マックス・エルンスト
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マックス・エルンスト(Max Ernst, 1891年4月2日 - 1976年4月1日)は、20世紀のドイツ人画家・彫刻家。
ドイツのケルン近郊のブリュールに生まれ、のち、フランスに帰化している。エルンストは、日本では、サルバドール・ダリ、ルネ・マグリット、ジョルジョ・デ・キリコらの人気の高さに比して、やや過少評価されている感があるが、超現実主義(シュルレアリスム)の最も代表的な画家の1人である。作風は多岐にわたり、フロッタージュ(こすり出し)、コラージュ、デカルコマニーなどの技法を駆使している。
なおルイス・ブニュエルとサルバドール・ダリの2人が「アンダルシアの犬」に続いて制作した映画「黄金時代」に、エルンストは俳優として出演している。
[編集] 代表作
- セレベスの象(1921)(ロンドン、テート・ギャラリー)
- 博物誌(1926)
- 百頭女(1929)
- ニンフ・エコー(1936)(新潟市美術館)
- ポーランドの騎士(1954)(愛知県美術館)
- ブライス・キャニオン
[編集] 評論
- 絵画の彼岸(1937)