ヤダモン	あびるただし
99	筏に乗ろう	佐々木和宏			外山草
100	鳩のＳＯＳ	矢吹勉	成川武千嘉	畑良子	大井みなみ 外山草
101	動物パンケーキ	佐藤卓哉		杉山東夜美	大井みなみ
102	ジャンの翼	高田耕一	川島宏	坂元大二郎
103	わたし、見えない?	池田成	松浦錠平	村中博美
104	魔女の子守歌№1	三條なみみ	難波日登志	服部圭子
105	魔女の子守歌№2	池田成		大島康弘
106	砂の妖精バグド№1	中村憲由		清水健一	外山草
107	砂の妖精バグド№2	佐々木和宏		関根昌之
108	砂の妖精バグド№3	矢吹勉	大地丙太郎	畑良子
109	砂の妖精バグド№4	うえだしげる		浜田勝
110	砂の妖精バグド№5	佐藤卓哉		山下明彦
111	いつでも飛びたい№1	池田成		東海林真一
112	いつでも飛びたい№2	根本清	宇井孝司	高橋勇治
113	いつでも飛びたい№3	木村哲		西野理恵
114	いつでも飛びたい№4	山田徹		青野厚司
115	いつでも飛びたい№5	大地丙太郎		畑良子
116	おだやかな目覚め	木村哲		高橋勇治
117	ドーナツがアリャリャ!	うえだしげる		一志勝利
118	ひとりで飛ぶ!	松浦錠平		村中博美
119	魔法はこうして…	根本清	黒木健一	宮本和正
120	ごめんねタイモン	高田耕一		山田浩之
121	魔女の森の女王	摩砂雪	宇井孝司	下笠美穂
122	ベリアルの不安	佐々木和宏		関根昌之
123	マジカルストーン	池田成		大島康弘
124	ふしぎな夢	矢吹勉	大地丙太郎	畑良子
125	タイモンの卵?	うえだしげる		浜田勝
126	ヤダモンと卵	木村哲		坪川正
127	遠くへ行っちゃう…	山田徹		青井厚司
128	キラの花	池田成		村中博美
129	月面の決闘	神原敏昭
130	にがい勝利	矢吹勉	成川武千嘉	畑良子
131	ガラパゴス	木村哲		西野理恵
132	かわいそうな卵	池田成		東海林真一
133	妖精の森へ帰っちゃえ!	佐藤卓哉		高橋勇治
134	巨大植物キラ	うえだしげる		一志勝利
135	キラ?キラ!キラ!?	毛利和昭
136	キラはどこ?	木村哲		坪川正
137	キラは何を?	石踊宏		野田康行
138	月のしずく	池田成		大島康弘
139	魔女の森へ	大地丙太郎		畑良子
140	キラに近づくな!	高田耕一		高橋勇治
141	闇の魔女	佐藤卓哉		山崎たかよし
142	墜落!	うえだしげる		一志勝利
143	やすらぎの一日	根本清	川島宏	佐藤真二
144	おじいちゃんの本	山田徹		青野厚司
145	ウィリアムがいっぱい!	成川武千嘉		畑良子
146	怪獣が生まれた!	池田成		東海林真一
147	嫌い!嫌い!!大っ嫌い	松浦錠平		村中博美
148	哀しみのタイモン王子	矢吹勉	大畑清隆	畑良子
149	キラのにがては?	成川武千嘉		畑良子
150	卵にもどる?	高田耕一		後藤圭二
151	元気になった?	木村哲		数井浩子
152	ぴょんぴょんカヌー	山田徹	松浦錠平	青野厚司
153	ヤダモンを撃て!	村田マサヒコ		山田浩之
154	ママにはじめてのウソ	うえだしげる		浜田勝
155	キラ≒ヤダモン	佐藤卓哉		高橋勇治
156	悪い子かな?	根本清	高田耕一	杉山東夜美
157	決戦!魔女の森	池田成		大島康弘 東海林真一
158	シンウィふたたび	大地丙太郎		畑良子
159	ふたりは友達	毛利和昭
160	闇の卵	村田マサヒコ		山崎たかし
161	妖精王	木村哲		坪川正
162	キラのドーナツ	山田徹		村中博美
163	火山の中へ!	大地丙太郎		畑良子
164	卵の中のふたりの少女	うえだしげる		一志勝利
165	はじまり…	佐藤卓哉	外山草	生田目康裕
166	カウントダウン	池田成		東海林真一
167	聖(セント)フェアリーストーン			大島康弘
168	めざめよ!ヤダモン	木村哲		数井浩子
169	タイモン…!	高田耕一		高橋勇治
170	瞳のなかの地球	佐藤卓哉
話数	サブタイトル	絵コンテ	演出	作画監督	脚本

[編集] 関連作品

[編集] 小説

• 面出明美著・SUEZENイラスト、『小説ヤダモン（上）　ちいさな魔女がやってきた!』、徳間書店、アニメージュ文庫、186頁、1992年、ISBN 4196696635
• 面出明美著・SUEZENイラスト、『小説ヤダモン（中）　砂の迷宮』、徳間書店、アニメージュ文庫、170頁、1993年、ISBN 4196696678
• 面出明美著・SUEZENイラスト、『小説ヤダモン（下）　地球の誌（うた）がきこえる』、徳間書店、アニメージュ文庫、194頁、1993年、ISBN 419900002X

[編集] 漫画

• SUEZEN、『ヤダモン 前編』、徳間書店、アニメージュコミックス、155頁、1993年、ISBN 4197730713
• SUEZEN、『ヤダモン 後編』、徳間書店、アニメージュコミックス、179頁、1994年、ISBN 419770013X

月刊誌であるアニメージュコミックスに連載された。そのためエピソードはかなり短縮化され、オリジナル作品の要素が強い。

• 『フィルム・コミック ヤダモン 1』、徳間書店、アニメージュコミックススペシャル、113頁、1992年、ISBN 4197721242
• 『フィルム・コミック ヤダモン 2』、徳間書店、アニメージュコミックススペシャル、113頁、1993年、ISBN 4197730101
• 『フィルム・コミック ヤダモン 3』、徳間書店、アニメージュコミックススペシャル、113頁、1993年、ISBN 419773042X
• 『フィルム・コミック ヤダモン 4』、徳間書店、アニメージュコミックススペシャル、113頁、1993年、ISBN 4197730519
• 『フィルム・コミック ヤダモン 5』、徳間書店、アニメージュコミックススペシャル、113頁、1993年、ISBN 4197730802

[編集] 音楽

[編集] シングルCD

• LINDBERG、『Magical Dreamer』（オープニングソング）

  カップリング曲：『この空にちかって』（エンディングソング）

  このCDに収録されている『Magical Dreamer』は、シングルバージョン。LINDBERGのアルバムCD「LINDBERG V」には、これとは異なるバージョンの『Magical Dreamer』が収録されている。

[編集] サウンドトラック

• 『ヤダモンサウンド・コレクションVol.1「ちびっ子魔女がやってきた」』、徳間ジャパンコミュニケーションズ、1992年
• 『ヤダモンサウンド・コレクションVol.2「ファンタジー」』、徳間ジャパンコミュニケーションズ、1992年
• 『ヤダモンサウンド・コレクションVol.3「ティラクル・ラミカル・レルラミルー」』、徳間ジャパンコミュニケーションズ、1993年

[編集] その他出版物

• アニメージュ編集部・編、『ロマンアルバム　ヤダモン』、徳間書店、157頁、1993年、

  ストーリー解説、キャラクター紹介、声優インタビュー、制作裏話、脚本家・外山草によるオリジナルストーリー、全話スタッフデータなどを紹介。

• 『テレビランド絵本「ヤダモン」』、徳間書店

  キャラクターの紹介が主な内容。第二集の計画もあったが、未発売に。

• 『テレビランドワイドシールえほん12「ヤダモン」』、徳間書店、1993年

  背景の上に、繰り返し貼れるシールでレイアウトするという内容。

• 『お水でおえかき　たのしい水絵「ヤダモン」』、バンダイ

[編集] VHS

• 第1巻　「チビッコ魔女がやってきた」
• 第2巻　「時の妖精タイモン」
• 第3巻　「ハンナなんてキライ!」
• 第4巻　「狙われた研究所」
• 第5巻　「今夜天気になあれ!」「ハンナの夢」「困った×マーク」「ジャンのラブレター」「街へ行こう!」
• 第6巻　「マナティが呼んでる」
• 第7巻　「宿題とアイスクリーム」
• 第8巻　「逃げ出したライオン」
• 第9巻　「大きくなあれ!」
• 第10巻　「レッツ・フライ・ヤダモン」「わたし見えない?」「筏に乗ろう」「10才の思い出」「タイモン大好き」

エンディングの「この空にちかって」は歌詞の文法にクレームがつき、テレビ放映版では「my dear friend」→「Dear my friend」となっている。

VHS版や、後述のDVD版の一部の回では、変更前の歌詞を聴くことが出来る。

[編集] DVD

• ヤダモンDVD-BOX1（2006年3月24日発売　ジェネオンエンタテインメント株式会社）
• ヤダモンDVD-BOX2（2006年7月5日発売 ジェネオンエンタテインメント株式会社）

ヤダモンは放映終了後も全編の映像ソフト化が長らくなされていなかった。臨時番組（#放送形態参照）や放送事故などの影響により本放送時に全編を通して視聴することが非常に困難だったことや、番組前半部は一部のエピソードがビデオソフトとして市販されていたが、出荷本数も多くなく、早期に絶版となったため入手は困難であったし、後半部（キラ編）が全く収録されていなかったことなどから、ファンの間には以前からソフト化を望む声が絶えなかったが、放映開始から約14年を経て全編にわたるソフト化が実現した。

[編集] その他のグッズ

• ぬいぐるみ

  タイモン（L,M,S）とマナテイおばさん（L,S）がある。

  タイモンは、似ても似つかないその風貌からバッタモンという名前で漫画版にも出演している。

• ハンカチ

  ヤダモンに話しかけるタイモンの絵柄になっている。

• 幼児用パンツ
• スーパーファミコン用ソフト「ワンダランド・ドリーム」

  不思議な国のアリスをモチーフにしている。

  内容は、散らばった魔法石を求めてヤダモン達が密輸団がいるランド内やお化け屋敷を冒険するというもの。

[編集] その他のグッズ(非売品)

• シール

• 衛星放送（BS）のPRシール

  BSのPRの為に作られ、各地のNHKで配布された。裏面がBSの番組紹介になっている。

  キャラの色がオンエアされたものとは若干異なっている。

• 主題歌シングルのおまけシール

  「ヤダモンとタイモン」の絵柄となっている。

• 絵はがき

  番組宣伝用に作られ、OPとEDの8枚の絵柄が印刷されたミラーコーティングされたもの。全種セットで配布されたわけではない。

• 楽譜

  本放送中に視聴者プレゼントとして配布された。

• ポスター

  OPの掃除機に乗ったヤダモンとタイモン：サウンドトラックCDvol1の予約特典

  「コビコビヤダモン」：ニュータイプ1992年12月号の付録

  「予感」ジャンとハンナの結婚式シーン：ニュータイプ1993年10月号の付録

  タイモンを抱いたヤダモン：DVD-BOX１の予約特典

• カレンダー
  • サントラvol2の予約特典
  • 1993　ヤダモンひめくり

    1993年1月のアニメージュの付録。一週間が一枚に納められ、マンガのイラストが週替わりで楽しめる。

• 番組宣伝パンフレッド

  NHKがマスコミ用に作成したもので、シリーズ展開や、キャラ紹介などが掲載されている。

• 等身大ポップ・アップ

  徳間書店がCDの販売促進の為に作った等身大のもの。シングルCDのおまけシールと同じ絵柄である。

• マグネット

  1993年のサマーフェスタ用に作られた。

[編集] 放送形態

• 1992年8月24日～1993年3月31日 （月～金 17:50-18:00） NHK総合テレビ
• 1993年4月5日～1993年7月16日 （月～金 16:00-16:10） NHK教育テレビ

ただし、大相撲、高校野球、国会中継や臨時ニュースなどの都合による放映時間および放送局の臨時変更あり

また、1993年本放送終了後に同時間帯で開始された再放送、それより数週間遅れで開始された再々放送（月～金8:50-9:00（中途話から））、さらにその後NHK衛星第2での再々々放送もあり（何話かまとめて放送され、各話ごとの合間にアイキャッチがあった）。

[編集] その後

その後のエピソードとして、ジャンやハンナが成人後の話が脚本の外山草によりロマンアルバム（徳間書店刊）に掲載されている。これは、本編後半のシリアスさを継承したシビア、かつロマンチックな作品であり、賛否両論はあったものの、後日談に相応しい話となっている。

システムサコムがセガサターンで発売する予定だったゲームソフト『フェイクダウン』ではキラに関連するストーリーが展開される予定だったが、発売中止となった。シナリオは外山草が担当しており、ゲームのコピーライトにもグループタックの名義が記載されている。、外山草によれば「キラ三部作」のひとつであったという。三部作の残り一作は発表されていない。

NHK総合 月~金帯17:50枠（1992年8月～1993年3月）
前番組	番組名	次番組
コビーの冒険	ヤダモン	ポコニャン!